家のバラの中で、実のなる種類がある。
かわいらしい赤い実なのだが、
最初に見つけたときは、薔薇に実がなるとは思っていなかったので驚いた。
秋の終わりには、
枝に咲かせたまま残しておいた(ドライフラワーのようになるのだ)アジサイと、
この薔薇の実を藤の籠にアレンジして、
何処を見ても雪ばかりの殺風景な冬の間、風除室に飾ったりした。
「ウエルカム フラワー」って感じかな。
ところが、我が家の風除室は
戸を開けると、強烈に北風の吹きつける場所なので、
新聞配達のおじさんが戸を半分しか閉めていかない時など、
籠ごと吹き飛ばされ、そこらじゅうに散乱し、
片付けるので大変な思いをしたこともある。
バラの実には「ローズヒップ」という可愛い名前も付いている。
何かいい利用法はないだろうかと探してみたら、
ブランデーや焼酎に漬けてローズリキュールに出来るそうだ。
このバラの香りをつけたリキュールの名前を
「クレーム・ド・ローズ」と呼ぶというのもおしゃれじゃない?
バラの実はビタミン類が豊富で、
肌を美しくし、疲労回復の効果があるとも書いてあったので、
これはやってみるべきかな?
でも、1kgも取れるかな?
★ローズ酒の材料★
バラの実1kg
ホワイトリカー(容器の実が漬かる量)
氷砂糖1kg(甘さは適宜に)
レモンⅠ個
作り方は黄赤色に熟した果実を、水洗いして水気をふき取り、
容器にバラの実と氷砂糖を交互に入れ、
レモンの輪切りを加えホワイトリカーを、実がつかるまで注ぐ。
3ヶ月ほどで熟成するそうだ。