箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

行動力のある人が親の場合

2019年11月30日 09時13分00秒 | 教育・子育てあれこれ







頭の回転が早く、さまざまアイデアが出てくる、柔軟で、臨機応変にものごとに対処できる人がいます。

目標に向かい努力をして、出すアイデアは創造的で、仕事がよくでき、職場でリーダーシップをとることもあります。

このような人が親になったとき、わが子へのありがちな影響を考えてみます。

そもそも、子どもはそんなに器用でないことが多く、ものごとを真っ直ぐにとらえます。

親の柔軟で臨機応変な態度は、思春期の子には基準が定まらないと映ることがあります。

また、その親はいろいろなアイデアが出るので、こうすればいいとか、こういうやり方もあるなど、次から次へとアドバイスを出し、子どもを圧倒するケースもあります。

何を最終的に求めているのかを子どもがわかるように、子どもの話をよく聴き、子どもがどうしたいのかという願いを知ります。

アドバイスは、子どもが求めてきたときに限ってするようにします。

また、わが子といえども、親と子は別個の人格であり、「わが子もベストでなければならない」と望むのでなく、「ベターでかまわない」と割り切ることが必要になります。




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