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銀の人魚の海

日々の思いを好きに書いています。映画、海外ドラマ、音楽、本。
スヌーピー、ペコ、NICI、雑貨グッズ画像。

エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命★★★

2025-04-21 | wowow鑑賞19年6月から あ行~さ行

23年、仏、伊。マルコ・ベロッキオ監督。

19世紀の実話をもとにしている。

昔、イタリア映画祭でベロッキオ監督は2本は見ている。

カトリックの闇、宗教は、良いものなのかを考えた。

ボローニャ、ユダヤ人が多い町。ある一家、

仲良く子供は8人くらい。

息子の一人、エドガルドが病時に、

若い家政婦がなぜか、キリスト教の洗礼をしてしまう。

簡単なもの。この情報がどこで漏れたのかは不明のまま。

エドガルドは1858年、7歳、キリスト教側に強引に誘拐された。

突然。父母は怒り狂うが、誰にも止められなかった。

遠いローマの神学校へ入れられ、カトリシズムを叩きこまれる。

父母とはたまに会えるが短い時間、二人だけではなく5分位。

父母、親類、友人は何とかエドガルドを取り戻そうとするが

全くできない。教皇、枢機卿が権力者。何もできず10年経過。

68年に裁判へ持ち込むがそれも却下。

エドガルドは洗脳され、もうユダヤ教信者ではなくなっていた。

父の葬儀にも出られなかった。

エドガルドはカトリックの中で、少しずつ上の地位になる。

1878年教皇が死去。映画ではないが、エドガルドと教皇は

関係があったのか・・

神父の性加害をスクープした「スポットライト」を想う。

母が危篤でやっと、ローマからボローニャへ駆けつける。

母が死ぬ前に、キリスト教を受洗させたいと、エドガルドは願うが、

母は息子の手を払い拒否。死去。

ユダヤの葬儀。家族などは自分の服を切り裂いていた。

何かの意味?

エドガルドは、その後も宣教活動をし、

ベルギーで過ごし90歳まで生きたとクレジット。

昔カトリックミサに出たことがあるが、派手な司祭、神父の衣装、

多数のグッズなど、悪く言うとけばく、派手。

意味があるのだろうが。形式的な宗教だ。

バチカン法王がすべてを支配する政党のようなもの。

旧統一教会も同様、宗教は人を呪縛、洗脳するものなのだろうか・・

イタリアの歴史、ユダヤ教、カトリシズムをよく知っていれば、

さらに面白さもあると思う。

〇19世紀イタリアで、カトリック教会が権力の強化のために7歳になる少年エドガルド・モルターラを両親のもとから連れ去り、

世界で論争を巻き起こした史実をもとに描いたドラマ。

1858年、ボローニャのユダヤ人街に暮らすモルターラ家に、時の教皇ピウス9世の命を受けた兵士たちが押し入り、

何者かにカトリックの洗礼を受けたとされるモルターラ家の7歳になる息子エドガルドを連れ去ってしまう。

教会の法に則れば、洗礼を受けたエドガルドをキリスト教徒でない両親が育てることはできないからだ。

息子を取り戻そうとする奮闘する両親は、世論や国際的なユダヤ人社会の支えも得るが、教会とローマ教皇は揺らぎつつある権力を強化するために、

エドガルドの返還に決して応じようとはせず……。


スキャンダル ★★

2025-04-20 | wowow鑑賞19年6月から あ行~さ行

76年、伊。フランコネロが出るので録画。

知らない監督。サルバトール・サンペリ監督。

戦争中、へんな話。

カメラが、ヴィットリオ・ストラーロ。

ベルトルッチとのコンビカメラマン。

「サスペリア」のようなインテリアを写す。

南仏の薬局経営女性、夫は大学教授、40代か?

ネロと不倫関係になる。

ネロは雑用係として雇われてる。

それも自宅で(^^♪他の同僚女性とも関係し、

妻の娘とも・・高校生。

3人ともその家で関係というのがすごい!

薬局の中で。脱がしSEX。

夫がほとんど気が付かず、

仕事だけしているというのも・・・(^^)/

ちょっとサドっぽさもあるネロだった。

カメラは良かった。ネロ、35歳の時。

66年から、マカロニウェスタンで人気俳優に。

90年に「ダイハード」にも出演。

 


シビル・ウォー ★★★アメリカ最後の日

2025-04-19 | wowow鑑賞19年6月から あ行~さ行

24年、米。A24の制作と知った。24らしい映画。

賛否が割れる映画か?「THE」をつけると、南北戦争の意味。

今のアメリカを表現しているか・・

プレス、カメラマンのキルストン・ダンスト、リー役。

顔がはれていて、疲れを出している。メイクなしかも。

アレックス・ガーランド監督。「私を離さないで」の監督。

SF系?ゾンビ映画も撮っているらしく

初めから17分シーン、4人乗る車でハイウェイを

走行時、ドラマ「ウォーキング・デッド」に似ていて、

他も荒廃した町は、WDのイメージと重なった。

大統領へ取材のためワシントンDCへ、

ひたすら走るロード・ムービー。

リー、プレスのジョエル、高齢のサミー(先輩)

突然登場の記者志望23歳ジェシー(生意気)の4人で走行。

途中、色々な戦い、トラブルがある。

西部勢力と政府軍らしい。西部勢力がカリフォルニアとテキサス

って、違いすぎるような・・

ジョエルのアジア系友人が殺される。ショックで叫ぶ。

音楽が知らない曲が多かったが効果的になる。

クレジットで確認した。

知ってるのは、ジングルベル、ジョイトウーザワールドくらい。

歌詞の字幕が出た

「夢を見続けよう、永遠に、夢を燃やし続けよう」

アメリカが分断されていった末の物語。

シュールな映像も何か所かある。トランプが見たら感想は(^^)/

4年前に起きた米議事堂襲撃事件は、200年ぶり。

米国の揺れた姿を想う。


コンセント 同意 ★★

2025-04-17 | wowow鑑賞19年6月から あ行~さ行

23年、仏。キャスト、スタッフも知らない。

これが実話(実名で)から、女性が告発としてかいたノンフィクションの映画化。

88歳で健在。作家だが、仏のジャニー喜多川。

14歳、中学生の設定だが、女優は20歳の方が演じた。

かなりきわどいシーンがある。相手は作家、下記。wikiもあった。

50歳の美形でもないおじさん。小児性愛専門。少年でもいい。

14歳バネッサは、作家ガブリエル・マツネフと知り合い、ひとめぼれなのか?

この心理は不明。母は父と別居、恋人がいて、いないこともある。

寂しさからか・・中学生。作家は言葉巧みに、

「愛」を装い、バネッサを誘惑する。

バネッサも彼と離れたくない思いが強烈。

彼は決して、無理にはしない。

だんだんと関係を持つ。うまい。口説くのが。

これまで何人もの少女と関係をもち、フィリピンでは少年に

お金でせまる。

典型的なロリコン、少女たちはお金を出さず、愛、を語る。

みんな、幼いから、だまされる。浮気もされ、

それを知ったバネッサは、パニックになる。精神をわずらってしまう。

同意、なので訴えはできないのだろう。パリ警察は捜査は行っている。

若い監督のよう。映画化よくできたと思う。

wikiにあるように、こんな作家でもTVに出演し、

小児性愛支持者がいて、パトロンもいたとのでは。

収入は多くはないので、生活はパトロンからか・・

本はそれほどは売れていない。翻訳もされていない。

映画化の原作は翻訳され、中央公論新社から発売。↓

〇物語は、V(ヴァネッサ・スプリンゴラ)14歳、G(ガブリエル・マツネフ)49歳から始まる。

彼女は、出版社で働いていた母の紹介でGと知り合い、以来Gは、中学校の校門で彼女の下校を待つようになる。

「声望のある大人の作家」という幻影は、彼女の判断力を奪い、彼女はGと関係を持つようになった。ただ、この時彼女は14歳であり、フランスの法律が認める性交渉の下限である15歳を下回っていた。

Gは確信犯だった。彼女はGのアパルトマンに入り浸り、学校を休みがちになる。Gは彼女を、

作家の集まり、映画、芝居に連れ出したが、「私たちの生活の中心はセックスだった」。

スプリンゴラはなぜいま、35年前の出来事を書くことになったのか。それは、Gへの復讐である。

Gは、これまでに何度も、彼女との経験を作品に利用しており、そしてそれらの作品は、フランスの文学界で高い評価を得てきた。

自分のことが描かれた作品を読むたび、彼女は傷ついてきたが、それを言い出すことができずにいた。自分は「同意」していたと、言い聞かせて。

しかし、Gが自分との経験を作品に利用することをやめず、彼の名声が高まる一方であることから、ついに沈黙を破ることにした。それが本作である。
本書の余波は広がり続けており、Gの版元の一つガリマールは、

警察の家宅捜査を受けた。また、未成年時に性的搾取にあったという女性たちが声を上げ始めている。

〇ガブリエル・マツネフ。

ロシア系の両親のもとにパリで生まれ、ソルボンヌ大学で学んだ。1965年に作家デビューし、

1970年代以降の既成の道徳・倫理に反逆する風潮の中で、

~~

一部の「審美眼」のある読者の支持をえた。ベルナール・ピヴォが司会を務める

人気のあるテレビ文芸番組「アポストロフ」が1975年に始まると6回ゲストとして招かれ、

小児性愛を礼讃するような持論を文学の香り高く説いて有名人になった。

作品には『日記』シリーズや『16歳以下』など50作もの日記、小説、エッセイ、

詩集を発表しているが、

発行部数は少なく、英訳・日本語訳もない。

彼は2013年にルノードー賞[1]、2015年にカゼス賞を受賞した[2]

東南アジアで児童買春や複数の少女の「愛人」との性体験を著作に記していたため、

その是非について長らく議論があった。~~

しかし、文化人からは表現の自由を重んじる立場から擁護を受けていた。

〇2020年1月にヴァネッサ・スプリンゴラフランス語版(1972- )という女性が『同意フランス語版』を刊行し、

スプリンゴラが14歳から一年半にわたり、当時50歳だった作家Gと性的関係にあったことを告白した。

これがマツネフであることは明らかで、同書はベストセラーになり、ガリマール社などがマツネフの書籍販売を中止し、

パリ検察庁が未成年者に対するレイプ罪の疑いでマツネフへの捜査を行った[4]

『同意』は内山奈緒美訳で同年中に中央公論新社より刊行された。

同書は2023年ヴァネッサ・フィロフランス語版監督により『コンセント/同意フランス語版』として映画化され、ジャン=ポール・ルーヴがマツネフを演じた。


オーロラの彼方へ ★★★★

2025-04-09 | wowow鑑賞19年6月から あ行~さ行

00年、SFファンタジーサスペンス。

ジムが好きなので★おまけ。再見。

ジム少年(ジョン)の69年から開始。

30年後無線で亡き父(デニスクエイド)

と話せることになったジョン。オーロラが空に輝いていた。

30年前と現在が入り組んだ物語で、よく見ていないと混乱。

意味がわかなくなる。

ダルメシアンが、あいらしい。亡き父は果敢な消防士。

倉庫の火事で死にそうになるが、ジョンが無線で教えた通り

動き、助かる。

ジョンは警官・・ある連続殺人事件捜査で・・

よく考えると、突っ込みはあるが、SFとしてみれば、いい。

パナソニック、ソニー製品がうつる。

ラストはハッピイ。

ジムは「シンレッドライン」後の出演。デニス、ジム共に

左利き発見。彼は敬虔なカトリック信者で、

出演で裸体はダメ、ベッドシーンも。

音楽、カーリーサイモン、ステッペンウルフ、Dスプリングフィールド、

など70年代あたりの曲がいい。

〇「インナー・スペース」のデニス・クエイドと、「シン・レッド・ライン」のジム・カヴィーゼルが、時を隔てて協力し合う親子を演じる

ファンタジーサスペンス・ヒューマンドラマ。脚本は「オースティン・パワーズ ゴールドメンバー」のトビー・エメリッヒ。監督は「真実の行方」のグレゴリー・ホブリット。

2000年製作/117分/アメリカ
原題または英題:Frequency
配給:ギャガ=ヒューマックス
劇場公開日:2000年12月9日

恋人との別離に苦悩する刑事ジョン(ジェームズ・カヴィーゼル)にとって、30年前に殉職した消防士の父フランク(デニス・クエイド)は、

誰よりも妻を愛し、息子のジョンを「リトル・チーフ」と呼び、とびきりの愛情を注いでくれたかけがえのない存在だった。もし父が生きていたら…

そう思わない日は一日たりとてなかった。ある日、ジョンはクローゼットの奥から父の形見の無線機を発見する。オーロラの輝く夜、ある男との交信に成功したジョンは、

無線機の向こうで男が自分の子供に「リトル・チーフ」と呼びかけるのを聞き、愕然とする。ジョンが無線機で交信した男は、なんと30年前に死んだ父~


エンド・オブ・パリ ★★☆ 海外ドラマ

2025-04-05 | wowow鑑賞19年6月から あ行~さ行

24年、仏、英。8話。前半はまだいいが、

アクションが銃撃、殴り合いだけで、だんだん飽きてきた。

軽く、キャストが魅力ない。知らない俳優。

仏の大統領が女性、その恋人が警官というのも・・

あるのか?(^^♪彼は大統領の部屋で寝てたりするの。

警備も手薄。

「エンドオブ」はシリーズものだそう。13~16年

映画でJバトラー主演で3作ある。未見。

ドラマは、アフガンでタリバン一味に拷問、レイプを受けた男が、

パリでテロを行う。全身の皮膚がガスバーナー拷問でひどい。

妻、子供も爆破で殺された。

MI6のザラと、警察のヴァンサンが中心に捜査開始。

捜査側にスパイもいる。

「愛してる」セリフが多すぎ。吹き替え版、音がとても小さく

いつも16位が30にしないと聞こえない。( 一一)

 


COME TRUE カム・トゥルー 戦慄の催眠実験★★☆

2025-03-30 | wowow鑑賞19年6月から あ行~さ行

20年、カナダ。カナダ映画らしい静かな異色ホラー。

異常実験(^^)/よくわからず進む。超低予算。

18歳のサラは家出中。この理由もわからない。

お金がなく、時給がいいので大学催眠実験アルバイトに参加。

オウムみたいなヘッドギアを付け眠る。6人参加。

嘘のような大学実験(笑)。モニター室と睡眠室、あとは戸外のみ。

サラは目が光る男の悪夢を見て、けいれんし・・

演出、ホンを変えハリウッドなら、上手く撮るだろう。

サラ役、女優、顏も奇妙、メイク?体が痩せすぎ、ギスギス。

悪夢は誰でも見る。

 


アリスのままで ★★★

2025-03-28 | wowow鑑賞19年6月から あ行~さ行

14年、米。Jムーア、Aボールドウィン。

若年性アルツハイマーになった言語学者アリスと家族の映画。

ムーアはこれで、アカデミー受賞。

次女役は「パニックルーム」の娘役。クリスティン・J・ステュアート。

若年性(アルツでは1%くらい)が遺伝が濃いとは知らなかった。

だんだんとできないこと、記憶が薄れていく。ムーアの演技は素晴らしい。

学者なのでPCにこうすればを入れ、自死をしようと、薬を飲む~

それを途中で忘れ、PCを持ち二階へ上がる、このあたりは

まだ頭が働いている感じ。家族が来て、多分自死は不成立。

というか今、薬では簡単には死ねない。

認知症になっても、話しあい、進んでいく様子を

上からではなく、平な視点で撮られた映画。監督も難病ALSとのこと。

子供たち3人、二人は検査し陰性、陽性と判明。

一人は今は検査しないと決めた。

若年性を調べてみた。

下記、プレセリニンという単語は、アリスのセリフにあった。

〇アルツハイマー病患者の多くは70歳を超えて発症、中には40〜50歳代という比較的若い段階で発症する患者もいます。

こうした患者の多くが遺伝的なアルツハイマー病の素因を持っていると考えられています。遺伝的なアルツハイマー病は“家族性アルツハイマー病”と呼ばれ、

原因遺伝子(専門的には「遺伝子変異」といいます)が明らかになっているケースもあります。~~2004年から先進医療(開始当時は高度先進医療)として、家族性アルツハイマー病と診断された患者の遺伝子診断を実施しています。

〇アルツハイマー病原因は、脳に老人斑というしみができ、

進行するにしたがって脳細胞が死滅し、その結果全体的に脳が委縮するというプロセスが、多くの患者に共通して見られます。

 〇90年代から、家族性アルツハイマー病の発症に関係しそうな遺伝子変異の探索が世界中の医師や遺伝学者らによって精力的に行われました。

その結果、家族性アルツハイマー病患者には、プレセニリン1とプレセニリン2、そしてアミロイド前駆体たんぱく質(APP)という

たんぱく質の設計図となる3種類の遺伝子に変異が比較的多く見られることが明らかになったのです。


悪は存在しない ★★★★

2025-03-18 | wowow鑑賞19年6月から あ行~さ行

23年、日本。濱口竜介監督。107分。「ドライブ~」の

次の作品。3作が世界映画3大賞を受賞。賛否両論映画。

鑑賞は3本目か・・他は好みではなく、これが一番好き。

音楽を担当した石橋英子から、企画案が来て、そこから監督がホン。

不穏なポストクラシックの音が響く。映像はヨーロッパ風。

セリフは監督の指示らしくほぼ棒読み。役者も知らない。

ダークファンタジー?

グランピング、コロナ助成金、芸能事務所、

ZOOMのリモート会議などリアルなシーン

セリフがあるが、そのわりにリアリティ希薄な映画。

冒頭、樹々のシーンが長く眠くなる。

「ドライブ」は村上春樹原作、西島主演というメジャーさで

3時間でもヒット?

娘、花を探すシーンでは「ミツバチのささやき」のアナを。

ラスト、微Mハネケを想った。

エリセ「ミツバチ」については、監督はどこかで語っていたそう。

状況、年齢は違うが、広大な自然の中で少女を探すシーン。

鹿の死骸では「ゴッドランド」想起。「ゴッド」は馬の死骸。

長野県の自然、静かな町。監督は車走行シーンと

喫煙が大好き。「ドライブ」同様、ここでも。

自然保護絵画のようなカットで普通に喫煙(^^)/

ロングショット、長回しが多い。

町にグランピング事業の話が、芸能事務所からくる。

後半はほぼ関係なく進む。

巧は父子家庭。花と二人暮らし。

彼の仕事がわからない。お金は足りてる、暇ではないという。

便利屋、と。このセリフ、聴き取りにくい。

花の将来を思えば、便利屋で学費はでない。

一人なら気ままでいいが娘がいる。

花の学校からの迎えも忘れ「忘れすぎ」と言われる。

彼はADHD系だろう。

花のヘアがとても長く、30センチ位切りたい。

冬寒い町、母はいないのでドライヤーが大変。

音声が聞き取りにくいは日本映画ではある。

ここでは車の走行音とセリフがかぶさり、さらに。

グランピングの説明会に高橋、黛がくる。

2回目、巧は二人をうどん屋へ。

「車止める場所が少ないから、1台で」

3人で走行中、鹿の話をしたい巧の誘導になる。

田舎で車止められないなんて(^^♪

黛は羽織もの1枚薄着、二人の男はダウン、毛糸帽子。衣装がおかしい。

巧は鹿と鳥に執着する男、花も洗脳されているよ。

鹿の事を調べた。下記。関係があるか・・

ラスト、画面が暗く、はっきりはわからない。一体何が・・

彼は衝動性で?自然破壊の男、サイコパス的な面もあるのか。

巧は喫煙はしているのに(笑)悪は自分には存在しない。

彼女は生きている、アナと同じで。

男は死んでしまうかもしれない。どう見るか、それぞれ映画。

〇濱口監督46歳。以前もwikiみた。

父、wikiもある官僚、イランに3年、日本各地を転勤。

祖父は画家。父、兄同様、東大から芸大院卒。余裕ある育ち。

〇世界各地の山野に数多く生息していたシカ科の動物はほとんどの民族の文化に対して古くから重要な影響を与えていたと思われる。

後世の文化においては、シカは「俊敏」「非力」などの象徴として、また時には峻険な山岳地の象徴として用いられることがある。

 


ゴッドランド ★★★★ 大自然と神 ミステリアス

2025-03-16 | wowow鑑賞19年6月から あ行~さ行

22年、デンマーク、アイスランド。

久々に予想外衝撃作。

タイトルとは真逆、神は表だけ、

おきざりにされ人々は自己完結をする。

宗教色が強いドキュメンタリータッチ。

アイスランドで発見された木箱に

7人の男性が映った写真を発見、インスパイアされ制作された。

アイスランドのドキュメンタリーは前に見ている。

ミュージシャン、バンド、シガーロス(勝利薔薇)が好き。

CD、何枚も持っている。

冒頭から正方形、4つの角が丸い。ラストまでこのサイズ続く。

牧師の趣味、写真からの構図だろう。

19世紀後半、デンマーク統治下のアイスランドが舞台、

デンマークの牧師ルーカスは、アイスランドで教会を立てる指示を受ける。

「こことは違う気候国。覚悟していけ、秋までに建てないと無理、

火山が噴火で匂いもキツイ。やりとげろ」

船で行かず、陸路を選ぶ。船だと映画にはならないか?(^^♪

岩、草、空、大自然しかない延々と続く陸路。

ガイドのラグナル、通訳など8人位。馬は荷を背負い10頭位、

犬の1匹で進む。

テントを張り休みつつ、周りは静寂、自然しかない。

牧師ルーカスは言葉を覚える気がない、ダメ牧師とわかってくる。

コミュも取らない。趣味のカメラだけは大事にしている。

アイスランド人と交わろうとしない。強引さもあり、ガイドを無視、

命令し無理に川を渡る。川で通訳が死んでしまい

言葉が通じない現実を突きつけられる。

1日明るく昼か夜かわからない。自然は荘厳で人に迫る。

火山噴火、溶岩が流れる映像。岩と草の危険な場所を、馬で登る。

前半は時に眠さを誘うほど、映像は静止画のように美しい。

一体牧師たちはたどりつけるのか?通訳はもういない。

体力勝負。羊を買い、切り裂き内臓を出し食べる。

ラグナルはウナギの夢の話を延々と語る。

不気味な夢に怖さが増す。クラシカルな効果音が響く。

ドキュメントのような画像の隙間に、人の善悪が混在する。

ルーカスは登りに疲れ馬から転落、瀕死の状態になる。

ラグナルが村のカール(なぜか妻はいない)の家まで、何とか運ぶ。

カールの娘二人の看病でルーカスは助かったが、変わらず身勝手、

教会建設にも興味をしめしていない。

カメラの趣味だけは熱心で、娘や他の人も撮影する。

その時だけ生き生している。

皆、歌が好き。ラグナルも歌う。下の娘はバッハ、ピアノを弾く。

よくここまでピアノを持ってこられたな。

教会はほぼ完成に近づく。ルーカスは特に感謝を示さない。

これで牧師なのかと思うが・・

ラグナルは本当はデンマーク語を少し話せるといい、

過去の行いをルーカスに懺悔するように語る。ルーカスは反応しない。

彼に1枚撮影を頼むが、もう~がないというだけ。冷たい。二人は~

そして上の娘は~その後ラスト、カールは~神はいない世界に突き進む。

「デンマーク人は野蛮だ。デンマークの悪魔め」のセリフ。

ルーカスも同様、牧師でいながら、人々に何も与えようとしない。

偏屈男。1回だけレスリングのような競技参加はする。

・・衝撃のラストへ・・

ネタバレになるのでパス、犬が吠えていたのは、~を知らせるため?

牧師は命の恩人の~を。カールは娘の~を知っていた?

豊かな大自然の中、神はいない?いる?

人はちっぽけで、小さく善悪の見分けがつかない。

神は人をどうさばくのか・・

監督はアイスランド生まれデンマーク育ち。

〇デンマーク統治下にあった19世紀後半のアイスランドを舞台に、

布教の旅に出たデンマーク人牧師の過酷な旅路と

異文化の衝突をスリリングに描いた人間ドラマ。

デンマークの若き牧師ルーカスは、植民地アイスランドの辺境の村に

教会を建てるため布教の旅に出る。アイスランドの浜辺から馬に乗って

遥か遠い目的地を目指すが、その道程は想像を絶する厳しさだった。

デンマークを嫌うガイドの老人ラグナルと対立する中、

思わぬアクシデントに見舞われたルーカスは狂気の淵へと追い込まれ、

瀕死の状態でようやく村にたどり着くが……。

〇「ウィンター・ブラザーズ」「ホワイト、ホワイト・デイ」で知られる

アイスランドの気鋭フリーヌル・パルマソンが監督・脚本を手がけ、

2022年・第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品されたほか、

世界各地の映画祭で数々の賞を受賞。

〇第二次世界大戦中のデンマーク占領中、アイスランドは1944年に圧倒的多数で共和制を支持し、

デンマークとの連合関係に終止符を打った。

冬場は極夜となることなどから、外出は少なくなり、家にこもり読書にふける人々が増える。そのため、

1人あたりの書籍の発行部数は世界的に見てもかなり多い。

多くの人々が文学に親しむ環境にあり、人口数十万の国ながら多くの文学者音楽家を輩出している。

近年はビョークシガー・ロスムームヴィキングル・オラフソンらアイスランド出身の音楽アーティストたちが世界的に人気を集めている。

厳寒だが地域によるが、スウェーデン、フィンランドより気温は低くない。

海流の関係。


ヴィクトリア ★

2025-03-15 | wowow鑑賞19年6月から あ行~さ行

16年仏。「落下の解剖学」のジュスティーヌ監督。初期作。

コメディとあるが笑えない。飛ばし見。

女性弁護士が主役。裁判シーンが2回あり「落下」同様

検察が黒マント、弁護側が赤で、仏はこれを着るのね。

再確認。おしゃれ。

セリフが多く劇にできる。

麻薬、精神科医登場。女児二人が裸でiPad見るシーン。

小児好きにはいいかも。

チンパンジー、ダルメシアンが出た。

「落下」も犬がポイント。理屈っぽく似ていた。


スリー・デイズ ★★☆

2025-03-11 | wowow鑑賞19年6月から あ行~さ行

10年米。初見、Pハギス監督。

ラッセル・クロウが妻のため

脱獄を計画する。彼、大学教授役、似合わず(^^♪

妻は冤罪のよう。ここまでうまく素人ができるわけない。

リーアムニーソンが1シーン登場。

脱獄のためのアドバイス役。

ラストのクレジットに入る歌は必要ない。

南米へ・・

 


ゾンビ ダリオアルジェント監修版 ★★☆

2025-03-05 | wowow鑑賞19年6月から あ行~さ行

78年、ジョージAロメロ監督。米、伊。

この監修版が一番興行成績が良かったらしい。

再見、うっすら記憶。昭和のゾンビという感じ(^^)/

ドラマ「ウォーキングデッド」を見たので、比較してしまう。

WDは、リアルで怖いが、こちらはコミカル感もある。

丁寧な演出。人はゾンビを殺すことが使命。

楽しんで銃を使い殺す。

美術も今とは違い、ゾンビは普通服、顔にグレイ系色を

塗っているだけ。

歩き方だけゾンビ。人形みたい。(^^)/

Sモールで人間たちが、物をうばうは、WDにもあった。

昔の映画を見てWDは作られているね。

人対人になるのも同じ。お金をうばうシーンがあるが

うばっても、もう使う場所はないのでは?

まだある?これはドラマWDとは違う。