おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

へべれけ

2009年03月03日 | 日記・エッセイ・コラム
無理はいけない、無理は
 
昨日は神事があって、僕達は接待役
給仕について、徹底的にサービス!
 
「三回注いだら、1回飲んでもええからぁ!」
 
なんて、一昔前の歓迎コンパの刺激臭が
鼻を突くような台詞に苦笑いしながらも
徳利を両手に持ち、ご歓談の中を
歩きまわった 
 
6年に一度まわってくる神事で給仕
いつも思う事だが、5~6人が
次々に注ぎにくるわけ
最初のうちは 
 
「あざーすっ!」
 
って美味しく頂いてても、さすがに1時間ほど
経つと、もう、そっとしていおいて!
なんて、注ぎにくる人影に怯えたりする
んでもって、サービスに徹している給仕役は
“最低でも一人に三回注げ!”
なんてのを真正直に遂行する人もいたりして
 
真面目な人が4人ぐらいだったとしても
12回ほどは注いでもらえるわけで
 
そんな真面目な給仕役の一人として
僕も昨日は張り切って注いで回った
まぁ、大概のこういう場では
ある時間帯を境に 
 
「まぁ、まぁ、一杯!」
 
と、ご返杯ゾーンへと突入するわけ
 
「はっ! 頂きますぅ!」
 
元気がいいのは最初の方で
参加者の数だけ、返杯があるわけで・・・ 
 
「そんなちまちまやっとったら、注ぐのしんどいわぁ!」
 
悪魔の囁きか、天使のご褒美か
誰ともなく、僕の目の前に徳利を差し出した
 
「これで、行け!」
 
徳利ごと飲み干せの命令
一昔前の、新入社員歓迎会のノリに
 
「あ、ざっぁーすっ  ぅ!」
 
この時点ですでにへべれけ
半分飲んだが、後は唇からだだ漏れ
飲めないなら、無理はしない方がいい
まわりも少し引いてたし・・・ 
 
だから今日は、正直しんどい
 


コメント
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