「子供や部下への接し方」のお話です。
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私は、子供たちにいつも次のようにいう。
「今日から“私はできない”といってはいけません。
何かをはじめるときには、一言、“私はできる”といってはじめなさい。
そうすると、たいていのことをなし遂げられるようになります。
その力を使ってもなおできなかったときに、“私はできなかった”といっても遅くはないでしょう」
子供が弱氣になって、「できない」などといったら、私は呼び止めて「コラッ。できるといいなさい」とやり直させる。
「できる」といおうが、「できない」といおうが、たいしたことはないなどと考えたら、大間違いである。
このささいないいまわしが子供の潜在意識に入っていき、その子を積極的にしたり、無氣力にしたりするのである。
このように子供にプラスの考え方をさせるには、親も子供をプラスに見なければいけない。
親や教師は、ときに子供をよい子と悪い子に分けたがるが、それは間違いである。
だいたい、10のうち、よいところが8で、悪いところが2の子供は、“まあまあよい子”の部類に入れられる。
逆に、よいところが2で、悪いところが8だったら、“悪い子”で、手がつけられないと見なされる。
これがいけない。
子供をプラスに見ようと思ったら、2のよいことに注目して、その子にさらに自信をつけさせるようにすべきだろう。
そうするとおもしろいもので、残りの悪い8は徐々に消えていくものだ。
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氣の威力
藤平光一 著
幻冬舎
http://bit.ly/2tJIPWw
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人はどうしても、欠けている所に目が行ってしまうようです。
お茶碗が少しだけ欠けていたとしても気になります。
ピザが1ピースだけ欠けていたら気になります(笑)
でも、残りのピザを楽しむこともできます。
アメリカのある研究によると、創造性のもっとも高い子どもたちは、教師に好まれないそうです。
逆にいうと、教師に好かれる子は、創造性が低いともいえます。
「よい成績をとろう」という意欲が足かせになっているそうです。
アメリカに、ウォルト君という小学5年生の男の子がいました。
彼が学校の授業で、花壇の絵を描いたとき、先生に言われてしまいます・・・
「ウォルト君、その絵はおかしいわよ。花に顔があるなんて」
ウォルト君は言い返します。
「僕の花にはあるんだよ」
そう言って、絵を描き続けたそうです・・・
ウォルト君とは、のちにディズニーランドをつくった、“ウォルト・ディズニー”
心理学者のトッド・ルバート・スターンバーグ氏は、「成果をあげたいという欲求が中程度を超えると、創造性が低下するということが実証されている」といいます。
成功への意欲があればあるほど、失敗への恐れゆえに、変革を恐れる傾向にあるのです。
挑戦せずに、無難な道を行こうとすると、安定するかも知れませんが、大きな飛躍は期待できないでしょう。
子どもの頃、才能がないと思われていたとしても、それは相手の理解できる容量を超えていたからかもしれません。
アレクサンダー・ロックハートは、著書の『自分を磨く方法』の中で、「間違いを犯すことを恐れるあまり新しい挑戦を避けることが、最大の間違いかもしれない」と述べています。
だとしたら、失敗や欠けているところばかりを指摘して、やる気を奪ってはいけませんね。
「君ならできる!」と勇気づけることが、大人や上司の役割なんだと思います。
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今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
心より感謝します。
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ブログにも記事をアップしてあります。
「魂が震える話」ブログ
http://ameblo.jp/and-kei/
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転送、掲載、自由です。
朝礼や飲み会の席、友人や家族との会話で、どんどんご活用いただけたらと思います。
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この話は、メルマガ「魂が震える話」で紹介されていました。
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よろしくお願い致します。
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発行責任者 「魂が震える話」けい
お問い合わせ kei@tamafuru.com
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「今日から“私はできない”といってはいけません。
何かをはじめるときには、一言、“私はできる”といってはじめなさい。
そうすると、たいていのことをなし遂げられるようになります。
その力を使ってもなおできなかったときに、“私はできなかった”といっても遅くはないでしょう」
子供が弱氣になって、「できない」などといったら、私は呼び止めて「コラッ。できるといいなさい」とやり直させる。
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このように子供にプラスの考え方をさせるには、親も子供をプラスに見なければいけない。
親や教師は、ときに子供をよい子と悪い子に分けたがるが、それは間違いである。
だいたい、10のうち、よいところが8で、悪いところが2の子供は、“まあまあよい子”の部類に入れられる。
逆に、よいところが2で、悪いところが8だったら、“悪い子”で、手がつけられないと見なされる。
これがいけない。
子供をプラスに見ようと思ったら、2のよいことに注目して、その子にさらに自信をつけさせるようにすべきだろう。
そうするとおもしろいもので、残りの悪い8は徐々に消えていくものだ。
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人はどうしても、欠けている所に目が行ってしまうようです。
お茶碗が少しだけ欠けていたとしても気になります。
ピザが1ピースだけ欠けていたら気になります(笑)
でも、残りのピザを楽しむこともできます。
アメリカのある研究によると、創造性のもっとも高い子どもたちは、教師に好まれないそうです。
逆にいうと、教師に好かれる子は、創造性が低いともいえます。
「よい成績をとろう」という意欲が足かせになっているそうです。
アメリカに、ウォルト君という小学5年生の男の子がいました。
彼が学校の授業で、花壇の絵を描いたとき、先生に言われてしまいます・・・
「ウォルト君、その絵はおかしいわよ。花に顔があるなんて」
ウォルト君は言い返します。
「僕の花にはあるんだよ」
そう言って、絵を描き続けたそうです・・・
ウォルト君とは、のちにディズニーランドをつくった、“ウォルト・ディズニー”
心理学者のトッド・ルバート・スターンバーグ氏は、「成果をあげたいという欲求が中程度を超えると、創造性が低下するということが実証されている」といいます。
成功への意欲があればあるほど、失敗への恐れゆえに、変革を恐れる傾向にあるのです。
挑戦せずに、無難な道を行こうとすると、安定するかも知れませんが、大きな飛躍は期待できないでしょう。
子どもの頃、才能がないと思われていたとしても、それは相手の理解できる容量を超えていたからかもしれません。
アレクサンダー・ロックハートは、著書の『自分を磨く方法』の中で、「間違いを犯すことを恐れるあまり新しい挑戦を避けることが、最大の間違いかもしれない」と述べています。
だとしたら、失敗や欠けているところばかりを指摘して、やる気を奪ってはいけませんね。
「君ならできる!」と勇気づけることが、大人や上司の役割なんだと思います。
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