Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

シラク、うちに残ります

2008-04-02 00:23:34 | 白猫シラク
ここ1ヶ月ほど、シラクの新しい家族になってくださるかたを探していましたが、
シラクはうちに残ることが決まりました。
この決心をするにあたり、最初にシラクの里親さん希望をしてくださったK様とのメールのやり取りが大きな助けときっかけを私にくださいました。


K様とは、ままにゃんさんを通してお知り合いになれたので、ままにゃんさんにも感謝感謝です。 

3月24日にままにゃんさんから「シラクちゃんに対して問い合わせの があったので、そちらに転送 します」とのメールを頂き、それをきっかけにK様とのメールのやり取りがスタートしました。
K様はすでに3猫ちゃんの飼い主さんなのですが、お話をいろいろと伺っているうちに「私はシラクやエルメスに対して、もっとできることがあるのではないか?」と言気持ちが沸いてきたのです。

シラクがエルメスに対してビクビクしていてかわいそう、エルメスがカリカリしている、パスカルもちょっと痩せてきてしまった・・・と悲観的 なことばかりを先行させて考えていた私の気持ちが、3匹ともゴハンだって普通に食べてるし、おトイレだって異常なし。喧嘩して怪我して獣医さんへ行くことはあったけどそれ以外の体の不調が出てきたわけでもないし・・・・と楽観的 に考えてみる気持ちに変わってきたのでした。
唸りあいはまだまだあるけれど、3匹が微妙な距離を保ちながらも同じ空間にいることもあります 

ここは飼い主である私が、少し大らかな気持ちになって、唸りあいも「あれあれ、また始まったよ、しょうがないねぇ」とサラリと受け止め、一触即発の状態になりそうだったらシラクを玄関の方へ出してしまう、という作戦でやって行こうと思うようになりました。

夜は今までどおり、シラクは玄関横の洗面所の脱衣カゴの中で寝てもらいますが、シラクのほうも、もうそのことに慣れたのか、必要以上に「そっちへ入れろ」と鳴くこともガラス戸をカリカリすることもなくなりました。 
今では、エルメスとパスカルが昔のように私の布団の上で寝ています 

そのことがエルメスの気を少しは落ち着かせたのかどうかは分かりませんが、昨日は、写真のような場面もありました 
(その後は、また唸り合いもあったのですが・・・

シラクのことで悩む前は「飼い猫は全員そろって縁側でお昼寝が当たり前」「猫の存在は100%癒し」と思っていたのですが、今回のことがあってからは「猫にだって気が合う相手とそではない相手がいる」「1匹1匹個性があって、譲らないこともある、それが時には悩みの種になるのだ」と考えるようになりました。

もちろん、全員がくっついて寝てくれている場面ほど見ていて心がほぐされるものはありません。
でも、そうじゃないんだな~~猫って(汗)

たった5キロ足らずの小さな生き物が、ここまでの存在感を私に示すとは・・・
エルメス の小さい背中を見ながら思いました。

この決断が正しいものなのかどうかは、正直言ってわかりません。

でも、命があって意思のある生き物と一緒に暮らすということは、そういうことなのだ、と思います。

それは猫に限らず・・・ですが。

このブログを通じてシラクのことを心配してくださった皆さま、ありがとうございます。
これからもシラクは時々登場します。
もちろんエルメスやパスカルも。

またまた改めまして宜しくお願いいたします