紅葉と言えば、今回の旅では清水寺(文化遺産4つ目)の紅葉も楽しみにしていたのだが、
急な温度低下によってかなり盛りの時を過ぎていた。
それでも大舞台から眺める山々の美しさは、
盛りの時を十分想像させてくれたし、
音羽の滝から門に戻る道の両側に植えられているもみじも綺麗で、堪能できた。
その上、この清水寺では嬉しいサプライズプレゼントがあった。
「はじめて」若い男に待ち伏せされたのだ。
こんな風に書くとなんか物騒だが、
2年前、奈良の大学に進学した子が、わざわざ奈良から駆けつけてくれたのだ。
(丁度弟がこの研修旅行の第一隊に参加していたので、
二隊の私達が今日ここに来ることを知っていたと言うわけなのだ。)
「フィールドワークばっかりですよ。」とニコニコしながら語る姿を見ていると、
考古学がやりたいと言う夢を実現するために
古都奈良を選んだことは間違いなかったようで、嬉しかった。
実は、この旅でのサプライズはこれが「はじめて」ではなく、初日の宿には、
昨年夏広島に転校した子が、わざわざ訪ねてくれ、
次の日は広島駅まで見送りに来てくれていた。
「広島だったら、どこへでも行くつもりでした。会いたくて…。
秋田は良かった。みんな大好き。」
と言う言葉は本当に嬉しいプレゼントだ。
こんな予想もしない出会いが時としてあるから、この仕事は止められないのだ。
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