おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

日本人らしさ

2009年03月04日 | 日記・エッセイ・コラム
世界的な不景気が関係しているわけでもないと
思うのだが、最近、つとに思うことがある
 
自動車での作法である
あえて作法と言わせていただくマナーが
どうも乱れているように思える
いや、それはマナー以前の当然の行いだと
思うのだが・・・
 
例えば、結構辺りが暗くなっても
ヘッドライトを点灯しない車
ギリギリまで粘って、やっと点けたと
思ったら、フォグランプ
最近だと、トンネルでも点灯しない車の方が
僕調べだと、半数を超えている
そして何よりも気になるのが
ウィンカーを出さない車だ
 
この一連の電気代節約系のドライバーは
周りが見えていないのか
それとも、よっぽど動体視力に優れた
シューマッハー並みのドライバーなのだろうけど
周りを走っている僕は、一般ピーポーであり
まさに凡人と言う部類のホモサピエンス
 
危ない目にも、何度かご一緒させて
頂いたこともある
 
そして、作法
 
片側一車線の道で、駐車している車があれば
止まって対向車を先に行かせる
その時、待ってもらったドライバーは
 
“どもぉ! アリガトゥース!”
 
と、それなりの意思表示をする
これが、昔からの作法であり
オヤジが運転する車の助手席に乗っている時から
大人な感じで憧れた仕草の一つだった
 
それが、いまじゃ
待たない
待ったとしても、何の意思表示もない
いや、百歩譲って、お礼なんていらない
止まってるこっちとしては、無謀な運転の
巻き添えだけは、御免と止まってるんだから
 
ただ、たまに
こっちが止まってるのを
不思議な視線で睨みつけたり
無理やりに突進してくる車がいたり・・・
 
色んなことが合理的になって
西洋的なスマートな関係を、色々と
取り入れていくのも悪くはないけど
やっぱ、ココは日本
 
電話越しにでも、頭を下げるような
 
“日本人らしさ”
 
が、残っていても良いと思うんだけど
 
 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする