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箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

無理に人に合わせなくても

2019年01月31日 10時15分16秒 | 教育・子育てあれこれ




真ん中も右から見れば左。

この格言は、起業家の鶴岡秀子さんの格言です。

彼女は、この言葉を中学生のときに作ったと聞きます。

彼女な変わりようは、子どもの頃から光っていたのでしょう。

今の時代、「この子は、個性のかたまりのような子だ」と感じる中学生は、あまり見かけなくなりました。


私が、学級担任をしていた頃には、学年に10人ほどはいましたが。

今の三中生についても、みんなが友だちと同じようにふるまおうとしますし、発言にも気をつかい、自分だけが浮かないようにしようとしている子が多くなりました。

テーブルのセンターに置いたコップも、右側から見れば左にあります。

左側から見れば、右にあります。

見る角度によって、物事の解釈はいろいろなのです。

ある子が人と同じようにふるまっても、解釈の仕方や受け取り方もいろいろです。

物事をさまざまな角度から見ることが必要だし、自分では同じようにしていても、見る人の角度によって捉え方は同じではないのです。

だから、無理して人に合わせることばかりに傾注しても、あまり意味がないです。また、あなた自身も疲れますよ。

中学生には、このように言いたいのです。




なお、1月22日のブログで案内しました、2019年賀状コンクールの作品は、投票が済みましたので、もう2階渡り廊下の展示はもう外しています。