七尾のお墓、どうなっているのだろう?と思っていた。
画像はコピー不可、アップできなかった。
中日新聞で見られるかな~。
藤沢清造のお墓と2つ並んでいたが、全滅状態。
墓石文字も清造の書からとり、掘ってもらった。
高めの墓石が2つ倒れ、周りもメチャクチャ。来月3回忌になる。
〇2年前に54歳で急逝した芥川賞作家の西村賢太さんの墓がある
石川県七尾市小島町の西光寺が、
地震で深刻な被害を受けたことが分かった。寺の山門や墓、地蔵堂などが倒壊。
2月5日に三回忌の節目を迎えるが、復旧に向けた先行きは不透明だ。
あの日、高僧英淳住職(71)は寺で檀家(だんか)と話をしていた。
激しい揺れと津波警報に驚き、外に飛び出すと「ぼうぜんとした」。
築100年余りの本堂は形を保っていたが、土台がゆがみ、畳がめくれ上がっていた。
墓石は崩れ、もともとは七尾城の城門だったと伝わる山門もつぶれていた。
境内では、地元の七尾出身の作家、藤沢清造(1889~1932年)の墓もあり、
西村さんの墓と寄り添うように並んでいた。しかし、
2人の墓は地蔵堂に押しつぶされるような状態で横倒しに。
西村さんは藤沢の「没後弟子」を自任し、藤沢の月命日に七尾での墓参りを欠かさず、生前墓も建てていたが、無残な姿になった。
高僧住職は今、弟と避難所で過ごしながら、少しずつ寺の片付けを進める。「賢太さんの墓もつぶれてしまった。再建には3、4年かかるだろう」。
跡継ぎはいないが「あと10年くらいは長生きしないと。命があるだけありがたい」と前を向いた。