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ロンドンから徒然に

スペイン人のスポーツとリズム

2011-06-05 | スポーツ
 あいにく雨交じりの日曜日、リージェント・ストリートは歩行者天国となってたくさんの人で溢れました。砂を運び込んで、即席のビーチが出来上がったりもしています。
 “A Taste of Spain”という恒例のイベントのためなんですが(確か以前このブログにも書きました)、観光パンフレットと共に生ハムやワイン、チーズといった各地の名産品が配られ、どこも長い列が出来ていました。中にはパエリヤやガスパチョも見られます。皆食べ物のためには長時間並ぶのも厭わないみたいです。



 ところで、食べ物がないにもかかわらず、もっと長い列が出来ていたところが。
 その列の先をよく見ると、昨年のサッカーのワールドカップの優勝杯と、先日のヨーロッパ・チャンピオンズ・リーグの優勝杯が。列の先頭の人から順番にその横に並んで嬉しそうに記念写真を撮っています。そう言えば両方とも優勝はスペインのチームでしたね。
 さらに今日のテニスのニュースを付け加えるならば、久々に決勝での対決となった全仏オープンのナダルとフェデラー戦。軍配はナダルに上がり、ボルグと並ぶ6度目の全仏制覇で幕を閉じました。

 このところやけにスポーツでのスペイン人の活躍が目立ちます。この理由は何なんでしょう?スペイン人って、もともとスポーツ神経がいいのかな?(FCバルセロナは、メッシがやけに目立っているとはいえ、所属レギュラーの大半はスペイン人だし)

 なんて思いながら歩いていると、スペインの民族音楽が流れてきました。これがやはり独特のリズムなんですね。誰もがスペインと聞くと思い浮かべるフラメンコなんて、実は12拍子系のリズムを中心にその変則(ブレリア、ファンダンゴ、アレグリアス・ソレア、シギリージャ、etc.)がたくさん存在します。

 もしかしてこういった音楽のリズムを体得しているスペイン人は、スポーツにおいても独特のリズムで動くことができて、4拍子系のリズムに慣れている他の国の選手達が動きを合わせられなくて戸惑うんじゃないだろうか、なんて考えてしまいました。

 あ、今度はスペイン人のロックバンドが演奏を始めました。
 ……ううん、これはやっぱりイギリス人の方が向いているような気が。

2分間毎のジョギング

2011-05-10 | スポーツ
 旅に出る時には、機内に持ち込める程度の大きさのスーツケースにします。着替えも最小限にするので大抵はこれで事足りるのですが、日本に帰るとなるといつもたくさん本を買ってしまって、結局余分なバッグが増えてしまいます。

 今回はそれもできるだけ抑えたつもりなんですが、それでもやはりひとつにまとめるのは無理。何とかうまく整理しようとして邪魔になったのが実はシューズ。せっかく日課になるくらい馴染んできたジョギングなので、日本滞在中も続けようと持参したものの、結局使わず終い。なんとまぁ無駄な荷物だったことか。

 正直言うと走るのって苦手だったんですよ。いや、うちの家系はけっこう運動に強くて、国体やインターハイの出場者(中には優勝)までいるんですが、考えてみたら皆短距離走者か球技系。多分長距離の血筋じゃないんでしょうね。

 そこに来て根性無しの(しかも子供の頃は心臓疾患があった)僕なので、長い距離を走るなんて始めから諦めていたのですが、教えられたのがちょっと走っては(早足で)歩き、また走っては歩くというきっかけ作り。何でも最初は2分毎にこれを繰り返すのがいいとのこと。

 でも、時計見ながら走るなんてできないし、第一そんな退屈なことが続くわけがない。
 そこで考えたのが、2分台の音楽を聴くこと。1曲聴きながら走り、次の曲で歩く…

 ところが最近の音楽はどれも長くて、2分台で終わる曲なんて皆無。
 で、たどり着いたのが結局ビートルズです。初期の作品は殆どが2分台。しかもアルバムは14曲入りときているので、これを何枚か続ければいいわけです。
 それにしてもこの短い楽曲の,シンプルながら引き締まった完成度に改めて感心した次第です。何度聴いても飽きないし。



 今日St John’s Woodに行く(音楽とは全然関係ない)用事があって、世界一有名な横断歩道を久々に渡りました。アビーロード・スタジオはscaffoldingに囲まれて惨めな外観になっていましたが、相変わらずの落書きを見るだけでも楽しかったです。
 またいつかあの中に入って仕事したいな。

屋内→屋外→屋内→

2010-07-24 | スポーツ
 昔初めてダブリンに行ったのは夏のことでした。大酒飲みの地元の友人に連れていってもらった歓楽街は、道路にまで人が溢れ、遅くまで賑やかでした。
 ところがその次に訪れた翌年の冬、仕事が終わって同じ場所に繰り出すと、まるで別の場所かと思われるくらい閑散として、一瞬道を間違えたのかなと思ったほどでした。

 ロンドンはそこまでの差はないですが、やはり夏の夜の週末ともなると、パブの外では幾つもの輪が出来て会話が弾んでいます。もっとも、外に人が溢れているのは、昔と違い中でタバコを吸うことができないという事情もあってのことだと思いますが。



 SOHOを歩いていたら、そんな環境の中にちょっと違和感のある風景が。店頭にはPING PONG PARLOURと書かれています。ビリヤードなら分かるけど、卓球とは。
 イギリス人にも卓球は受けるのかな?



 なんて思ったすぐその後に、よくよく考えてみると、卓球だって起源はイギリスなんですよね。
 英語ではもちろんping-pongとも言いますが、正式名称はtable tennis。文字通りテニスの代わりに生まれた屋内競技なんです。シャンパンのコルクをボールに、葉巻入れの蓋をラケットにして、食事の後に楽しんだといいます。

 それにしてもイギリスが起源のスポーツの何と多いこと(これについてはかつて一度書いたような気が)。もちろんテニスもそうですよね。
 ところがテニスの起源をさらに辿っていくと面白いことを発見しました。

 テニスのもとになったボール遊びのことを『ポーム』というと聞いたので、綴りを調べてみるとフランス語のpaumeらしく、そもそもle jeu de paumeという、11世紀以来のボール遊びがあったみたいです。
 ちなみにjeuは遊びとかゲームのことで、paumeは手のひらのことですから、おそらく手でボールを叩いていたんじゃないでしょうか(あくまで推測です)。

 ところでこの『ポーム』は屋内でのゲームでした。フランスの貴族が宮殿や教会で行っていたものを、イギリスの僧侶が持ち帰り、屋外のゲームとして楽しんだのがテニスのもとになったというのです。

 ということで、経緯を整理すると、屋内(ポーム)→屋外(テニス)→屋内(卓球)と来たわけです。
 さて、誰か今度は卓球を屋外競技として発展させて、新しいスポーツを発明してみませんか。

クリケット発祥の地

2010-07-14 | スポーツ
 時節柄、場所柄、フットボールの話題に触れることが多かったですが、何を隠そう僕は(中学時代ですが)野球部に所属していたもので、夏と言えばやっぱり野球です。
 昔はスポーツ科学よりも“根性”が優先されたもので、暑い夏の練習時でもあまり水を飲ませてもらえなかったんです。その苦しさのせいで余計に夏の野球は印象に残っています。

 観戦する立場の年齢になってからは水代わりにビールですが(笑)、つい野球場が懐かしくなることがあります。
 でも、もちろんイギリスにはありません。その代わりがフットボールだとも言えますが、球場内ではビールを飲めません。いや、別にそこまでアルコールにこだわるわけではありませんが(笑)

 形だけで言うと、一番近いのはクリケットということになるんでしょう。
 こちらもイギリス発祥のスポーツですが、フットボールに負けず劣らず人気があり、スポーツ・ニュースでは必ず取り上げられます。でも、やっぱりルールがいまいち良く分かりません。

 見ていてもどこか優雅に感じられます。一応上流階級のスポーツということらしく、名門校では体育の授業に組み込まれているようです。
 確かにね、試合中にティー・タイムやランチ・タイムがあるスポーツなんて他にあまり知りませんもんね。



 クリケットにも“ワールド・カップ”はあって、4年に一度開催されています。次の大会は来年かな。
 1975年が第一回大会ということですから、これまで9回開かれていることになりますね。優勝国を調べてみるともちろん........

 あれっ、イングランドは一度も優勝していないぞ。

ワールド・カップもとうとう終わり

2010-07-13 | スポーツ
 とうとうワールド・カップも終わりましたね。
 日本では深夜の決勝戦もこちらでは夜の7時半からなので、ちゃんと見ることができました。
 フットボールに関しては素人の僕なので、どちらかというといつも細かい点よりも感覚で試合を楽しんでいますが、その意味ではところどころに緊迫した場面があったものの、当初期待したよりも面白くない試合でした。

 どちらも攻撃のチームと思っていますが、中盤をずっと支配していたスペインに対して、守りに入ったオランダのイエロー・カード連発の守備が続き、度々試合のリズムが壊れてしまうのが、その理由だったと思います。

 そうなると“攻められる”、いや“責められる”のは、選手だけでなくレフェリーでもあります。
 今回主審を務めたのが、イエロー・カードを多発すると言われているイギリス人のハワード・ウェブ。フットボール・ファンや、もしかしたら映画ファンにも有名かもしれません。『レフェリー 知られざるサッカーの舞台裏』という映画で“主演”でしたからね。

 今日イギリス人の友人と試合の話をしたら、「世の中で一番割に合わない仕事がフットボールの決勝戦の審判だよ」と言っていました。いずれにしろ半数近くの人を敵に回してしまうんですから。

 タコのパウルなど場外の話題でも盛り上がった大会ですが、決勝戦当日に爆弾テロが起きるという悲しいエピソードまで付いてしまいました。




 何かひとつ大きな出来事が終わるというのは、何故か寂しい気持ちになりますね。
 空を見ていると何だかもう夏が終わって秋が来てしまうような雲が。今日からぐっと気温が下がってしまいました。明日の天気予報は最高気温19度。あれっ、本当に夏が終わらなきゃいいけど。

フットボールの重さ

2010-06-24 | スポーツ
 いやぁ、イングランドが勝って本当によかった。
 住んでいる国が勝つという単純な喜びもあるのですが、これで選手や監督を責めるあの見苦しい報道を見なくて済むという消極的な嬉しさもあります。

 数日前にフランスはアネルカが監督に暴言を吐いたということで追放になり、それに抗議した他の選手が練習をボイコットする騒ぎになったのは日本でも報道されたと思います。
 それがついには政治家や哲学者まで巻き込んだ論争に発展し、下手をすると右派陣営によるマイノリティの排斥運動にまで発展しそうな雰囲気です。(仏代表の主力は移民系ですからね)

 イングランドも前主将のテリーの監督批判とも取れる報道がなされてしまい、それに対して監督が反撃するという事件も起こり、この騒ぎの影響も心配されましたが、ともかく勝利にこぎつけました。

 僕はスポーツを見るのはすごく好きです。何と言っても生身の人間の身体のあの躍動感に魅了されます。目的に向かうひたむきさにも感情移入してしまいます。
 でも、(多分非難されると思うけれど)これはフットボールに限らず、頭のどこかで“たかがスポーツ”と思うちょっと冷めたところもあるので、すぐに国とか政治とかに結びつけられるこういった事態はすごく重たく感じます。



 しかしこれはおそらく僕が日本人で、イギリスに住んでいるという“気楽な”立場だから言えることなのかもしれません。
 貧しい国の人々にとってはこれが大きな希望の星でしょうし、フットボール選手になる夢は子供達がその環境から抜け出せる唯一の手段なのかもしれません。だからフットボール=国家の尊厳=自分のアイデンティティと繋がっていくのかも。

 ううん、フットボールはやっぱり重たい。

フォーマル・ウェアでの観戦

2010-06-15 | スポーツ
 昨日、ワールド・カップの日本戦はおそらく通常のTV放送では見られないなんて書いたら、とんでもない、BBCで生放送していました。
 ともかく、念願だった初戦の勝利で、さすがに日本でも今後盛り上がるでしょうね。

 それにしても、噂通りブブゼラの音のけたたましいこと。僕なんかまだ耳の状態が良くないので、あれを側で聞くことを想像するだけで怖くなってしまいます(笑)
 でも、同じイギリス生まれのスポーツでもこの応援の時だけは観客は取りすましているんでしょうか、それとも?



 今年はワールド・カップの年なのでフットボールの話題が一番に来ていますが、この時期からの3大イベントというと本来はウィンブルドン選手権(テニス)、ヘンリー・ロイヤル・レガッタ(ボート)、それからロイヤル・アスコット・レース・ミーティング(競馬)です。

 明日(15日)から始まるこの競馬。イギリスでは“ロイヤル・ミーティング”と呼ばれることが多いようですが、日本ではおそらく“ロイヤル・アスコット”の方が通りがいいでしょう。
 いずれにしても、Royalの名が示すように、これはイギリス王室の主催とあって、色々と伝統的なしきたりや制約があります。

 そのひとつが服装です。
 競馬場内でもエリアによって異なるようですが、特にロイヤル・エンクロージャーと呼ばれるエリアでは、男性はブラックまたはグレーのモーニングとトップハットの着用(あるいは軍服の着用)、女性はフォーマルドレスやパンツスーツの他に帽子の着用が義務づけられます。
 さすがにフットボールとは全然違う雰囲気ですね。

 ところで、ロイヤル・アスコットはともかくとしても、実は僕は競馬の経験が全然ありません。賭け方さえも知らないんですよ。いつかビギナーズ・ラックを試してみたいとは思っているんですけどね。

HD放送の皮肉

2010-06-14 | スポーツ
 ワールド・カップでは韓国がギリシャを破って、さぞかし地元は歓喜の渦の中だと思います。こちらでも韓国チームの評価は割と高くて、優勝国のダークホースに入っているみたいです。
 逆に日本から来る友人達のメールによると、国内での盛り上がりに欠けるみたいですが、本当なんでしょうか。まぁ本番前の国際試合からしてあまり良い結果ではなかったので、期待感が出てこないのでしょうね。

 こちらでも今のイングランド・チームに対する批判は色々とあるみたいですが、何はともあれフットボール(やはりこちらでは“サッカー”ではなくこう呼ばないとピンときません)に対して盛り上がらないなんてことは考えられません。
 日本だったら、自分のうちやマイカーにたくさん国旗を掲げたりしたら、ちょっと右寄りの思想の人かと思われかねませんが、こちらではごく普通に見かけます。




 それほどのフットボール・ファンでない僕も、さすがに日本戦は応援したいのですが、多分そんなカードまで全て通常のTV放映をやっているとは思えません。ケーブルTVのスポーツ・チャンネル等の専門放送を、パブかどこかで見るしかないんでしょう。
 最近そういった専門放送はHD(ハイ・デフィニション)対応になっており、普通のTVよりも高解像度で見ることができるのを売り物にしています。

 ところで昨日のイングランドvsアメリカ戦、通常放送のITVでも、専門放送のITV HD serviceでも放送をやっていました。コアなファンは後者で見ていたかもしれません。
 試合はご存じのように開始早々の4分、イングランド・キャプテンのジェラードがゴールを決めて先制点を奪いました。

 ところがこの時、ITV HD serviceの放送の方は間違ってそのタイミングで自動車のCMを流してしまい(韓国のHyundai)、ファンは肝心のゴールを見損ねたのです。
 スポーツ放送の醍醐味は何といってもリアルタイムの同期感。肝心の場面を見ることができなければ、歓喜に酔うこともできません。

 もちろんこういったミスは二度と繰り返してはなりません。TVのスタッフはその後細心の注意を払いました。
 したがってファンも、今度はゴール・キーパーのグリーンが単純なキャッチ・ミスをしてゴールを許し、アメリカに追い付かれた場面はちゃんと見ることができたたわけです。さてその気分は......

プレッシャーの中で

2010-05-31 | スポーツ
 相撲が国技だと言われながら横綱・大関など上位陣を外国人勢が占めていることを考えると、日本人力士は情けないと言われるんでしょうが、スポーツ競技を考えるとイギリスが発祥の地であるものが多く、サッカー、ゴルフ、テニス、ラグビー、ボクシング、etc. ...色々とあります。

 サッカーに関しては(いや、他の競技もですが)世界一の座は他国に譲って久しいですが、こと相手が日本ということでは、勝って当たり前という空気が流れるのは仕方ありません。
 ですから今日の(あ、日本は昨日ですね)日本対イングランドの試合も、多分負けるということは誰も考えておらず、どんな勝ち方をするかが焦点だったと思うのです。

 予想通りイングランドは勝ちました。でもその意味ではこの勝ち方は不本意だったに違いありません。TVの放映中も重苦しい空気が漂い、試合が終わった後もどちらが勝者か分からないような雰囲気でした。

 僕はもともとそんなにサッカーに熱心なわけでもないので、中村俊輔さえスコットランドからいなくなった今、日本チームのメンバーのことは殆ど活字でしか知りませんでした。もちろん放映なんて全然ないですしね。ただ今日ばかりはイングランド戦とあって、まるまるTVで観戦できました。

 開始直後から、なんだかイングランドは動きが鈍いなぁと思っていたら、早々と闘莉王のゴール。これでゲームが俄然面白くなりました。
 

 
 その後もイングランドは何だか焦りばかりが目について、逆に日本側は川島の好セーブが何回も目立ちました。TVの中継もイングランド勢に“落ち着け、落ち着け”と苦笑混じりのアナウンスが出る始末。
 ちなみに日本勢の名前は“トゥーリオ”はまぁそのまま言えるとして、面白かったのは長谷部が“ハスィビィ”に聞こえます(笑)

 このところ批判的ムードの高まるカペロ監督は優れた試合内容が求められるだろうし、まだ最終メンバーの23人に絞られていない30人の選手は良いところを見せなきゃと思うだろうし、韓国戦に惨敗した岡田監督と日本選手も善戦が求められるだろうし、そんな風にそれぞれがプレッシャーの中で行われた試合でもあったわけですよね。

 それにしても途中で大映しになった岡田監督の顔が凄くやせていたのにびっくりしました。辛いんだろうな。毎日ストレスの連続だろうな。
 でも皆勝手だと思いません?何かと困った時にいつでも彼に頼んでおいて、ちょっと結果が出せないと非難の嵐。一旦任せたんだから最後まで信頼してあげましょうよ。
 ワールドカップで良い結果が出て、一旦ゆっくり休めることを祈ってます。

オリンピックの開催月は?

2010-05-18 | スポーツ
 先日TVのクイズ番組を見ていたら、2012年のロンドン・オリンピックは何月に始まるか?という質問がありました。
 ちなみにこれ3択問題で、6月、7月、8月のどれかから選ぶのです。わぁ、日本でこの時期だと最悪だなと思いません?でもロンドンの夏は爽やかでスポーツには良い季節なのです。

 さて、そこで回答者の論理。
 「まず8月だとちょっと遅すぎると思う」。そうですね、どちらかというと天気が安定しないし、後半には秋の気配もしてくるし。
 「次に、6月はウィンブルドンもあるので、こんな時期にはやらないと思う」。確かに。こんな人気イベントが同時開催だと、人の数も警備も半端じゃなくなって大変でしょう。
 「だから僕は7月を選びます」

 当たりっ!7月なんです。正確には7月27日に開会式で、8月12日に閉会式のようです。
 昨日も少し触れたんですが、今イギリスは2018年のワールドカップの招致に本腰を入れています。もし開催となったら、やっぱりウィンブルドンの時期は避けるんでしょうかね。



 ところで夜もう既に閉まっているハロッズのウィンドウを見たら、今度のワールドカップに参加する何ヶ国かのスター選手の写真とそのサイン入りのユニフォームが飾られていました。



 よく見るとちゃんと日本のものもあり、中村俊輔選手の写真があります。 
 殆ど報道されることもない日本のチームがこうして選ばれているのは、かつてセルティックに所属していた彼の知名度も関連しているのでしょうか?
 それともハロッズとあって、お客さんの重要度で日本も選ばれているのかな?でも最近はどちらかというと、アジア系の顧客では中国や韓国の方が数も多いし、お金も使ってそうですけどね。

 今度のワールド・カップでは、正真正銘目立つ活躍で、日本チームの報道をこちらのTVで見てみたいです。