小学生の頃は、テレビ番組の歌が全てだった
中学生になって、ラジオ音源の曲に目覚め、
同級生の影響もあって、洋楽を聴くようになる
FM放送のクールにさに目覚めるのも、この頃
エアーチェックと称して、カセットへダビング
自分のお好みセレクションの曲を並べ、
本の付録だったシールを使ってレーベル作り
しかしそこは思春期
テレビに映るアイドルと疑似恋愛を重ね、
アルバム特典ポスターを見ては胸を焦がす
時には男性アイドルの歌を口ずさみ、
「いい曲だな♪」と思っても、それは口には出さない
あの頃
男性アイドルが好きだ!なんてことは言えなかった
もちろん、LOVEではなくLIKE(ことわるほどの事ではないが)
男子なら女性アイドルを応援し、
男性アイドルに夢中になるのは女子ダァ!と
個人的見解を持っていた
時は過ぎ、コンテナを積み上げた
カラオケボックスがこの世に姿を現す
それまでのカラオケと言えば、
スナックでムード歌謡か演歌を歌うのが
常識だと刷り込まれていた時期もあったが、
このカラオケボックスの登場で、
同年代だけでのカラオケが楽しめるようになり、
必然と男性歌手の歌を唄うようになる
女性アイドルの歌も歌ったりはしたが、
男性歌手の歌詞の方が感情移入がしやすいし、
かっこよく唄うことに酔ったものだ
それから、車中で流す曲も
当然のように男性グループの歌がマスト
そして最近になって、思う
なぜそんなにも性別に拘って来たのか?と
いい曲なら、聞いてもいいじゃないか!
確かに、中年のおっさんが運転する車に乗ったとき
SnowManの歌が流れて来たら引くかも知れないが、
それでもいい曲ならいいじゃないか!と
残念ながら、
今のストックの中にジャニーズの歌はないのだが、
これからは遠慮なく、男性アイドルの歌も覚え、
カラオケで唄いたいと思う