北京オリンピックの表彰式を見ていた時、
メダルを貰った選手たちに贈られた花束に目が留まりました。
それは深紅のバラと一緒に束ねられたカクトラノオです。
丈夫な花なので、うちの庭では増え過ぎて、
あまり有り難くない花だと思っていました。
だから、栄光を手に入れた選手を称える花として使われていることに、
違和感を抱いた私です。
今回の五輪は随分お金をかけたと言う話だったので、
もっと高価で華やかな花束でもいいのに…と不思議だったのですが、
良く見ると綺麗な薄紫色の花ですよね。
今まで軽んじていた自分をちょっと反省。
オリンピック開催時には、まだ青い蕾でしたが、今ようやく満開を迎えていて、
その一角がとても華やいでいます。