おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

はっきり言って、好きです

2017年06月23日 | テレビ番組
僕は言わずと知れたテレビっ子だ

いや、その年月が重なり
いまや立派なテレビオヤジになった

「へぇ〜、よくテレビ見るんやね!」

これはよく聞く言葉だ
話す情報源がテレビだと知ると、相手は決まって
この言葉を発する

同時に、自分は忙しくて、
テレビを見る暇もない事を少し盛りながら
アピールしてくる

これはいつの時代でも一緒だ

小学生の時も、そして今も

テレビとは娯楽で、
見なければいけないものではない

ずっと張り付いて
一生懸命見ている姿は、
さすがの僕でも滑稽に映ることもある

しかし、だからと言って
テレビを見ない人間の方が、
現をぬかして見ている人間よりも
高尚な雰囲気を醸し出すのが気にくわない

テレビを見なくなることが、
一種の「大人への階段」のような風潮はないだろうか

アウトドア派とインドア派を比較したとき、
どうしてもアウトドア派はアクティブな印象を受ける

確かに外で活動する方が、健康的に見えるし、
それが出来ることに越したことはないと思う
さりとて、だからと言って
インドア派を否定して言い訳ではないと思う

最近では、ネットサーフィンも同義語になってきた

「そんな情報どこから手にいれるの?」

と詰問される

「ネットで!」

と親切に答えると

「そんな時間あるんですね!」

と返ってくる始末

一般的な社会での大人というのは、
テレビを見る時間も、ネットを見る時間もなく
朝から晩まで忙しく働き続ける人の事を言うかの如く、
ネットをやり、テレビを見る人をディスるのである

あえて言わしてもらうと、
それは人それぞれのライフスタイルの違いだ

よく

「うちにはテレビはないんです!」

と言う人がいるが、それがどうした?としか言えない

見たくないなら、見なければいい
見る必要がない生活を選ぶなら、それでいいじゃないか
わざわざそれを、アピールする必要もない

「テレビは卒業しました!」

それは、一歩前に進んだってことになるのかな?

昔っから「テレビっ子」は、バカにされた

大人になった今でも
CMの話なんかをすると

「テレビ好きなんですね!」

って言われる

はい、好きです

とは、正直恥ずかしくて言えない場面の方が多いけど、
はっきり言って、好きです

面白いですからね
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女性論男性論

2017年06月17日 | 日記
テレビ番組を見ながら
画面に向かって怒りのツッコミをするという、
老化現象に邁進している僕ではあるが、
以前テレビで見かけた光景に物申す

その道の専門家が多く並び、
日本で一番よく喋るタレントが司会をしているあの番組

その中で、男子校、女子校で育った人は
恋愛が奥手!と言う話が始まった

それを受けて、その筋の専門家が一例を挙げて曰く、
カウンセリングを受けに来た男性が

「彼女の言う事がコロコロ変わる!」

と、言った事を紹介し、

「それって、女性なら当たり前じゃないですか!」

と、続けた

流れを整理すると、その男性は男子校出身のため、
女性と言うモノの本質を知らずに育ってしまった為、
そんな当たり前の事で悩んでしまう!と、言うものだった

『そうなのか?』

と、工業高校出身の僕も納得しそうになったが、
その括りはなんだ?と、ひとつ画面に向けて突っ込む

結婚した当初、嫁さんの上司に、
日頃の愚痴をぶつけた時、

「まぁ、女なんて、そんなもんだよ!」

と、諭された事があった

どうなんだろう?

それ、逆だったらみんな納得するかぁ?

「男なんて、そんなもんだよ!」って
納得するかぁ〜(笑)

僕は以前から、女性だから、男性だからと言う
一括してのグループ分けには、些か疑問の余地を残す派だ

血液型占いも、遊びとしては面白いけど、
それだけで性格を決めて欲しいとは思わない派だ

もっと言えば、最近の

「〜じゃないですかぁ!」

ってのも苦手で、それとのコンボはもっとも
耳障りの悪いものだ

「女性って我がままじゃないですかぁ!」

それは、女性が我がままじゃなくて、
お前が自分勝手なだけじゃないの?

と、ひとり憤る僕

チャンネル変えればいいだけの話なんですがね

 
 




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

孤独との闘い

2017年06月01日 | 日記・エッセイ・コラム
最後の戦いを前に、モロボシ・ダンは
同僚隊員に自分の正体を告げる

「アンヌ。僕は、僕はね、人間じゃないんだよ。
 M78星雲から来たウルトラセブンなんだ。」

もう少しだけ新しいところで言うと、
怪人たちとの戦いを前に、変身しようと構えた
城戸真司を見て桃井令子が言う
 
「あなた、仮面ライダーなの?」
 
昨今では珍しくなったが、
その昔、ヒーローたちが自分の正体を隠すことは
珍しくなかった

それは、自分が目立つことを恐れたのかもしれないし、
スパイ映画のように、自分の身元がバレると
周りの、とかく家族への襲撃を心配する恐れもあるから
人知れず、己の正体を隠したんだろう

しかし、だ

モロボシ・ダンのように
もともとウルトラセブンだった人と違い、
城戸真司はある日突然「その力」を手に入れた

もしこれが僕なら、そのことを
自慢しないで居られるだろうか?

これを強引に今の立場に置き換えて考えたとき、
その力はある意味、
業務上によって知り得た情報と言うことになる
そしてその情報を得た瞬間から、
アンヌ隊員にも、桃井令子にも
気付かれてはいけない運命を背負う

すなわち「守秘義務」だ

まだ世間の誰もが知らない情報をいち早く入手したところで
それを公表することはできない

せいぜい「ほのめかす」程度の抵抗だ

いや、本来はそれもしてはイケナイはず

でもたまに、それを我慢できない人もいる

「ここだけの話」

が、ここだけで終わったと言う事例は、
人類が始まって以来、まだ報告はされていない

「ここだけの話」と前置きをつければすわなち、
ダチョウ上島の「押すなよ!」アピールと同じ意味合いを
与えてしまうわけだ

守秘義務より少し厳禁レベルの落ちる情報を
得意気に喋ったことを、
周り回って教えてもらったときに、
自分の愚行に気づくこともある

どんな些細なことでも、
誰かに話せば、広がることを自覚しないと!

モロボシ・ダンも城戸真司も
自分の正体を明かせば、賞賛され尊敬され、
神と崇めたて祀られるやも知れぬ状態なのに、
それをひた隠し、人類のために
己を犠牲にして戦い続けたのだ

決して自慢することなく

そう思えば、守秘義務を守ることもまた、
己と、そして孤独との闘いなのかも知れない
 
 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする