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フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

クリスチャンのいとこのブルーノはコンセルヴァトワールの元教授だった。

2021-11-14 09:19:26 | 2014年初夏の旅行(サルラ・ボルドー・ナント・アンジェ・アミアン)

さあ、大変だった。

遅刻するのは仕方ないにしても、ランチの招待のアニーとクリスチャンの従弟のブルーノの家にも行くのは初めてだったので、あまり行ったことがないエリアで不安があった。案の定、地図を印刷してきたが、最寄駅から遠くないのに、少し迷ってしまった。

 

それでも何とか、アパートの前に到着できた。アニーが窓から首を出してみていて、手を振っていた。

すぐに降りてきてくれて、遅れたことをお詫びして、ランチが始まった。

ブルーノは現在は退職しているが、この時はパリのコンセルヴァトワール(国立高等音楽院)の教授だった。芸術大学の最高峰と言える学校である。作曲が専門で、日本でコンサートのための来日時に、奈良にも立ち寄ったのだった。(その後再来日の時も)

アニーは中学の音楽の先生で、コーラスを今も続けているらしい。

ちなみにクリスチャンも中学の音楽の先生だ。

 

ここでもホワイトアスパラだった。好物である。

緑のもある↓(フランス人は、アルデンテが好みではないのか、パスタも野菜も、クッタクタにゆでる)

メインは,鶏の丸焼き?だった。意外にあっさりとしてどれも美味しくいただけた。

フランス人は「脚?手羽?」みたいな感じで、どの部位を食べたいか、と聞いてくれる。

もちろん全部の部位を食べることもある。

それを聞かれたのがこの時最初だった。



デザートはチーズとリンゴのタルトだった。もちろんしっかり頂いてしまった。

というのも、今夜もまた別の友人宅での夕食が待っているのだった。



さっと?ランチをいただき、一旦、借りているアパートへ戻りたかったのだが、なかなかそうはさせてはくれない。

少し休んだら、一緒に散歩に行こうということになった。

これが、後で大変なことになってしまうのだ。




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大吟醸をリクエストしていたJ・フランソワ。

2021-11-13 08:44:21 | 2014年初夏の旅行(サルラ・ボルドー・ナント・アンジェ・アミアン)

朝起きると、テーブルには、カトリーヌ作の器がたくさん並んでいた。

最初はカトリーヌのほうが、「ザ・フランス人」かと思っていたが、もしかしたらJ・フランソワのほうが、とこの滞在から思えてきたのだった。

 

カトリーヌは、ブルトン人ということで、バターは有塩バター、そしてJ・フランソワは多くのフランス人がそうであるように、無塩バターと二種類用意されていた。

ブルトン人のジェラールももちろん「有塩バター」だった。

多くのフランス人が無塩バターなのは、バゲットは食パンより塩分が多く、無塩のほうが美味しく感じられるのだと思う。有塩バターも粒入りで美味しいのだが、私もバゲットには断然、無塩バターだ。

有塩バターが出される家で、「もしかしてブルターニュ出身?」と聞くと,大概「ウイ」という。



食後、カトリーヌは、ハープシコードを弾いてくれた。とても優雅な音色だった。

バルコニーを見ると、Jフランソワの剣道着も置かれていた。背が高い彼は剣道では有利ではないかと思う。でもバシバシ「面」を取られるといって苦笑いしていた。

また彼は私が行くというと日本酒好きの彼は「大吟醸」をリクエストしていた。小さい瓶のを探して日本から持って行ったのだが

大喜びだった。

日本語も習っていて、カトリーヌも最近では一緒に習い始めたと聞いている。



そして、一緒にヴァンセンヌの森へ散歩に出かけることになった。

日本庭園のような物や盆栽まである。

実はここで、カトリーヌは、ソフィアン君についていろいろ話をしてくれた。

彼は日本人女性(彼が付き合っていた二人目の日本女性でドイツで知合った女性だった)との結婚が決まっていたのだが、突然のキャンセルで、かなりショックを受けたとのことだった。

もちろんそれはメールで知ってはいたが、「日本人はそういうことはよくあるの?」とカトリーヌは率直な感想を言い、私も同じ日本人だが、若い女性の気持ちは察することができない、特別なことであるとしか、答えられなかった。

でもそんな話をしてくれることで、カトリーヌとの距離を近く感じることになった。

 

本当は、次にランチの約束が控えていたのだが、なかなか別れがたく、この時点で時間は少しオーバーしてしまっていた。

 

次の約束の家に一番簡単に行けるであろうメトロ駅まで送ってもらった。

 

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ソフィアン君の両親の家には大型犬がいて、ちょっと戸惑った。

2021-11-12 09:43:13 | 2014年初夏の旅行(サルラ・ボルドー・ナント・アンジェ・アミアン)

パトリック夫妻にアパートに送ってもらった後、今夜はパリ郊外、メトロ駅の終点が最寄り駅のソフィアン君両親から夕食の約束があった。

今夜も借りているアパートで寝ないことになる。

私は夕食の招待があるとき、帰るときの治安面が心配なので、送ってもらえる時以外はタクシーを使うこともあるが、以前タクシーを使って交通事故?にあってしまった経験があるので、できるだけ避けたいところなのである。

だから、夕食だけでなく、以前から家に泊まってと言われていたこともあり、一泊だけお願いしていた。

 

初めての訪問である。ソフィアン君によると「両親はとってもフランス人」なので、気を使ってくれたこともあるが、こちらは慣れたものである。

 

この時、ソフィアン君は確かドイツに住んでいて留守だったので、ソフィアン君の部屋を使わせてもらった。

大きな室内犬がいた。私は犬を飼っていたこともあり、どちらかというと犬派なのだが、室内大型犬、それもかなりなついて飛びついてきたりするのは、少し戸惑ったりしたのが正直なところだった。

本当は、日本好きなお父さんのJフランソワは「柴犬を飼いたかったのだが、高くて断念した」とのこと。

 

到着後、待っていたのは、夫妻だけでなく、隣人の日本人夫妻もいて、アペリティフに参加してくれた。

話はよく聞いていた。この夫妻の影響もあり、どうやらJフランソワの日本好きに拍車がかかり、それが息子のソフィアン君にも、ということが分かった。

この人たちはもちろんとてもいい人だったし、いい人とかそうでなくても、私はフランスで日本人に会いたいとは思っていないのだが、なぜかフランス人は知り合いの日本人に私を会わせたがる。

私が日本で知り合いのフランス人をフランス人に会わせたとしてもきっとあまり関心がないであろうに、いつも不思議に思うことだ。

隣人夫妻が帰った後、テーブルに移り夕食が始まった。

奥さんのカトリーヌは、陶芸が趣味で、彼女が作った器も並べられていた。







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骨董好きパトリックおすすめのエマウスへ

2021-11-11 08:50:19 | 2014年初夏の旅行(サルラ・ボルドー・ナント・アンジェ・アミアン)

今回、パトリック夫妻のところに泊まった一番の理由は、パトリックがおすすめのEmausという骨董市に行くためだった。

 

何でも朝早く行かないといけないらしく、早々に朝食を済ませ、出かけることになった。

庭の青紅葉↓

 

開場時間には早かったが、すでに何人かが列を作っていた。

この骨董市は、もともと教会の神父様が、不用品のリサイクルでホームレスなどの救済などの慈善活動で始めたということだが、富裕層が多いこの地方ではお宝もよそではないくらい安く買えたりもするそうで、大勢の人がやってくる。

日本でもこのようなことをやってくれるところがあればありがたい。余談だが、私が家財や衣類など処分できないのは、捨てられるのが忍びないからだ。と言い訳をする。

パトリックはよくここで、日本のお宝を見つけては、「いつごろのものか?日本製か」などとメールで送ってきていたのだった。

 

部屋ごとに家具、食器、装飾品、絵画、衣類、バッグほか、いろいろ分かれていたが、

重いものは持って帰れないので、記念に小さく軽いものをいくつか持って帰ることにした。

 

そしていったん家に帰り、奥さんのシルヴィとともに、今度はパリの蚤の市、クリニャンクールへと向かった。

 

ヴァンヴの蚤の市は行った事があったが、クリニャンクールは初めてだった。

パリの蚤の市の中では最大規模であるが、その分値段もそれなりだった。

記念に手ごろなケーキサーバーを一つ見つけ、買った。600円くらいだった。

 

その近くにちょっとラパンアジルをほうふつさせるようなシャンソン歌手が歌を歌っている店があり、興味深く見ていると「ここで食べようか?」ということになり、大喜びで店に入った。

エディットピアフのようにシャンソンを歌う人がここにもいた。もちろん大トリとして歌う↓

 

おなじみのナンバーを歌ってくれるので、私は大満足だった。

料理というよりは、雰囲気を楽しむところだったが、悪くはなかった。

 

シルヴィが注文したものがお肉料理が美味しそうに見えた。私のそんな表情を見て取って、「一口どうぞ」と分けてくれた。

写真を撮るのを忘れたのが残念。

 

デザートの注文でミスがあった。

この時、シルヴィは、頼んだものと違っていても、スマートに違うことは言って、持ってきたものを「これをいただくわ」と、お店の人への気遣いを見せたのは 新鮮な驚きだった。

フランス人はこういう時、「違う。」と、交換を要求するものだと思っていたからだった。

これは、少し見習わないといけないことなのかもしれないとも思った。

 

骨董巡りの一日だったが、今ではパトリックは骨董の店を持つ(オーナーは奥さんのシルヴィらしい)ほどであるから、趣味の域はとうに超えていたのだ。

さて、楽しい時間は過ぎ、お別れの時間が来た。

借りているアパートまで、彼らに送ってもらった。

 

しかし、昨日に続き、今日もここで寝ることにはならない。

ソフィアン君の両親が住むパリ郊外で一泊するため、支度をして、すぐ向かった。

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サンジェルマンアレーのパトリックの送迎、夫妻と夕食

2021-11-10 08:35:12 | 2014年初夏の旅行(サルラ・ボルドー・ナント・アンジェ・アミアン)

 

マリーアンジュ両親と別れる前に、アパートのすぐ近くのマリーアンジュ家族がお気に入りの日本料理レストランを紹介してもらった。(未訪問)↓  

 

18時、時間通りにパトリックは迎えに来てくれた。

パトリックはきっとびっくりしているだろう。

なぜなら、彼はこのように迎えに来てくれること、また送り届けてもくれるのだが、そのたびに、違う家なのだ。

 

最初は2009年だったか?19区ビュットショーモン公園の近くのミッシェルさん宅に迎えに来てくれた。ミッシェルさんの奥さんと電話で話し、その美しい声に驚いていたことが思い出される。(でも会ってはいない)

2010年の夏は、17区の凱旋門の近くのカトリーヌ夫妻宅へ送り届けてもらった。

2014年はここ、11区レパブリック広場近くのマリーアンジュのアパートへ送迎、2017年には3区の北マレのアニーとブルーノ夫妻のところに送ってくれた。

2019年春には、クリシーの小児科医のところに奥さんとともに送ってくれ、上がってお茶を一緒にということになった。会ったのはこの小児科医の家族だけだ。

毎年パトリック夫妻宅を訪問しているわけではないので、訪問しているときだけでこれだけの送迎があるので、もう最近では驚くこともないかもしれない。

 

RER近郊線の中でもA線はサンジェルマンアンレーが終点の一つだが、富裕層が住むところで知られているので、近郊線の中でも治安の心配が一番少ない線と言える。

そのサンジェルマンアンレーの駅のすぐそばのレストランを予約してくれていて、今夜の夕食はそのレストランだった。

今回、凱旋門のカトリーヌ夫妻と、旅の前半でも来ている場所にある。

パトリックも料理上手で食いしん坊なので、いつもレストランの選択もいいところだ。

 

今では市場でも普通に見られるが、ここでは「しいたけ」と言う名前が料理に添えられてもいた。

 

昼もナポレオンのレストラン?でボリュームのあるランチだったので、かなり厳しいものがあったが、食べないわけにはいかず、軽そうなものを選んだつもりだった。

しいたけが見える↓

それでも見た目以上にずっしり重いので、私はいつのころからか、普通の水ではなく、消化を助けるのによさそうだと気づき、ガス入りの水を頼むことにしている。

 

そしてやはりデザートもとなる。

ここでもプロフィトロルはさすがに昼に続くし、とあっさりがいいかなと洋ナシのデザートにした。が、アイスがたっぷり↓

 

食いしん坊、パトリックの注文したキャラメル掛けのものが美味しそう!!もちろん一口いただいた!!↓

 

もうしばらく食べなくてもいいというくらい食べて、彼らの家に向かった。

猫のミヤコが迎えてくれた。(都ホテルがおお気に入りのパトリックが名付けた猫)

地下一階にある、おそらく普段は彼らの寝室であろう部屋が、今夜の私の寝床になる。

地下には、もう一部屋、息子のアルチュールの部屋があり、シャワールームとトイレ、洗面化粧台は二台あるので、とても使い勝手がいい。

 

パトリック夫妻は、二階にベッドやトイレ、シャワールーム(バスタブも確かあった気がする)があるので、気兼ねなしに眠れる。

 

一階にもトイレがあるので、合計3か所にトイレもある。

 

バタンキューでお休みだ。明日は、パトリックの趣味である骨董市へ連れて行ってくれるそうだ。

 

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