おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

To bee's way

2006年02月23日 | 日記・エッセイ・コラム
「見つかったか!」大きく響いた声は、絶望感にさえ届かない。

「彼」に出会ったのは、もう十年も前になるだろうか?
出会いには二通りある。
瞬間的に運命と感じるものと、
振り返れば「必然的」に出会ったと感じるものが。

「最初はなんとも思わなかった。むしろ“嫌い”なタイプだった」

「彼」を表すにはこれ以上の言葉はない。「彼」の印象はどこまでも
希薄で、記憶に止めて置かないと、消えてしまう存在だった。

でも振り返れば、「彼」に出会う事は、それ以前からの必然だった。

「ヒロイはどこに居るんですか?」
何日も繰り替えされた問答であるが、丁寧に答える。
「ヒロイは必ず生きているよ。」
サングラスを外さないマコトの真意がどこにあるのか、その表情を
読まれる事を嫌がっているのか、同じ言葉を繰り返す。

誰もが「彼」には同じ感情を持っていたと思う。
多くを語らない。寡黙ではないが、彼は輪の中にはいなかった。
一人でいる事を楽しむように、だらしない笑顔で。

わたし達にはヒロイを探すことが、無限につづく事のように
思えた。マコトだって分かっていたのかも知れない。

誰にだって「朝」はやってくる。同じように「闇夜」もやってくるんだ。
自分が今どこに立っているのか、それは上なのか下なのか。
それさえも分らない人は、僕達だけでは無い筈だ。

「彼」はいつも同じ所に居るように思った。それ以外で見かける事が
稀ってだけの理由で。
「彼」との時間は愉しいものだった。溢れる才能が僕達を歓喜させた。
魅了されし者は、その世界から抜け出す事を拒むほどに。

「パズルのワンピースに過ぎない存在。」
それ一つでは完成型でもないし、何の意味も持たない。
アップでは見えない物も、空間を通せば理解出来る存在。

ヒロイを見つける事が、私たちの必然なのかも知れない。
彼は何処にいるのか?

それが理由にならない事を「彼」だけが知っている。




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雑記

2006年02月20日 | 日記・エッセイ・コラム
何気なくテレビを見ていると、ドイツW杯の日本代表、
川口と楢崎のどちらが正ゴールキーパーになるかって比較してた。
で、最後に代表23人に選ばれるのは!って感じでゴールキーパーの
顔が抜けてるジグソーパズルが映った。

「そういえば、俺、パズル作ってたなぁ~」

もう7~8年前かな。毎年いくつかのパズルを作ってた。
何ピースだったか忘れたけど、結構大きな物も作ってたね。
一つを手にもって、
「ここかな?」
ってそっと近付けて、「ピタッ!」ってハマった時のあの快感。

ピタッとハマると言えば、誰もが一度は考えた事はないだろうか?
日本地図を見ていると、ふと思う事だ。

「淡路島って琵琶湖にピッタリハマるんじゃないの?」

って事。今は分かれている各大陸も、地球創世記には一つだったとか、
インドが大陸とぶつかって隆起したのがヒマラヤ山脈だってことを
考えると、琵琶湖になった土地に何らかの力が加わって淡路島が

「ポコッ」

で出てきたんじゃないの?って想像してみたりする。

ポコッて言えば、腹が以前よりも出てきた感じ。見るからに中年おやじだ。
今迄の人生の中で、「痩せてたね」って言えるのは、中学生の時ぐらいか。
いや、就職した時も風呂の鏡で「痩せたね」って自分を褒めた事は
あったかな。あの時は痩せたと言うよりは窶れたって感じだったけど。
人前ではお腹引っ込めたりしたりするんだけど、自然体でいる時は
腹が出てしまう。
例えばソフトボールでの打席。試合でバッターボックスに立ったとき

「凄いなぁ~」

ってキャッチャーに言われたから、「スイングのことかしら?」
なんて照れていると、「お・な・か・ぐわぁ!」って力強くダメだしされた。

凄いなぁ~って言えば、フィンランド戦、小笠原のロングシュート。
「やったー」って感じで見ていてスカッとしますね。久保もよかった!
今年初勝利です。
サッカー中継はよく見るけど、一つだけ府に落ちない事がある。
解説者の
「サッカーは点を取らないと勝てないスポーツですから!」とか
「サッカーは何が起こるかわかりませんよぉ~」ってやつ。

ゴルフのように「得点」しない球技やマラソンとかありますけど、
ほとんどは点を取らないと勝てないと思うんだけど?サッカーが
そんなに特別なスポーツでもないような気がするんですけどねぇ~

で、サッカーと言えば今年はワールドカップですよぉ!
日本代表選手もサバイバルで、各ポジション争いが熾烈ですよね。
そう言えば、楢崎と川口。

どっちが正ゴールキーパーに選ばれるんでしょうね?

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未来の姿

2006年02月18日 | 日記・エッセイ・コラム
何歳まで科学の進歩についていけるだろうか?

有機ELって御存知だろうか?僕も良くは知らない。
テレビでなんかやってたから、「へぇ~凄いね!」って関心した程度。
でもやっぱ「科学の進化って凄いねぇ~」ってつくづく思う。

この有機EL、照明というかディスプレイと言うのか。
簡単に言えば、「発光する」薄い板だ。
光の三原色が点灯可能って事で、テレビ等のディスプレイにも応用が
可能だ。テレビではチラシ広告に活用して「光る広告」も出来ると
紹介してた。
液晶とどれくらいの違いがあるのか分らないが、これが実用化されれば
今のテレビよりももっと薄い壁掛けテレビが、いや、壁がテレビに
なるかも知れない。
こうなってくると「SF」の世界にだんだんと近づいていくようで
面白い。
壁全面に有機ELディスプレイを貼付けておけば、ホームシアターも壁が
巨大スクリーンとなる。また、窓が一切ない部屋を作っても、例えば
地下室でも、窓と景色を映し出せば、雰囲気的にはリラックス出来るかも
知れないし、家に居ながら世界の風景を楽しむ事だって出来る。

車のフロント硝子に活用するってのはどうだろうか?
全面、有機ELにして景色を投影する。雨が降っていたとしても
ワイパーも入らない。雨が降っている情報は必要だが、
フロント硝子に水滴が付く事迄再現しなければいいんだから。
雑誌の「袋とじ」なんかにも応用出来るかも知れない。

話はちょっとそれるが、Def Techが3Dホログラムでライブをした
らしい。科学の進化と同時に時代も進んでいっている。
これがもっと進んでいけば、レンタルCDみたいに、レンタルホログラム
なんてものも出来るかも知れない。自宅にいながらライブを楽しめる。
いやいやAVなんて凄いヒット作が出来るかも知れないねぇ~、楽しみ。

科学の進歩は楽しみだ。今ではまだ想像も出来ないような事も
現実として体感出来る時代がやってくるだろう。
でも心配はその「進化」にどこ迄ついていけるのか?
今なら取説を読まなくても、ある程度はなんでも扱える。
たまに時間があると携帯の取説を読んでみる。
「おっ!こんな事が出来たのかぁ!」って機種変したあとに
気付いた時もあった。

進歩の過程で、初期のモノはやっぱり「高価」なモノになりがちだが
「安価」になったとしても、誰もが簡単に操作出来るモノじゃないと。
専門知識も要らない。操作はカンタン!それがいいね!

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2月14日

2006年02月16日 | 日記・エッセイ・コラム
今年も何事も起こらなかったなぁ~

チョコを貰うって事は別にしても、イベントとして活用出来なかった事は
チョコっと残念だす。
毎年必ずやって来る「バレンタインデー」
そして、毎年必ずニュースでは「出費が大変!」とか「やめたい!」って
女性の悲鳴が聞こえてくる。やめればいいのに。

アンケートでも、無くなればいいと思っている割合が、
女性も男性も高いらしい。
そりゃ、会社の上司や同僚に配っていけば、かなりの出費になるし、
貰った男だって、「ホワイトデー」ってヤツが厄介だと思ってしまうしね。
お互いに「ナシにしよう」って思ってるんだから、やめればいいのに。

しかし「義理チョコ」って誰の命名なんだろう。
「義理」ですよ、「義理」
いかにも「貴方に特別な感情はないのよ!」って心の中で叫ばれてる感
ありありです。「義理チョコ」があるなら「人情チョコ」があってよさそうな
もんだけど、それは無いんですな。

既婚者の中には「妻からのプレッシャー」ってヤツで、貰えなかった事を
隠すために自分で買って帰るっていう意味の無い努力をする人もいるそうです。
辛いですね、この日にモテナイ男は…

小学校の時は、「女の子から男の子へのプレゼント」って感じだったけど、
中学生ぐらいになると、「告白」って想いが強くなっていくんですよ。
思い出すなぁ~
中学三年の時に、放課後ウロウロしていると、
一つ年下の女の子が顔を真っ赤にしながら僕の方に走って来たんですよ。
もう、僕の心臓バクバクです。普段から廊下ですれ違う時に
「可愛いなぁ」なんて思ってた女子でしたから、
もうこっちの顔も真っ赤かですよ。

期待通り僕の前で立ち止まる彼女。手にはチョッコレート!
僕の掌は汗でびっしょり。
そして彼女が恥ずかしそうに口を開きます。

「あの~Hさんは、どこに居られますか?」
「えっ? あぁHね、まだ教室に居たよ!」
「ありがとうございます。」

今度は走る事なく、息を整えるようにゆっくりと歩き出す彼女。
もう覚えてないけど、多分あの時、ボク少し涙ぐんでたと思います。グスンです。
それ以来、あんまりいい思い出のない「バレンタインデー」です。

一番最近「チョコ」貰ったのいつだったかな?
う~ん、うっ?待てよ。去年は確かチョコ食ったどぉ!
そうだチョコ食ってたよね、俺!
誰から貰ったのかな?去年ねぇ、去年。

あっ、思い出したぁ。女性からチョコを貰った男っ前から貰ったんだ。
「チョコ食べますか!」美味しく頂きました。グスンですな。。。。



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イメージ

2006年02月13日 | 日記・エッセイ・コラム
黒人って、やっぱ「リズム感」抜群なのかな?

車内でMDシャカシャカ流して運転していると、ふとそんな事を思った。
「イメージ」って言うか、なんとなく思い描く印象って言うの。
でも大まかな「イメージ」で一括してるもんだから、事実とは異なる。

例えば、黒人って言っても、リズム感の無いヤツも入れば、全く運動神経のない
黒人だっているはずだ。
他にも、ムスッとしている印象があるロシア人の中にも、コメディアンというか
面白い人は必ずいるだろう。皆がみんなエリツィンやプーチン的じゃないはずだ。

他にもあるぞ。

アメリカ人は誰とでもフレンドリーって感じだけど、絶対に暗いヤツだって
いるし人付き合いの苦手なヤツもいるだろう。

お洒落で陽気に女性を口説く。そんなイタリア人の中にも、女性の前に出ると
上がってしまって何も喋れなくなるヤツだっているだろう。

サッカーが大嫌いなイギリス人だっているだろうし、サンバが踊れないブラジル人
だっているはずだ。
服装のセンスにしたって、「どこがいいの?」って言う程、まったくセンスのない
パリジェンヌもいるはずだ。ただしこの場合は、自分のセンスを棚にあげると
いう動作が必要になってくるのだが。

「香港の女性と結婚すると大変だなぁ」って思った事もあった。
何故って?そりゃ浮気がばれたらカンフーですよ!功夫!
日本人が外国で空手の型をすると、「OH!カラテ~」なんて一目置かれる(?)のと
同じで、香港の人はみんな、カンフーが出来るもんだと思ってたね、あの頃は。

これはあくまで無智な僕の勝手な「イメージ」であって、
現実を書いた訳じゃないけど、大なり小なり誰もが「イメージ」
ってのを持っているモノだ。

女性は「字がきれい」なんてイメージがあるが、中には5歳の息子が
書いた字と間違えられた友達もいた。
電化製品の配線なんかは一般的に得意って印象のある男性だが、
夫婦喧嘩で奥さんにすべての配線を抜かれて、涙声で電話してきた友人もいた。

「イメージ」とは「固定観念」だろうか?「先入観」だろうか?
周りが見る僕のイメージはどんな感じなんだろうか?
「一見おとなしそうに見えるが、実際は静かな人だ」って感じかな。

えっ、オチてない?

それは「関西人の話にはオチがある」っていうイメージですよ、たぶん。

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