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ロンドンから徒然に

ゴール付近でのロンドン・マラソン観戦

2010-04-26 | スポーツ
 バッキンガム宮殿辺りに人が多いのは当たり前で、何も驚くことではないのですが、今日ばかりは観光客に加えて地元の人もたくさん集まっていました。



 生憎の小雨模様となった今日、恒例のロンドン・マラソンが開催されました。
 それでも早い時間に雨は上がり、曇り空の下(個性にもよるのでしょうが)むしろ走者には良いコンディションだったんじゃないでしょうか。確か昨年はすごく暑かったような記憶があります。
 


 昨年はタワー・ブリッジの辺りで観戦したので、今日はゴールを目の前(200メートルほど手前)にしたバッキンガム宮殿の前で見ることにしました。
 男女エリート、車椅子、一般など幾つかに分類されたグループは、確か違った場所や異なる時間のスタートだったと思うのですが、この地点になると色んな人が混じり合っています。



 暫く見た後にゴールより先に向かうと、それぞれの形で完走を祝おうとする人達に出会えます。
 中には、父親にシャンペンかけをする家族や、たくさんのパスタを作って寝転んで待つ人達も。



 今回も日本にまつわる人の参加が多く、様々な話題を呼んでいますが、僕が個人的に印象深かったのは、まずマーラ・ヤマウチ選手。
 僕と同じく15日の便が火山噴火の影響で欠航となり、コロラドからニュージャージー、そしてリスボンへ飛び、そこからは陸路タクシーでマドリード、レンタカーでパリ、さらにタクシーでフランス北部、主催者の用意した特別機でやっとロンドン、という気の遠くなりそうな1週間をかけての目的地到着が身につまされました。

 それから車椅子の土田和歌子選手。
 6日前のボストン・マラソンで4連覇を達成し、このロンドン・マラソンも制覇するなんて、凄い快挙じゃないでしょうか。それに、ここのコースは曲がり角が多く、車椅子の人達には辛いと思うんです。
 土田さんのことはどのくらい日本で報道されているのか分かりませんが、もっとこちらの方の報道もしっかりされてしかるべきだと思います。

 僕は根性無しなので(笑)長距離競技が大の苦手で、いくら刺激を受けてもさすがに参加するまでの気持ちにはなれませんが、人の走っている姿って本当に綺麗だと思います。完走者の嬉しそうな表情を見るのも楽しいし。
 また来年も場所を変えて見るのを楽しみたいと思います。

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