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冬こそ魅力的な山陰から山口への旅

2018-02-13 16:54:23 | 旅行

お世話になっている先輩から、中国地方の旅を組んでくれと頼まれた。以前、「男6人会」で旅した行程がすごく気に入り、今度は夫婦で行ってみたいというのだ。2泊3日の旅で、その行程は次の通りである。

【初日】…新大阪からのぞみ⇒岡山から特急やくも⇒松江市・玉造温泉宿泊

【2日目】…玉造温泉から特急松風⇒益田市乗り換えローカル電車⇒津和野町散策・ローカル電車⇒山口市湯田温泉宿泊

【3日目】…湯田温泉⇒新山口のぞみ⇒広島市観光・のぞみ⇒新大阪

この旅行の中でどこが一番気に入ったのか?「男6人会」の後、反省会と言う名の飲み会で皆さんに聞くと、2日目の松江市から津和野までの日本海が素晴らしかったという。玉造温泉から乗る特急松風は2両編成で、ほぼローカル電車のようなものだ。益田に着くと乗り換えのため30分の待ち時間があり、その間合いがまた良かったらしい。誰かが、「おい、改札の近くのキオスクにえらい別嬪さんがおるぞ」と言うと、みんな2番ホームから階段を上がって、陸橋を渡り、ゼイゼイ言いながら1番フォームまで駆け込んだ(笑)。

大阪では10分も電車を待たされると怒号が出るオジサンたちが、のんびりベンチや待合室に座っていた(笑)。そして次は本物の?ローカル電車に乗り、山陰の小京都と言われる津和野へ。その間、電車はほとんど海岸線を走る。車窓から見える日本海の曇天と荒波を、皆さんが黙って見入っていたのを思い出した。男は何歳になっても寡黙でロマンチックなのだ。今考えると、確かにいい旅だったなあと感慨深い。

先輩の奥さんはここ2年程病気がちで、入退院を繰り返していた。だいぶ症状が良くなったので、先輩から奥さんへのプレゼントと言うわけだ。JR西日本の「おとなびパス」は、東は上越妙高から西は博多まで、3日間乗り放題で2万円だが、先輩はもうひとつ奮発して、オールグリーン車2万4千円を購入した。往復の新幹線と特急やくもはグリーン車がついていて、ゆつたり旅ができる。しかも、初日の宿は全国的に有名な高級宿、「佳翠苑 皆美 」である。館も温泉も素晴らしい温泉宿だが、特に料理部門の評判が良く、大阪にも和食の系列料亭がある。奥さんは、さらに恢復、記憶に残る旅になりそうだ。

これは先輩に言っていないが、新大阪へ見送りに行こうと思っている。電車が11時5分発だから、その前に(10時開店)大阪駅前の阪急デパートに行き(大阪から新大阪まで電車で5分)、そこそこの弁当を買って、喜んでもらうのだ。先輩には言葉では言い表せないほどお世話になっているからー。


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