気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

細いけどフトイ

2007-07-14 21:07:10 | yaplogから

毎週金曜日、職場にお花を教えに来ている池坊の先生が、
高校時代からの純愛(でしょう?)を貫いて昨年K君と結婚したIさんのお母様だとK子ちゃんから聞いて以来、
一度ご挨拶したいなーと思っていたところ、
昨日花材が余っているので貰いに来ないかとK子ちゃんからお誘いがあり、
生花教室を覗いてみました。

K君とIさんの話に花を咲かせてから、
頂ける花について聞いたら、
沢山残っているので、主になる花をリンドウかヒマワリか百合から選べるというのです。
迷ってしまって「全くの初心者にお勧めはどれですか?」と聞いたらヒマワリだと言うことだったので、
それを頂くことにしました。

習っている生徒がみんな、緑の長い茎の線を生かして面白い形に折り曲げて活けていたので、
名前を聞いたら「細いけどフトイって言うんですよ。」と言う駄洒落がお母様から飛び出しました。
可愛いお母様です。

使い方を聞いたら、茎の真ん中に針金を通して曲げるのだとか。
やっていけと誘われたのですが、
実は私は気が短いので、
じっくり取り組まなければいけない生花は苦手なのです。
だから、お母様の活けていたのを見せてもらっただけで帰ってきてしまいました。

今日、思い出しながら活けてみようとしたのですが、思いのほか難しいです。
華道の心得がない私は
剣山も持っていないし、適当な花器も無い、
その上センスも無い。
直線を生かしながら、立体感を出せばいいはずだと思うのですが、
線が重なってしまったり、高低の差が思うように出なかったり、
勘だけではどうにもならないようです。

あれこれ悩むのが一番嫌いなので、
5,6分でさっさとやっつけてしまいました。
「池の赤ん坊」ですね。これでは。