おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

手抜きはあかん

2018年07月24日 | 日記
「お客様は神様です!」

慣用句として有名なこの言葉

当の三波春夫さんとしては、
僕たちが解釈しているのとは違う意味合いで
この文言を発したらしいが、
その真相はそれぞれの手に委ねるとして、
日常生活の中で、

「俺は客だ!」

と言う態度を取りがちではないだろうか?

「金を払ってるのは俺だぞ!」

的な、傲慢ちきな上から目線で物を言っている人を
目にする事は珍しくない

団体旅行なんぞでのお昼ご飯

団体専用の大きなドライブインが用意されていて
大広間にはたくさんの団体客がお腹を空かせて
座っている

「おーい!ビール」

慌ただしく、忙しく動き回る店員に
さらに注文を出す

「はい!少々お待ちください」

の、この「少々」が待てない御仁もいる

「遅い!」

と、大声で叱責!
俺様は客だぞ!的な態度が鼻に付く

ここまでは客側の話

転じて、提供する店側としては、
少しでもいい環境でお昼ご飯を楽しんでいただこうと
ある意味「神様」扱いでもてなす事を
考えているだろうと思う

かく言う私も、サービス業をしている身

少しではお客さんのお役にたつ物を作り、
喜んでいただきたいと思っている

「いいね!」なんて声を掛けられると、
悩んだり、遅くまで徹夜した日々も報われる

しかし、だ

そのサービスを提供する側でも、
すべての人が、よい物を提供しよう!と張り切っている
訳でもない

「これぐらいで、いいだろ!」

と、自分の都合を優先させて、
妥協の産物として仕事を進めて行く人もいる

合理的かも知れないが、
サービスの対価としてお金を貰っている以上、
一定の水準での仕事をして当然だと
僕は思っている

客だからなんでも許される!という事はないが、
こちらの都合優先では、違うと思う

そんな人に限って自分が客側に回ると

「俺はお客様(神様)だぞ!」

って、店員を叱りつけてるタイプが
多いような気もする
 
 
 
コメント
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