おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

今は必死に漕ぐだけです

2016年05月24日 | 日記
我ながら「生き方」は下手だと思う

泥船から逃げる

気を見て敏なる行動が求められるが
僕の場合、沈みかけているのは理解しているのだが
その船から逃げ出すことに躊躇する

もちろん、船長ではない

最初から乗っていたわけでもなく
途中で偶然乗り合わせただけの船

そこには恩義はあれど、
そこまで深い思い入れもない

思い入れもないはずなのに、
どうしても飛び降りることができない

さっさと降りていく人たちを
羨ましくも思うが、同じことができない

責任感

言葉を当てはめるとすれば、それが一番近いと思うが、
まだ船に残っている人たちを
見捨てる気にもなれないのが、ある意味本心だ

笑いながら船を降りていく人を
上手い立ち回りだと思う

あの人と同じことができれば、
どんなに楽だろうと思う

ただ

僕はこの「生き方」が嫌いではない

誰かに褒めて欲しいわけでない
いや、そう言い切ってしまえば、嘘になるかも知れないが
自分が取った判断に、嫌気が指すものでもない

だってこの泥船には
自分から乗ったんだから

この泥船で、いろんな所へ行った思い出もある
強い思い入れはなくても、
思い出はある

それに、この船が進んでいるこの川は
深くはないことも知っている

浅い川を漂っているだけの船だって知っている

底がつけば、前を進むことができない船だと
思っている

いずれは動かなくなるこの泥船

その前に飛び降りる必要は今のところ感じてはいない

いずれ止まるこの泥船
沈み切らないこの泥船

それならば、その日を乗ったまま迎えよう

降りて行った人たちにもわかるように
その日を迎えようと思う

今は楽しい

それで、いいんじゃないかな

 
 
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コリジョンコリジョン

2016年05月12日 | スポーツ
「お前は、100か0や!極端やねん!」

幼い時、僕が親の注意を忠実に守ると
そう怒られたものだ

やってはいけない!

と、怒られれば
すべての行動をやめてしまうからだ


昨日の試合、阪神vs巨人戦で
ひとつのプレーが勝敗の分け目を演出した

コリジョンルール

今シーズンから採用されたルールで、
ボールを持たないキャッチャーは
走塁上に立ち邪魔をしていはいけない!

そう理解しているが、だいたいそうだと思う

これは、本塁上でのクロスプレーで
全力で走り込んでくる走者がタックルをして
キャッッチャーを吹っ飛ばす行為が
目に余る!ってことで、採用になったはず

が、プロ野球ファンから言わせれば、
まずは、キャッチャーのブロックが発端かと思われる

それこそそれは、技術のうちだと
彼らは言うだろうが、
タックルでもして動かさないと、
ホームベースをすべて隠してしまうような
プレーが多々あったので、その流れに拍車が掛かった

本塁でのクロスプレーは
ベースボールの醍醐味だ

外野からのレーザービーム

サードベースを回るスピード感

それが本塁上で重なったとき、最高潮の・・・・

が、このプレーが今年から禁止となった

昨日の試合は、そのコリジョンルールが適用となり、
判定がくつがえった

そのシーンは見てないが、個人的には思う

本塁を空けて送球を待つってことは
クロスプレーはほぼ出来ないってこと

ストライクの送球が帰ってきたら、セーフってこと

走塁上に立ってたからセーフってこと

どうも、審判員の判定が

「100か0」

のような気がしてならない
審判の裁量で判定が変わるようなルールは
これからも混乱が生じると思う

危険球と同じように
すべてのコリジョンを厳正に判定されるなら
それもよかろうが、
やっぱり、どうも
ベースボールにはそぐわないルールのような気がする


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いつの時代も変わらぬもの

2016年05月10日 | 日記
いま仕事をしているこの作業場は
親父と二人で営んでいる

以前は叔父とオカンもいたが
訳あって、いまは二人だ

四人で仕事を回していた時から
不思議なことがある

あまり、不思議ではないかも知れないけど
当の本人たちには、不思議なことだ

それは

親父なり、叔父なりが出かけた途端、
来訪者が来る
電話がなる

一緒に仕事をしているのなら、
誰が対応しても同じなのだが、
社長である親父と、営業である叔父が対応した方が
早くて正確だし、
当時の僕とオカンは、それほど仕事に精通していた
わけでもなかったから、
その対応が嫌だった

しかし

不思議と、二人が外出したら
電話がなる

「担当が帰りましたら、折り返し電話します!」

と、対応に四苦八苦したあと、
受話器を置いた瞬間に帰ってきたりする

今日も親父が営業として
外回りに出かける

「昨日言ってたお客さんが、来るかも?」

と言い残し、車が出ていった瞬間

「すみませ〜ん!」

言ってたお客さんが来られた

あと、数分、
いや、あと数秒話をしていれば
親父が対応できた

当時と違って、いまでは僕でもその対応は
できる
仕事の内容に、当時ほどの迷いはない

それでも、この間合いだけは
時が幾ら流れようと、変わりはしない



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