おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

重いペダル

2010年03月31日 | 日記・エッセイ・コラム
ケーブルテレビで地元中学校の卒業式を見た
 
見てみたいシーンがあったから
それは、送辞でもなく答辞でもない
保護者からの、卒業生へ贈る言葉
 
(いまでも、同じような式だろうか・・・)
 
チャンネルをあわしたときに
卒業式のシーンが流れてきて、ふと
あのシーンが蘇ってきた
 
記憶が確かなら
朝早く部活に向う子どもの後ろ姿を見送ることしか
出来なかった!と言う、親の心情を
涙ながらに言っていたように思う
それは、当時、僕の心にも響いた
 
小学校時代とはガラッと変わった生活
部活の朝連に向うため
ため息とともに、ペダルを漕いだ
行きたくない気持ちと、遅れれば怒られる
重い気持ちで、必死にペダルを漕いでいた
 
その心情を、涙ながらに聞いたとき
思わず泣きそうになった
 
今なら
 
何の躊躇もなく、涙を流すだろう
そういう年頃になった
ただ、まだまだ青かった当時
涙を流すなどと言うことは、まったく持って恥であって
 
(卒業式でなかなぁいぃぃとぉ!)
 
冷たい人と言われるのが、青春のプライドだった
 
証書が一人ひとりに授与されるシーンが続く
 
(全員写すの?)
 
と思ったが、この番組のハイライトはそこで
流す意義はそこにある
パソコンをチェックしながら
横目で、卒業生を眺める
 
(オレのときも、一人ひとりもらったのか?)
 
卒業式の記憶なんて、遠い昔に風化している
式の最後には“~遥か~”を合唱
今風ながら、涙を流しながら唄っている姿に
少しウルッときた
 
たまには、こんな番組もいい
 
 
 


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アバ

2010年03月30日 | 音楽
木曜日はリクエストの日
 
仕事中流れているラジオ番組は
木曜日には、あるアーティストの曲しか
かからない
 
あらかじめ告知していたアーティストの
リクエストしか受け付けないからだ
好きなアーティストなら、これ以上ない日になるのだが
あまり興味のない人の場合は
それなりの日になりかねない
 
先週のリクエストは“ABBA”だった
 
本格的に洋楽を聞き出したのはアバだったような
気がする
中学1年生のときに、ジンギスカンのジンギスカンが
流行ったと記憶している
友人にカセットを借りて聴いたのが
最初だったが、それまで邦楽しか聴かなかった
坊やとしては、それはそれは衝撃的だった
で、初めて小遣いで買ったカセットが
ジンギスカンの入った
洋楽のディスコ曲詰め合わせテープだったが
おまけでもらったカレンダーが
確かアバだった
 
それから月日が流れ、好んでABBAを聴くことも
なかったが、リクエスト曲を聴いていて
こんなにも日常の溢れていたのか!と
思った
 
洋楽にありがちな、曲は聴いたことがあるけど
題名までは知らないってことが
見事にあてはまった
 
流れてくる曲すべてに、聞き覚えがある
 
(これも、ABBAの歌やったんやぁ!)
 
まさにそんな感じ
マイケル追悼で曲がかかり
ジャクソンファイブ時代の曲を
聴いたりした時の感動に似ていた
 
歌を聴かなくても、バラエティやドラマなんかで
流れている曲の中にも
そういった洋楽が使われていることがある
 
日々の生活には常に音楽が溢れている
 
歌は記憶を呼び覚まし
深層心理に刻み付ける
 
 


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僕は悩みません!

2010年03月29日 | 日記・エッセイ・コラム
変な天候で、強い日差しと吹雪が交互にやってきた
ちょうど、近くのコンビニに原付で向ったときだけ
視界不良の吹雪の真っ只中
で、仕事場に帰ってくると、ピーカンな日差し
 
雨男とはこういうのも含むのか?と思った刹那
数人の雨男を連れていけば
砂漠の緑化でも出来るんじゃねぇ?って
ノーベル賞級の妄想を浮かべた久太郎です
 
ネズミの嫁入りってご存知ですか?
 
ざっと言えば
 
一番強い相手にトツギーノさせようとして
太陽、雲、風、壁とたずねていき
最後には壁に穴をあけるネズミこそが
最強って事になるお伽話
 
これはあくまでも御伽噺であって
本来、この流れで出てくる最強の存在は
“オバチャン”ではないかと、個人的には思う
彼女たちの最強伝説は、あえてここで記すことは
ないほど周知の事実である
特に、有名なのは関西の、しかも大阪のオバチャンである
並みの男性では太刀打ち出来ないオーラを発している
北斗の拳で言うところの、覇王・ラオウ級のオーラだ
 
そんな最強の存在と対の立場にあるはずの
言えば、北斗と南斗
陰と陽の存在にあるべきはずの“オッサン”は
最強ならぬ最弱の存在だと感じる時もある
 
今日の昼、コンビニで弁当を買うことにした
立ち寄ったコンビニ
今日は何の日?と思うほど混雑していた
その中で、普段はコンビニとは縁がなさそうな
人達を見かけた
 
まずは最強のオバチャン
惣菜と弁当コーナーに仁王立ちになり
他の客、僕のような遠慮深い小物には
目もくれず、一心不乱におにぎりを
カゴのなかへ
 
その横に、いかにも亭主関白風の初老のオッサン
一人で、こんなところへ買い物に普段はこないだろうな
って感じが漂っている
 
そんなオッサンが
手に弁当を持っては、しばらく考え込み
次の弁当に手を伸ばしては、またしばらく吟味する
 
何を迷っているのか?
 
さっさと決めてください
あのオバチャンたちの手際のよさ
弁当ぐらいで悩むな!と言いたかった
 
最後の晩餐ってことでもないでしょ、たぶん
 
 
 
 


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ダイジョブ、ダイジョブ

2010年03月28日 | 日記・エッセイ・コラム
行ってきました、マラソン大会の出役スタッフぅ~!
 
100328_114310
 
担当はコース上での安全確認とランナーの応援
スタッフよりも参加者さんの方が
慣れてらっしゃる雰囲気があったんで
安全運営よりも、応援に没頭した
 
「ファイトぉ!」
 
手を叩きながら小さめの声かけ
 
「おぅ!」
 
と返事をしてくれるのは、余裕を保ったランナーか
女性ランナー
微笑みを返されると、どっちが応援されてるのかって
錯覚をおこす
 
一応、男子高校生ふたりも同じ地点で
同じ職務に従事した
行くまでは、大人の男として
エロや悪の道へ誘うために
どぎつい講座方々、スキンシップでも!と
思ってたが、交わした会話と言えば
 
「弁当食った?」
 
「まだっす!」
 
だけ
 
終了!
 
それからは二人でしゃべってるし
別にこっちもしゃべることがない
しかし、野郎でよかったぁ!と思った
お年頃の女の子なら、まったく会話しようとは
思わないし、今日よりも苦痛の度合いが
増していたのは確実
 
「ダイジョブ、ダイジョブ」
 
ルールがわからなかったが
スタッフ控え場所に戻るバスの中
前の席に座っていた女子中学生が
なにやら楽しげにゲームに興じていた
 
ここで関西人なら
 
「はいっ!」
 
って言って、僕に回ってくるかも知れない
上手く返せれば、満点
返せなくても、女の子達はだけは盛り上がる
 
いつ回ってきてもいいように
瞬発力だけは欠かせないと身構えていたが
結局回ってはこなかった
 
 
 
 
あたりまえだった
 
 
 
 
来年は、参加してみようかな?と
密かに考えた日曜の午後だった
 
 


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これも錯覚?

2010年03月27日 | 写真
鏡よ鏡、鏡さん!って、問いたい時がある
 
この場合の鏡さんとは、もちろん
ニュースキャスターの竜太郎(古!)ではなく
ミラーマンの京太郎(さらに古っ!)でもない
さらに言えば、ミラーマンとは元大学教授のことでもない
いわずと知れた白雪姫に出てくる鏡さん
君は真実を写しているのかい?って
問い質したく成る時がある
 
一番綺麗に写るのは、今のところ
家の洗面所の鏡だ
反対に一番不本意に僕を写しだすのは
ビジネスホテルの大鏡
これは、灯りの具合によるところもあるだろう
光の当たり具合によって
また、目の錯覚というか、曖昧でファジー(懐かしい)な
視覚による所が関係しているはずだ
 
人間の目とは案外大まかで
すぐに騙されてしまう
いろんな錯覚を起こすモノがあるが
今日、そんな一場面に遭遇した 
 
100327_101353_2
 
我が愛車、参号機の勇姿である
今日は久々の出動になった
車を降りて、ふと振り向く
 
(ちょっと、斜めってるねぇ!)
 
てへっ!って舌を出してお茶目なオレ
 
しかし、だ
出かけようと後ろから近づくと
 
100327_101341
 
これだ
 
これ、建物と平行に止まってるように見える?
もちろん、上の写真と同じ停車時に撮った
若干、斜めってるように見えるかも知れないが
上ほど斜めってはいない
 
写真だと「?」的な雰囲気も醸し出すが
裸眼だと、もっと不思議な感じだった
 
オレの目、お前は真実を見てるのか?
 
 



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