
今日も新たに学級閉鎖のクラスが出ました。
来週月曜日からは、全クラス揃って授業をしたいと考えています。
本日、インフルエンザ特別号の保健だよりを配付します。
お読みくださり、予防に努めてください。
さて以下、大人になることについて、私が考えていることを紹介します。

成人になる年齢が、3年後には18歳に引き下げられます。
箕面市では、成人式をどうするかが懸案になっています。
18歳といえば、多くの人が大学受験の時期です。
成人祭は、箕面市でも、ふつう1月の成人の日に行われます。
しかし、このタイミングは入学試験があり、この時期にやっていいものかどうかという課題があります。
それはともかく、成人するとはどういうことか。
それは、投票権をもつ、親の同意がなくても契約ができる。お酒を飲めるようになる。
これらは、法律上の問題です。
大人になるとは、どういうことでしょうか。
それは、人を世話する側になるという意味でもあります。
産まれたばかりの赤ちゃんは、自分の身の回りのことはほとんどできません。
それが、少しずつ自分でできるようになりますが、中学生とて、家族をはじめとするまわりの大人に世話をしてもらい成長していきます。
自分以外の人やものに目を向けられるようになり、今度は自分が「世話をする側」になっていくのです。
この点も「大人になる」ことの大切な側面です。
自分のことだけでなく、周りの人たちのことを考える。
家庭から、職場、地域、さらには世界のことに視野のすそ野を広げていく。
そして、その中で、自分ができることや自分の役割を考え、社会の一員として生きていく。
これが、大人になることです。