勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

幸せランキング。

2014年05月11日 | Weblog
このほどOECD(経済協力開発機構)が発表した先進諸国の幸福度ランキングではオーストラリアが4年連続の首位となりました。健康や教育や治安、市民の社会参加度や環境、所得や住宅などの生活満足度の他いろんな指標に基づく総合的な結果です。日本は治安であはトップだったものの総合的には36ヶ国中20位でした。

日本は、この手のランキングでいつも下の方にいます。どうしてでしょう・・・
その理由の中に「不幸を知らないから」という意見がありましたが私もこれを支持します。
戦争が終わって約70年ほど経ちます。終戦当時の年齢が10歳以上の人たちは現在約80歳以上の高齢となっています。これらの方たちは終戦直後(食べるものに困り生きていくのが精一杯の時代)を経験してきていますので、皆さん口々に「あの時を思えば今は幸せだ~」と言われます。私の両親も未だ健在ですが事あれば同じことを言っています。

ちょうど1年ほど前に「幸せは気づくもの」と書きましたが振り返って読んでみると、やはり「なるほど~」と思ってしまいます。

国によってさまざまな歴史(生きてきた環境)が有ります。そこに身を投じている人たちが“気付く幸せ”は全く違うと言う事ですね。よく「平和ボケ」と言いますが、これって確かに有りますよね・・・

ちょっと話が変わりますが、企業の人事なんかにおいて「なんの苦労もせずに育ってきて大学を卒業した新人」と「家族に恵まれず金銭的に苦労をしてきた高卒新人」がいたとすれば長い目で見て仕事が出来るのはどちらか・・・結果は判るような気がします。こういう思考から人事を考えてみてもいいのでは?


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