今年の春、我が家でもやっとエアコンをつけた。
これでいつ暑くなっても大丈夫。
もう昨年の夏のような暑さが来ても怖くはない。
ところが、、、暑くなるのを今か今かと待っていたが、一向に暑くならない。
いや、暑くはなっている。
七月になって30度を越えた日が、三日くらいあったと思う。
ところが昨年のような暑さではない。
窓を開ければ涼しい風が入ってくるので、それほど暑さを感じない。
ところで昨年から今年にかけて、エアコンの売れ行きが異例とも言えるくらい多かったらしい。
昨年の夏は、大型家電店に行くと、エアコン売り場が一目でわかるほど、人だかりができていた。それは秋になっても続いていた。
「今、注文されても来年の夏に間に合うかどうか」なんて脅す店員さんもいて、一刻も早く注文しなければと焦る気持ちになったが、蓋を開けてみれば、今年春の注文で、四月にはエアコンがついた。
実はエアコンの台数は十分足りていたが、取り付けてくれる業者さんの数が足りなかったらしい。
しかし、それも本州から応援が来てくれたので、それほど待たずにつけることができたとか。
というわけで、今年エアコンを初めて稼働させるのを楽しみにしていたが、(暑い地域の方には申し訳ないが)エアコンをつけたいと思うほどの暑さが感じられなかった。
ところが、今日はいつもより暑く感じた。
室内の温度計を見ると29.6°となっている。
エアコンは、室温が30°以上になったらつけようと思っていたが、早く使ってみたくてうずうずしていたので早速つけてみた。
とりあえず26°に温度を設定して、説明書を読みながらスイッチオン。
涼しい風が出てきて汗が引いていく。
ところが、しばらくは涼しくてよかったのだが、だんだん寒くなってきて、温度を1°ずつ上げて行った。
しかし29°にしてもまだ寒く、ドアを開けて他の部屋にも冷風を送るようにしてみたが、じっとしているともう寒くて仕方がない。
エアコンをつける前の室温より高い30°に設定するのは、ちょっと違うような気がして、29°で我慢していたのだけど、あまりに寒くてエアコンが効いていない部屋に避難すると、もわっと暖かくてホッとした。
しばらくそこで温まってから、またエアコンがかかっている部屋に戻り、寒くなったら、また暖かい部屋に行って暖をとるということをやっていたが、「もしかして間違っていることをしているのではないだろうか」ということに気づいた。
寒ければエアコンを切ればいいだけと気がつき、エアコンを切って室温が上がってきたところで、窓を全部開け放った。
外から暖かい風が入ってきて気持ちがいい。
それほどの冷え性というわけではないが、今回はエアコンの風に当たると軽く頭痛がした。
昨年のようにもっと気温が上がると、より効力を発揮してくれるだろうと思うが、まだエアコンをつけるのは早かったようだ。
ちなみに家族は、扇風機もエアコンのない部屋で、外からの風だけで過ごしていた。
我慢できないほどの暑さになるまで、しばらくは自然からのクーラーでいいのかもしれない。
森林が近いので、より涼しいかも、、、
ちなみに今日の道内は気温が高く、熱中症になった方もいたようなので、これから気をつけて夏を過ごしたいと思います。