NHK。面白いか?何となく録画。初めて知る北の先住民、
ユピック(人間という意味)たちのくらしぶり。
冬はマイナス22度、風があると体感は50度。
アラスカ州、アラスカ半島のさらに北。
セントローレンス島。地図で確認。2万1千人、意外と多い。
せいうちをとり、内臓まで大事に食べ、
命を大切に思い生きている民族。
男は6歳からクジラとりを練習。10キロあるモリを大人は持つ。
クジラ骨は家宝となる。オーロラがきれい。

夏はあるの?と思ったら、わずかな期間、雪から草原になり花も咲く。
8月は気温は8度くらい。日本の冬。
貴重なこの時期にはすることが多々ある。
セイウチの皮をつなぎ長いロープをつくる。
日に当て延ばす。40年使える。
セイウチの牙でオブジェを掘って作る。
サワードッグという植物が多数はえる。赤。
これを摘み、煮て冷凍し冬に食べる。ビタミンが豊富。
文化的な機器などは日本とあまり変わらない。
スマホ、パソコン、冷蔵庫、家電など、ほぼある感じ。
セイウチの赤ちゃんのひれは大事な食品。ぺらッとしている。
近くの人たちで、分け合いの精神。
キリスト教のようで、お祈りもかかさない。
人は自然の意思に従う事。
また冬になる。雪、ブリザードが20日続く。
狩りもできないが、我慢強く待つ。ロシアが海側から見える。
60年まで米軍基地があった。軍の廃棄物で人々が汚染され
ガンなど病気になった。死者が出て、軍は除染を始める。
土壌汚染は認めている。今でも廃棄物を撤去はしている。
近年は温暖化で2月でも氷が薄く、上に乗ると割れ、
狩りがしにくい。われ、死者も出た。ここでも温暖化現象。
少年、本土の大学へ行ったが、3か月で戻った。
父の狩りの手助けをしたいと帰った。ここが自分の家と語る。
親がユピック語を子供に教えている。
普段は英語を話す。狩り時はユピック語を使う。
どちらかというとアジア系の顔立ち。
皆、逞しい。厳寒の中で、工夫して暮らしている。
wikiで2万人以上とある。2つの村があるのか・・
病院などはあるか・・わからない。自然の恵みを最大限に使い
感謝して生きる。現代人に足りないものを感じた。
〇(Yupik, Yup'ik) は、アラスカ州西南部のベーリング海沿岸地域や、ベーリング海を挟んだ
ロシア極東最東部のチュクチ自治管区にかけて住む先住民族である。
なお、言語学者の宮岡伯人は、「ユッピック」と表記している
エスキモーに属し、アラスカ州南東部や
アメリカ合衆国本土などの先住民であるインディアンとは、
共にモンゴロイドではあるがそれ以上の共通点はない。
エスキモーを大きく分けた2つの民族のうちのひとつで、もうひとつはイヌイットである。
ただし、系統的にはイヌイットはユピックの一グループに由来するとの説もある。
ユピックもイヌイットも、彼ら自身の言葉で「人間」という意味である。
ロシアでは唯一のエスキモー系民族だが、アラスカでは北部にはイヌイットに属するイヌピアット (Inupiat) が住む。