フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

あのメトロの固い紙の切符は間もなく無くなる

2022-12-29 10:28:28 | 2022年秋:3年ぶりのパリ、そして南仏

 

マリーアンジュ宅で一泊した翌朝は、子どもたちの方が早く起きて食事も済んでいた。

 

朝のうちに子供たちとはお別れになるので、私も起きることにした。

下に起きていくとキッチンにご主人のマニュエル、そしてアントワンがいて、私に気づいたアントワンが「パパ」と私が起きたことを知らせた。

7時半くらい、まだ暗いうちに登校する。だいたいマニュエルも一緒に出勤するようで、3人とはここでお別れ。

私の予定は、アンジェルとランチだ。ただ、小さなキャリーとは言え、荷物を持ったまま、うろうろするのは大変なので、夕方まで置かせてもらえるかと聞いたら、「もちろん」という返事だったので、助かった。

「もしかしたら、夕方なら、また子どもたちに会える可能性もある」とのことだった。

 

アンジェルとの約束の時間まで近隣を散歩することにした。

この辺りは以前マリーアンジュのアパートを貸してもらったところに近く、メトロ駅はよくわかっていたが、散策はあまりしなかったので(散策どころか、その2014年の滞在時、寝るのも夕食招待に友人宅だったり、昼間も約束等で超過密スケジュールだった)、公園を中心に歩いた。

すぐ近くには栗の粉を売っているビオの店もあり、マリーアンジュが勧めてくれたので、帰りに買ってみた。小さなお店でお店の人とまずコミュニケーションができることも嬉しいことである。

 

モノプリもあって、かさばらず重くないお土産であるエコバッグをいくつか買っておくことにした。

 

さすがに住宅地なので、観光客より、住民にとって重宝なスーパーなどは、大小多くある。

 

アトリエ・ルミエールという以前見た映像美術館もすぐ近くだ。今回はセザンヌのようだ。

そして、また一旦アパートに戻り、アンジェルとの待ち合わせであるヨーロップまでメトロで行くことにした。

 

私はいつも多めにメトロのチケットを買っておき次の旅行に備えるのだが、3年も空いたせいか、磁気不良が見られるチケットもあった。マニュエルの話では改札でチェックしてもらい、新しいものに変えてもらえるということだったので、Rue St Maurの駅でチェックしてもらってからメトロに乗った。

 

またまもなくこの紙のチケットは使用できなくなるらしく、チャージ制のカードに代わるようである。環境への配慮である。

気になるのはSIMカードが買えていないことだ。未だ連絡がWIFI環境のところしか使えない。

今日は若いアンジェルと一緒なので、頼みやすいし、聞いてみよう。

 

待ち合わせの時間より早く着いたため、駅周辺を歩いてみた。すぐ近くにサンラザール駅の線路が見える。これも印象派の画家が描いた場所である。

また駅周辺には音楽関係の店が多いことも発見だった。楽器や楽譜の店が多くあった。

 

アンジェルは少し遅れてきた。そのメッセージもWIFIがないので、見られなかったのだが。

 

遅れること15分、やってきた!!

 


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