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フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

留守宅で一夜を過ごし、目覚めると、体調不良?。

2023-04-05 12:24:48 | 2022年秋:3年ぶりのパリ、そして南仏

 

マリーアンジュの留守宅での一夜。しかし、ここで問題だったのが、布団である。もともと使わせてもらう予定はなかったので、マリーアンジュたちも来客の用意は当然ながらしなかった。よって、布団もどこにあるかわからなかった。

聞けば教えてくれたであろうが、疲れていたし、この日まで暖かかったこともあり、子供用の薄い布団1枚で寝たのだが、明け方からの急な冷え込みがあり、寒さで眠れず、もちろん暖房もわからず、睡眠不足で床から出ることになった。

 

案の定、のどの調子もおかしい。

早めにと、葛根湯を飲んだ。

そして、外の寒さにおじけづき、持っているもので朝をしのごうとしたが、やっぱり以前行った事があるパン屋まで行くことにした。

 

今日はサンジェルマンアンレー夫妻のところへ行き、一泊する。

体調はあまりよくなかったが、2019年の春も、シャンパーニュからパリに戻り、のどをやられ、翌日からのシノン滞在は、かなりの体調不良だったことを思い出し、まあ何とかなるだろうと思った。

RERーA線の車内↓

 

サンジェルマンアンレーの駅で待ってくれていたパトリックは、マルシェに行こうかと言ってくれたので、荷物だけ置いて、奥さんのシルヴィとも一緒に行くことにした。

マルシェでは2019年の時に交流したパン屋のムッシュにも再会できた。

が、以前は私達のことを話題にしてくれていたというのに、今回は何も買わなかったからか?コロナ後変わったのか?あまり喜んでくれている様子は感じられなかった。

 

このマルシェは、高級住宅街ということもあり、値段も高めだが、いいものがそろうらしく、料理好きのパトリックは吟味しながら選び、いろいろ食材を買っていた。

そして、帰宅後のパトリックの手料理のランチは、サンジャック(ホタテ)がメイン。この時のリンゴのキャラメリゼの付け合わせは大好きな味だった。

奥さんがマルシェで買ったバラ↓

さすがに彼の料理はおいしい。

マルシェで買ったケーキ↓(絶品!!)

私は、この時、片頭痛がして(これは時々、日本でも、またフランスでもボルドーで一度ある)、手の指に痒みを感じた。

 

とりあえず痛み止めを飲んでおくことにした。

 

そして、夕刻から日本庭園が主体の「アルベールカーン美術館」へ行くことになった。

正直に言うと、寒かったし、家でゆっくりしていたかったが、そう言うわけにもいかず、出かけることにした。

 

日本好きのフランス人がお気に入りの美術館で、裏千家家元の寄贈の立派な茶室もあった。

日本人は日本庭園など日本で本物を見ているので、パリでこの種のものを見てもそこまでの感動は正直言うとない。

そして、家に戻り、夕食。

マルシェで買った鯛がメインで、腕を振るってくれた。

頭痛は治まっていたが、美味しい料理をいただいた後、眠くてたまらなくなり、早めに休もうとしたところ、パトリックは「えー。もう休むの?がっかりだよ」といった。そりゃそうだろう。ずっと台所に立って、片付けも終わって、これからというとき(と言っても22時はとうに過ぎている)「おやすみなさい」と言ったのだから。

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えっ!?陽性の人とランチ?マルチーヌからの知らせ・・

2023-04-03 09:28:58 | 2022年秋:3年ぶりのパリ、そして南仏

図書館宅で2泊した朝、今日はマルチーヌ宅へ行く日だ。

が、その時、マルチーヌから連絡が入った。

「実は、昨日友人数人とランチをした。その中の一人がコロナで陽性だと後でわかった。私は非常に怒っている。すでにランチの前に検査を受けていて陽性の可能性があったのに、結果を知る前にランチに来るなんて。」と。

また「私はあなたたちと会いたい、でもあなたたちにどういえばいいのか、」と。

 

私達は考えた。

マルチーヌは勇気がある、黙っていることも可能だったのに、正直に言ってくれたことにまず感謝した。

そこで考えた末にこのような決断をし、返事を入れた。

マルチーヌに風邪のような症状がないなら、会いに行こう。窓は開けてもらい、マスクをして会えばいい。

しかし、泊まることは遠慮したい。と。

 

それから、マリーアンジュの留守宅を借りたいと申し入れた。

鍵はどうするか。マリーアンジュの両親のフランソワーズ夫妻に連絡を取り、鍵を持ってきてくれることは可能かと聞いた。

「どうしてだ?」と、言われ、状況を説明すると、「わかった。持っていく」と言ってくれた。

 

2泊分の荷物(マリーアンジュの留守宅+郊外のサンジェルマンアンレー夫妻宅)を持って図書館夫妻の家を出た。

まずマルチーヌ宅により、その荷物をいったん置かせてもらう。

そして、お茶を点てて、飲んでもらった。↓

 

その後、お昼はフランソワーズ夫妻ととることになるかもしれないので、待ち合わせ場所のオステルリッツ駅のカフェへと向かった。

 

彼らは少し遅れてやってきた。

が、食事は済ませているようだった。

私達はお昼はとっていなかったが、この店の客やサービスの女性の態度があまりいい感じがしなかったので、お茶だけにした。

そして、フランソワーズ夫妻は、数日後に彼らの家にくるかというので、それは無理だと伝えると、「パリに出てくるからランチをしよう」と言って帰って行った。

 

大手術をしたフランソワもやせてはいたが、リハビリも順調だったらしく、こうして元気な顔を見られ、安心した。

 

そして、またマルチーヌ宅へと戻った。本来ならパリ郊外を挟み、その前後の2泊させてもらう予定が、彼女と会えるのは、今夜限りになるだろう。

手作りの夕食をいただき、短い時間だったが、一段と強くなった友情?親戚以上のような温かさを感じながら、一本で帰れるメトロ駅まで同行してくれた彼女と別れたのだった。

いつもの妹さんのところで作られている農家のフォアグラ↓

何度か頂いている ブランケット(仔牛のクリーム煮)↓

 

デザート↑↓

これは抹茶のケーキで、お土産に持たせてくれた。

そして、帰ったのは留守宅のマリーアンジュ宅。

今回前半で一度泊めてもらっていた。どの部屋を使ってもいいと言ってくれていたが、

やはり前に泊まったトイレにも近いステラ(娘)の部屋を使うことにした。

 

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少しがっかりのサマリテーヌ、BHVのレストランのバルコンで高所恐怖症と戦った。

2023-04-02 09:38:55 | 2022年秋:3年ぶりのパリ、そして南仏

ランチの後、懐かしいサマリテーヌへと向かった。

2003年に初個人旅行で来た時、セーヌ川に沿って歩いていてふらっと入って、またそれも偶然に屋上に上りたくなり、上がったところ絶景が広がったのだ。

帰国後、パリに詳しい知人が、「サマリテーヌからの眺めがいい」と言ったので、偶然とはいえ、われながらいい思い付きだったと、嬉しくなったのだ。

 

そこで今回もその眺めをと思っていたのだが、残念ながら途中からはホテルになっていて、ホテル専用らしく、上がることはできず、とても残念だった。

デパート?のようないくつかの階は高級品ばかり売っていて、ただ内装などを見るだけで、サマリテーヌを後にした。


 

少し期待外れのサマリテーヌのあとは、やはり眺望をと思い向かったのは、BHV。(スーパーとデパートの間くらいの店)

ここは何度も来た事があるが、目的のレストランは上層階にある。今まで来たときは寒いので外に出たことがなかったが、今日は絶好のお天気だったので、外のベランダで飲み物を飲むことにした。

高所恐怖症の私はベランダの端にはいかず、部屋の壁の横の席にかろうじて座った。しかしそのベランダは市役所がすぐそこに見え素晴らしい眺望なのだ。

 

そして、バスに懲りた私たちは今度はメトロで図書館夫妻の家へと向かうことにした。

 

奥さんは今日も夕食の準備をしてくれていたが、相変わらず咳をしていて、今夜は夕食の後、「悪いけど先に休む」と言って、床に就いたのだった。

しかしご主人は、また本を出して、いろいろ説明してくれるのだ。

食卓からソファに移り、隣に座った。咳はしていないが、少し気になる距離であった。

 

明日はマルチーヌ宅へ向かい、一泊する予定になっている。

その翌日はパリ郊外で一泊の予定で、その翌日は再びマルチーヌ宅で一泊する予定だった。

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おにぎり1個600円、誰が買うの!?

2023-03-31 09:30:07 | 2022年秋:3年ぶりのパリ、そして南仏

一夜明けて、今日も暖かく20度くらいパリでもあるようで、かなり例外的な気候だった。

奥さんはおすすめのランチの場所や、おすすめコースとして、改装された「サマリテーヌ」に行くといいなど、色々教えてくれた。

 

まず、朝から息子に頼まれたお土産を買っておこうとサッカーのオフィシャルショップへと向かった。メトロで一本で場所もすぐに見つかり、順調なスタートだった。

 

そこからバスでサマリテーヌへ向かおうと思ったところから、予定が狂い始めた。

バス停のある場所へと歩き出し、初めての通りを歩き、なかなかいいなと思いながら歩いていたが、どうやら間違って歩いていたようで、バス停の方向から離れてしまったようだ。

 

そこで方向を変えたのだが、バスは行ってしまった後だったこともあり、次のバス停を探し歩き続け、かなり時間もロスになり足も疲れてきた。

それでもと、歩き続けた結果、到着したのがエッフェル塔の近く、日本文化会館だった。ここも初訪問だったが、トイレを借りるとウオッシュレットがあり、まず驚いた。

もっと驚いたことがあった。おにぎりを買ってもいいなと思ってのぞいてみると、1個600円!! この高いおにぎりをフランス人が買うとは思えないし、日本人も買わないだろうし、(富裕層の観光客向け?)いったい誰が買うのだろうと思いながら、再びバス停を探し始めた。

案内所のおじさんに聞くと、変な冗談でからかわれつつ、教えてもらったのはいいが、どうやら橋の向こう側だとわかった。

 

この橋を渡るのも初めてだったので、まあそれもいいなと思いながら渡り、やっとのことでバス停を見つけたのだった。

 

メトロよりバスが安全だと思っていたのだが、このバスはセーヌに沿って観光コースを網羅しているため、かなりぎゅうぎゅう詰めだった。

ほとんど観光客で、イタリア人と思われる団体も乗ってきた。

 

サマリテーヌに近いバス停で降り、ランチを取るため、図書館マダムのおすすめの店を探した。パン屋である。

「この辺りはリーズナブルなランチのおすすめのお店がないが、このお店はわりといいので、よく利用する」と、マダムのおすすめであった。

 

人気店の様で、列を作っていた。

少し列に並び、サンドイッチ(写真はクロックムッシュ)とデザートと飲み物を頼み、中で食べることにした。

評判通り、なかなか美味しく、サービスもよかった。

パン屋でもご覧の通り、ケーキも↓

 

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この咳、大丈夫!?図書館マダムがたびたび咳。

2023-03-30 09:00:43 | 2022年秋:3年ぶりのパリ、そして南仏

パリに着き、ガールドリヨンから路線バスで、図書館マダム夫妻のすぐ近くのバス停に到着した。

ベルを押すと、ご主人のドゥニが階下まで迎えに来てくれ、大きなスーツケースをまずガレージに置かせてもらい、中くらいのスーツケースと入れ換え、エレベーターなしの4階まで手荷物を持ってあがっていった。

 

南仏に行く前に一度荷物を置きに来させてもらって以来なので、今日と明日ここで2泊し、数日後また戻って1泊させてもらうことになる部屋に案内してもらい、荷物を置いて、少しお茶を飲みながら南仏での旅の話をした。

 

ここには数年前にも夕食に招待され、来た事があるが、泊まるのは初めてである。

2019年の春は彼らのシノンの別荘で3泊させてもらっているので、安心していた。

 

しかし、ここでまさかの状況を知ることになる。

奥さんのジュヌビエーブがお孫さんのお世話で風邪をもらったのか、あまりよくない感じの咳をしていたのだ。しかし奥さんによると、お孫さんはまだ生後4カ月ほどで、マイコプラズマ肺炎になり、大変だったと言い、コロナではないということだった。

 

そんな奥さんも一緒に「散歩に行こう」という申し出を、少し疲れてもいたが断ることもできずに、周辺の地区を知るためにも散策に出かけた。

奥さんもご主人も説明が本当に好きなようで、あちこちの古い建物についても詳しく説明をしてくれた。

ただ、咳が気になっていた私は、この時2度ほど、奥さんが私に振り向き話しかけた時の距離が至近距離だったことが、少し、いや、結構気になっていた。

 

それでも2時間弱だろうか、散策を終え、家に戻り夕食の準備をしてくれ、夕食のテーブルを囲んだ時も、サービス精神旺盛なこの夫妻は、特に奥さんは咳をしながらだったが、いろいろ話していた。



そして夕食の後、この日からバカンスに行く予定のマリーアンジュの家族からも「留守宅をどうぞ使って」という申し出があり、マリーアンジュのご主人はこの翌日のお昼過ぎまではその家にいると言っていたが、使わせてもらうことはないと思い、行かない旨をメッセージで伝えたのだった。

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