演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

なぜ、ストレッチングが必要なんでしょう?

2009年10月18日 02時20分50秒 | 基礎練習
なぜ、ストレッチングが必要なんでしょう?という、
問いかけに、がんちゃん@お母さん からコメントをいただきました。

>芝居は(役にもよりますが)けっこう体を使います.
>よく体を伸ばしやわらかくしておかないと,ひょんなことから怪我をしてしまうかもしれないからです.
>体を壊したら自分の思ったような演技もできなくなり演出の助言にも答えられなくなり回りにも迷惑をかけ最悪そんな人が続出したら芝居が成り立たなくなります.
>怪我をしないで自分の動きたいように体を動かせるのって大事なことだと思います.

いきなり大正解です。
私が考えるのに練習のときのストレッチには2つの意味があります。
「怪我をしないようにする」
「自分の調子を計る」
怪我をしないようにするというのは、がんちゃん@お母さんのおっしゃるとおりです。

さらに、演劇部に来る高校生には、膝が悪いだの腰が悪いだのと若い高校生らしからぬ疾病を抱えたのが意外と多く、ストレッチはさらに重要な意味を持ってきます。こういう場合は、治療もかねます。

「自分の調子を計る」というのは、自分の体が今日はどういう状況にあるのか確認するということです。これは、若干高度な意識の持ち方といえます。

練習のときのストレッチで忘れがちなのは、体をある程度温めてからストレッチするということです。練習にあまり時間が取れないことが多いので、ついついないがしろにしてしまいますが、基本です。ジムの練習メニューでは、ウォーキングかサイクルを10~15分となっています。

公演前にストレッチはしてますか?

公演の時は妙な緊張が入りますので、怪我の可能性が高くなります。できれば、やったほうがいいです。

さらに、いつもと同じことをすることで、体を縛っている緊張を解く効果があります。イチローがシーズン中毎日カレーを食べるのと同じです。

明日は「では、なぜ発声練習が必要なのでしょう?」です。
考えを聞かせてくださいね。

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1 コメント

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自分の感じたことも含めて (がんちゃん@お母さん)
2009-10-19 09:08:07
今,思いつくことを書いてみます!

★大きな声が出るようになる.
(高校の頃,腹式でやる発声法を指導されて練習してました.まず声が小さいと何を言っているのか見てる人に聞こえない.)
★カツゼツ(漢字が出ない~)がよくなる.
(また別にカツゼツの練習教材?もありますが,とりあえず発声が基本かと.これも口が回って?いないと見てる人が何を言ってるのか聞き取れない.)
★テンションが上がる.
(芝居にはテンションが必要です.大きな声出すと,それだけでテンションがあがる.)

総合して,芝居は見てる人に最低限何を話しているか何をしているか分からないと,そこでアウトかなと・・・そこをクリアしてこそ次の段階へ進めると思います.

どうでしょうか?
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