おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

顔も広い

2009年03月31日 | 日記・エッセイ・コラム
お葬式への参列のために車を走らせていると
ミョーにブレーキを踏む車が前方にこれあり
 
「安全運転すぐる!」
 
時間的にはまだ余裕があったが
そこは元来の小心者
もう少し急いでくれないと、間に合わない!
って、内心ドキドキしていると
信号待ちでシビレを切らしたかのように
前方の運転手が挨拶してきた
 
「おぉ!」
 
光り輝く笑顔に感嘆の声が漏れる
どうやら同じところへ向かっているようだ
僕はハジメて行く場所だったんで
彼の後をついていくことにした
到着、車を停める
 
「いやぁ~久しぶり!」
 
って言うほど久々でもなかったのだが
そこは社交辞令と言うか、普段通りの挨拶を
交わした
 
厳かな中、進行される葬儀
知り合いの顔も沢山みえる
故人の人柄が偲ばれる顔ぶれが並んでいた
 
「あっ、どうも」
 
顔見知りから知り合いまで
色んな人が僕達の前を通りすぎていく
しかし、だ
大半の人は、彼の顔を見て挨拶をされるものの
僕には視線を移さない
 
彼とは某団体で一緒に活動していた
その時には、いろんな人と知り合えたが
彼ほど、深い付き合いが出来ていなかったのか?
と、思わず自問自答してしまうほど
誰もが彼に挨拶をした
 
まぁ、一つには仕事柄って事もあって
どうしても、移動範囲の広い彼の方が
いろんな付き合いにも深さが
あるんだろうけど
それを差し引いても、彼への注目度は
誰もが一目置くほどだ
 
ゆで卵をむいたような顔立ちの彼
まじまじ見ていると
今日の髪型はキューピーカットになっていた
まさか、この髪型が目立ったわけじゃ
ないだろうが
確かに目立つなぁ!と一人納得した
 
そして、つくづく思った
 
「ホント、広いですね!」
 
もちろん、顔が広いってこと、人付き合いの話です
 
 
 
ちなみに
僕はよく人から
 
「大きいですね!」
 
って言われます
 
もちろん、顔のことです
 
 
 
ほっといてください!
 
 
 




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シンプル

2009年03月30日 | スポーツ
今年初めてプロ野球中継を観た
 
日曜の午後
掃除をやり終えてボゥっとしながら
電源を入れる
ふわぁっと浮かび上がってきたブラウン管の
画面に映しだされたのは
タイガースとバファローズのオープン戦
 
特に何も考えず無心で睨みつけていたが
どこか違和感を感じるというか
しっくりこない
 
「まぁ、どうでもええってかぁ?」
 
って呑んでもないのに
ホッピーでもあおったテンションで語尾を上げていると
解った、違和感の正体が
 
ユニだ、ユニフォーム
バファローズのビジターユニが昨年までと
微妙に違う
黄色が無くなって、実にシンプルな印象だ
シンプルで思い出したが
先日ニュースで観た広島のユニも
赤白のツートンタイプで
かっこいいんではないでしょうか?
って、丁寧な言葉で感想を述べてみた
気になってググッてみると
新球場にあわせて、ホーム用も変更との事
 
セ・リーグで言えば、広島は割りと
ユニフォーム変更が活発な球団で
こっちはバファローズとは反対に
昨年までなかった紺色が加わることで
精悍さが増したようなデザインだ
 
その他にも昨年の覇者、埼玉ライオンズも
西鉄を彷彿させる、クラッシックスタイルの
ユニフォームに変わった
 
Jリーグも発足当時には
色とりどりのユニで愉しませてもらったが
欧州の影響からだろうか
最近は、シンプルなデザインが主流のようだ
野球も、メジャーリーグの影響は否めず
シンプルだ
 
物事、シンプルなのが何よりもかっこいいと
思うことが多いが、ユニフォームもそのひとつ
どんなモノを着ていても、強くなければ駄目で
反対に、強ければ少々難のあるデザインでも
かっこよく見えるというモノ
 
まぁ、強い事を前提に提案をさせてもらうとすると
台湾リーグや、国内の独立リーグの
ユニフォームの華やかさと言うか
賑やかさと言うか
少し遊び心があってもいいと思うが
間違っても、マスターズリーグのような
ユニフォームは着て欲しくはない
 
アレは、シンプルの真逆にある
 
 


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恩恵は平等に?

2009年03月28日 | ニュース
今日からだったかぁ・・・
 
高速道路料金が1000円になる・・・らしい
土・日・祝日だけ・・・らしい
二年間ほどの期間限定・・・・・・らしい
 
らしい、らしい、らしい・・・・・
 
まったく持って興味なし
いや
ある
ありまくる
 

 
関係ない話
 
だって
 
オラの車にはイーティーシーがねぇ!
ついてねぇ!
 

 
どっかに出かけるアテもねぇ!
 
オラこんな車嫌だぁぁぁ! 
オラこんな暮らし嫌だぁぁぁ!
by幾三
 
早速新し物好きな国民性が爆発して
高速道路が大変賑わってる模様
ラジオ番組でも、わざわざ中継車まで出して
長蛇のトイレの列を生中継する始末
 
もう、どこかへ出かけるって事がオプションで
高速を走るって事がイベント化?してる感じ
どこまで走っても1000円なら
こんなに楽しいドライブはないとは思う
 
今までは躊躇してた遠方までの小旅行も
これなら気楽に楽しめるし
 
でも、何故?なにゆえ
イーティーシー装着車だけなのか?
これが中々理解出来ないし、納得出来ない
 
高速道路の建設費はどこから出てたの?
道路特定財源は使ってないのか?
揮発油税、自動車取得税、重量税
ちゃんと納めてるぞぉ
それなのに、なんで恩恵は
イーティーシーだけなんだぁ!
 
まぁ、当分遠方へ出かける予定もないし
高速を走るアテもないから
いいっちゃ、いいんだけど
でも、どこか気に食わない
 
あっ
 
そうだ!
 
こうしよう
 
イーティーシー未装着の車は
ガソリン代から税金分を免除
どうだぁ!
 
これでいい
 
 


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クソジジイ

2009年03月27日 | 日記・エッセイ・コラム
社会に出れば8人の敵がいると唄ったのは
誰だったか忘れてしまったが
それがどんな時でも、たとえレジに並ぶにしても
ボーとしていてはいけない
 
スーパーのレジでも時折
 
「危ない!」
 
って思わず声が漏れそうになる時がある
コンビニのレジならその現象はより顕著に現れる
 
年配の方、特に男性の方
一般的に“クソジジイ”と呼ばれる方々は
周りが見えていないのか
見えているからこそ、スペースを見つけるのか
信じられない位置取りをされる時がある
 
「よそ見してるお前が悪い!」
 
平然と列に割り込んできた態度に
呆れると同時に、脳内では殺意に似た
感情を抑える事に必死になってしまう
 
昨日のスーパーでもあった
 
時間的に少し穏やかな空気が流れていた
レジにはパートタイマーのオバちゃんが一人
テキパキと仕事をこなしている
 
少し西陽が気になるレジに歩を進める
大柄な男が無愛想にペットボトルを一本持って
立っていた
どこか暑苦しい彼の後ろに並ぶ
この時点で、レジには三人
 
だが
 
少々混んできた感が漂ってきたんで
すかさずパートさんが何かのボタンを押すと
チャイムが流れた
 
ノンビリした気分で
兄ちゃんの持つ烏龍茶を眺めていると
左側から、初老の夫婦が近づいてくるのが
視界に入った
入ったと同時に
 
「やばい!」
 
咄嗟に、半歩前に出た
危ない
穏やかな顔立ちで立ちすくむ紅顔の美少年が
目に入らなかったのか
明らかにあの角度は、僕の前に割り込むべき
進入角だった
 
寸前の所で暴挙を未然に防いだ僕
 
するとクソジジイ
「なんで一人なんや!」
そして
「もう一人、店員を呼んだらええねん!」と伴侶に耳打ち
阿吽の呼吸で
 
「あの~、もうひとり店員の方を・・・」
 
忙しく働くオバちゃんに
一応、申し訳なさそうに言いかけるが
言い終わらないうちに、他のレジにも
店員がいることに気付いた夫婦
さっき鳴ったチャイムは
多分、応援要請の合図だったんだろう
 
そんなやり取りをしている間に
僕の番となった
他のレジの列に並ぶタイミングを失った二人は
僕の後ろに静かに並んだ
そしてオモムロにクソジジイが
 
「男の人で、買うもん少ないから早いでぇ!」
 
他の列と、僕のカゴの中を比較しながら
楽観的な独り言を聞こえるようにおっしゃられた
 
一円玉まで丁寧に探して
出来るだけ時間を使って支払を済ませたのは
書くまでもない
 
割り込みをされそうになった僕の
せめてのもの反撃だった
 
 



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ロケットパンチ

2009年03月26日 | ニュース
なんでも200万円の超合金が発売されるらしい
 
超合金とは何ぞや!
と思われた方は、淑女な方か平成生まれのガキか
まぁ、大人の男とは対照的な立場にいる
方々に違いない
とは言うものの、この話題ではしゃげる私も
大人の男とは呼べないカテゴリーに属している
 
しかし、いくつになっても
少年時代のトラウマにも似た記憶は
蘇ってくるもので
こと、超合金には悲しい思い出もある
 
当時、こういった玩具は買ってもらえなかった
今時のように、みんなが同じように
ゲームやらを持っている環境でもなくて
超合金だって、近所で数人が持っている程度
そんな稀にみる玩具を買い与えてくれる
親も少なかった
 
「〇〇ちゃんも持っているからぁ!」
 
って懇願したところで
 
「で?」
 
って返される
だから、どこか諦めていた感も否めない
そんな貴重品だった超合金
近所でいつも遊んでいた兄弟が念願かなって
ついに買ってもらった
あまりの嬉しさに、見せびらかせ行脚に出かけたが
金持ちで知られる兄弟の子供部屋で悲劇は起きた
 
得意満面で見せ付けた超合金だったが
彼らの部屋には、すでに沢山の超合金が
並んでいる
その傍らには、ジャンボマシンダー
ロケットパンチ一閃!
超合金は壊れる事はなかったが
悲しげにロケットパンチの餌食になった
 
泣き崩れる合金兄弟
得意気なマシンダー兄弟
対照的な二組を傍観者の目で見ながら
人生とは時に残酷だと思い知ったものだ
 
さて、この超合金
200万円も出して買う人がいるんだろうか?と
いらぬ心配をしてみたが
どうも受注生産と言うことで、一体だけ作っても
採算は取れるのかも知れない

ちなみに、ご存じない方が殆んどだと思うが
叶姉妹のアニメーションDVDが、1枚31,500円もする
 
これ
 
ギャザリング方式ってやつらしく、発注が多いほど
一枚単価は下がっていくって言うのが売りだった
で、この値段
 
注文された方々がお気の毒で・・・・
 
 



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