たまーに、夕餉までの時間が
ちゅーと半端に空くと、親父と会話してみる
一緒に仕事してるから、
日中も、それなりに会話はしているわけで、
いまさら、何を喋るのか?と
ヴェテラン夫婦並みの、葛藤がないわけでもないが、
そこは親子
デジャヴのような会話でも不思議と成立する
今宵は昔の風景について議論を繰り広げた
これは年寄り、いや、親父の年代の方々は
会話がしやすい話題だと思う
最近のことはトンと覚えられなくても、
昔のことなら、おぼろげながらも
まだ脳裏には残っているのだろう
まずは、話題のきっかけを探す
以前、飲み会の場で
僕の邸宅の話題になった時に
「あぁ、商店街の入り口ですね!」
と、言われたことがある
確かに、歩いて1分ほどの所に
駄菓子も売っていた煙草屋があるにはあったが、
少し商店街と言う雰囲気とは違う
(じゃ、家から一番近い商店は?)
リベートスタート!
煙草屋から歩いていくと、まずラーメン屋があった
その横に、八百屋だったかな?
まだ保育所に通う前の話だから、あの店がなんの
店だったのかは、記憶として残っていないが
“たけやん”
と呼ばれた店があった
そこから少し歩けば、百貨店と言う名の酒屋があり、
道を挟んだ前には、石屋と自転車屋があった
「おぉ!あった、あった」
この辺の記憶は、親父の方が確かだ
記憶話を総合していくと、
やっぱり地元の人間としては
商店街と言えば、
“たけやん”
辺りから伸びていった感じだ
自転車屋の近くにはスナックもあったらしく、
今もあれば足繁く通ってみるのも一興だと
隣にたたずむ親父に話かけようと思った瞬間、
親父も何かを思い出したかのように、
目を輝かせた
「たけやんの前には、旅館もあったんやぞぉ!」
なんと!旅館!
ガチャマンで潤ってたとは言え、
今より、当時の方が都会だったんじゃないの?
廃れていくばかりの商店街を寂しく思う
ちゅーと半端に空くと、親父と会話してみる
一緒に仕事してるから、
日中も、それなりに会話はしているわけで、
いまさら、何を喋るのか?と
ヴェテラン夫婦並みの、葛藤がないわけでもないが、
そこは親子
デジャヴのような会話でも不思議と成立する
今宵は昔の風景について議論を繰り広げた
これは年寄り、いや、親父の年代の方々は
会話がしやすい話題だと思う
最近のことはトンと覚えられなくても、
昔のことなら、おぼろげながらも
まだ脳裏には残っているのだろう
まずは、話題のきっかけを探す
以前、飲み会の場で
僕の邸宅の話題になった時に
「あぁ、商店街の入り口ですね!」
と、言われたことがある
確かに、歩いて1分ほどの所に
駄菓子も売っていた煙草屋があるにはあったが、
少し商店街と言う雰囲気とは違う
(じゃ、家から一番近い商店は?)
リベートスタート!
煙草屋から歩いていくと、まずラーメン屋があった
その横に、八百屋だったかな?
まだ保育所に通う前の話だから、あの店がなんの
店だったのかは、記憶として残っていないが
“たけやん”
と呼ばれた店があった
そこから少し歩けば、百貨店と言う名の酒屋があり、
道を挟んだ前には、石屋と自転車屋があった
「おぉ!あった、あった」
この辺の記憶は、親父の方が確かだ
記憶話を総合していくと、
やっぱり地元の人間としては
商店街と言えば、
“たけやん”
辺りから伸びていった感じだ
自転車屋の近くにはスナックもあったらしく、
今もあれば足繁く通ってみるのも一興だと
隣にたたずむ親父に話かけようと思った瞬間、
親父も何かを思い出したかのように、
目を輝かせた
「たけやんの前には、旅館もあったんやぞぉ!」
なんと!旅館!
ガチャマンで潤ってたとは言え、
今より、当時の方が都会だったんじゃないの?
廃れていくばかりの商店街を寂しく思う