metch Happy days

クリスチャンで、韓国で神学を学んでいるめっちの毎日の成長をつづるブログ

おかあさん

2008-04-27 00:24:07 | mylover
今日は結婚式に行ってきました。
彼と私の共通のお友達で、彼の教会で行われました。

韓国では、結婚したらその日から「アジュンマ」って呼ばれます。
オバサンっていう意味です。
日本人の感覚から言うと、めっちゃめちゃビミョーです。

しかも、韓国人は、「早く嫁に行け」などのデリカシーの無いことをジャンジャン口にします。
その分、結婚しますってなると、みんなの祝福は大きいです。
そして、年とってるのに結婚しないカップルを変人呼ばわりしたりします。
だけど、結婚してしまったら即日「オバサン」です。

今日の結婚式はとっても素晴らしくて、感動的で、新婦の女性が涙を抑えきれないってかんじで、とても良かったです。
育ててくれた感謝を、それぞれの両親に向かって、男性は床で、女性は最敬礼でお礼をあらわします。

私の婚約者のお母さんは、一度心不全で危篤になりました。
3年前のことでしたが、その時から彼は韓国で勉強してたので、すぐに帰国できる飛行機がなくて、とてももどかしい思いをしながらようやく帰りました。一命を取り留め、その後、クリスチャンになって生活をしていますが、最近も具合がとても悪いです。

私達が婚約式をした意味には、お母さんのことも大きかったです。
韓国で挙げる事になる結婚式には、一人息子であるにもかかわらず、体調のことがあり、お母さんは来る事ができないので、見せて差し上げられる姿を、お見せしたかったのです。


彼のお母さんが後日、携帯で打って私に送ってくれたメールには、二人の幸せな姿を見て胸がいっぱいでした。私は大丈夫なので二人仲良くね。とありました。
私の方が胸がいっぱいでした。


結婚したら、アジュンマ オバサンになって、
子供を生んだら、もう自他共にお母さんとなって、年をとって、しわも増えていく。私は、彼とながくこの地上で結婚していられたらいいなと思って長生きしたいと初めて思い始めたけれど、彼のお母さんにも、いっぱいいっぱい長生きして欲しいと切に思ってます。
一人しかいない子供を大事に育ててきて、私達の婚約式を体が痛んでも胸いっぱいの思いで見てくださってて、今も大変な状況だけど、私達がお母さんに孫を見せられるときまでも生きていて、彼の家の嫁となり、親子になりたいと思っています。
全部何もかも、これからしてさしあげられることなので、ながく一緒にいたいです。


自分が綺麗な「お嫁さん」でいる時期は過ぎ去っていくけど、
お母さんになるということは、自分ではなく、子供の幸せに「幸せだ」って思える人になるってこと。
とても素晴らしい事ですね。
そういうお母さんにもっと大きな幸せを見せてあげられる娘になりたいです。