自衛隊への敬意。

「自衛隊を侮辱した加藤紘一氏」と題して産経ニュースに書かれていたのが目に止まった。どういう事かと言えば、元自民党で元防衛庁長官でもある加藤氏へのインタビュー記事が産党機関紙「しんぶん赤旗」に掲載されたのです。
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加藤氏：「集団的自衛権の議論は、やりだすと徴兵制まで行き着きかねない。なぜなら戦闘すると承知して自衛隊に入っている人ばかりではないからです」

この発言の中の「集団的自衛権が徴兵制に結びつく」と言う事自体論理が飛躍しており、自衛官達が「戦闘を承知していない」というのは自衛官達への侮辱ではないかと言う。彼らは全員、入隊時に「服務の宣誓」を行っているのである。「服務の宣誓」の中には「事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえることを誓います」と言う言葉が盛り込まれている。

私の身内にも元自衛官がいますが話をすると物静かで肝が座っていそうな雰囲気をかもしだしています。有事の時が怖いとか死ぬ覚悟が出来てない人間は隊員にはほとんどいないと私は思います。なぜならそういう人間はとっくに辞めて去っていってるから・・・
震災の時に目に見えない放射能の恐怖を抱きながら必死に活動している姿を思い出せば、この加藤氏の発言が日夜訓練に励んでいる多くの隊員達に失礼極まりない事はわかると思います。