
このたび文部科学省は、2026年度からおもに高校1年生が使う教科書を対象として、2024年度におこなった教科書検定の結果を発表しました。
13教科で、計253点の申請があり、そのすべてが合格しました。
内容の特徴については、生成AI(人工知能)のことを取り上げている記述が増えたことにあります。
生成AIの急速な発展を受けて、8教科48点に急増しました。
そのしくみや利便性に加えて、偽りや誤った情報の拡散といったリスクに関する説明も多く、リテラシーの育成を意識した内容となりました。
いまは、小中学生が夏休み等の宿題で、読書感想文や図工・美術の作品づくりにAIを使い提出することが危惧されている時代です。
そのような背景を受け、高校でもリテラシー教育の必要性が高まっています。
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