勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

最近の企業決算と日経株価には・・・

2014年05月12日 | 
「ディー・エヌ・エー」は発表した決算内容が市場予想と大きくかけ離れ下回った為、本日暴落。配当と今期業績予想を据え置いているので更なる下方修正リスクが拭えず、買いが入らなかった模様ですね。やはりスマホの普及が頭打ちに加え課金システムのモデルが崩れ出しているのかもしれませんね~

何度か売買して見慣れている「古河電工」も決算結果で本日大きく売られました。営業利益は43%増益だったけど今期見通しが225億円で12%減益。市場予想は260億円程度であっただけに仕方ないか・・・

ご存じ「ラウンドワン」も暴落です。ここはサービス業だけに景気状況をもろに受けるので消費税増税は大きな下振れの要因となりやすい。それを踏まえ決算で最終損益は197億円の赤字!そして今期営業利益は100億円で同1%の減益見通しを出しました。僅か1%マイナスですが、これは既存の店舗売上が前期と同じ前提に立っていますのでかなり危険な見立てではないでしょうか・・・普通はそう考えますよね

まぁ、過去最高益とか大幅増益とかの決算発表も多くみられますが、その原因はアベノミクス効果による為替差益と株価上昇の評価益にある場合が多分に考えられます。それにこでまでの日経の株価上昇はその辺りを織り込んでしまっているようにも見えます。よって投資家の皆さんは今期以降の業績予想に重点を置いて買うか買わないかを判断し結局売られるという事になている近況ではないでしょうか。特に重要な外国人投資家は今後の増税による景気低迷を見ぬいている様にも思えますね~。

業種選別にしてもこれと言って材料が見当たらないので私を含めポートフォリオの組み方に苦労されている方も多くおられるのではないでしょうか。「休むのも相場」ですよね・・・
含み益が少し減ったとはいえ、これまでの株価上昇でまだまだ含み益はあるはず。「確定千人力」を実践してみるのも一つでは・・・

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