勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

最近の競馬に物申す。

2014年05月07日 | ギャンブル
4日に『春の天皇賞』について書きましたが、今日も競馬の書き込みです
この天皇賞で4着に敗れた本命馬「キズナ」が骨折していた事が判明。同じく人気馬の「ゴールドシップ」が肉離れ、5着に入った「タニノエポレット」も靭帯損傷と故障馬だらけです。最近の京都競馬場の高速馬場が影響していると思われ、馬達のレースに一抹の不安が生じております。

何故、ここまで高速馬場(レコードタイムがぼこぼこ出るようなスピード馬場)なのか?

何故、馬の故障リスクを高めてまで高速馬場にしなきゃいけないのか?

本当にJRAさんにきちんと説明してもらいたいものです。

競馬をご存じでない方の為に少し説明しておきますと、馬場の状態(芝の長さや地面の固さ)を調整して走りやすくすれば当然早いタイムが出ますし、その逆は時計がかかって遅いタイムとなります。ゴルフのグリーンの調整でも芝を短くすれば止まらないグリーンになるのと同じ原理ですね。
さて、競走馬にはいろんな条件が絡んで「逃げ馬」・「先行馬」・「差し馬」・「追込み馬」と脚質は分かれてきます。一般的に時計のかかる走り辛い馬場状態の時は「逃げ馬」は不利で、最後の直線の正念場で勢いがなくなり「差し馬」や「追込み馬」に出番がやってくると言った具合です。

天皇賞の前哨戦『産経大阪杯』で見せた「キズナ」の見事な追い込みがこれです。
↓↓↓↓
2014年 第58回産経大阪杯(GII)


一番後ろから行く7番オレンジの帽子の「キズナ」がゴール前で図った様に先頭に立ちます。前の馬は足が止まってしまっているのがよくわかりますね。
しかし、舞台が京都の高速馬場に変わった本番の『春の天皇賞』ではキズナはゴール前でかわすことは出来ませんでした。敗因が高速馬場だけとは言えませんが競馬ファンにとっては早いレコードタイムを見るよりも力と力で争う白熱の勝負が見たいのです。そして何より事故なく無事にレースが終わって欲しい。そう思って止まないのです・・・


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