
きょうは、西南小校区の地域運動会「みんなおいでよ運動会」でした。
三中演劇部が放送担当でMCを務め、吹奏楽部が開会式での入場行進を先導しました。
また、吹奏楽部は開会式のオープニング演奏を披露しました。
このように、三中では地域の活動に参加する生徒が、最近増えてきています。
事実、今年度の全国学力学習状況調査の結果では、地域の行事に参加していると答えた生徒は、三中の場合、55パーセント以上いました。(全国平均では約45パーセント)
これは、好ましいことです。箕面市は就職で一度他府県、市外へ引っ越しても、また戻ってくる人が多いまちです。
ですから、子どものときに地域で活動した人は、将来、地域活動の担い手になるかもしれないのです。
また、将来、ボランティア活動にかかわる人になるかもしれません。
ボランティア活動は、元来、自分の意思で人の役に立ちたいと思い、自発的に行う活動のことです。
誰かから「やりなさい」と言われてする活動はボランティア活動とは、少し違うと考えています。
ただし、自発的に自分がしようと思い、行うボランティア活動には、子どものときからの土台がいります。
その土台とは、家庭でのお手伝いです。お手伝いは、家族の一員として、当然果たすべき役割なのです。
しかし、いまや、家庭ではお手伝いの仕事自体が減っています。電化製品がやってくれます。
三中の生徒の場合、家の手伝いをしている生徒は、全体の約75パーセントいます(全国では約67パーセント)ので、この子たちが、家でのお手伝いを土台に、将来、地域のボランティア活動に、自発的にかかわる人になってほしいと願います。