AI (ええ愛・Atelier Ichien)

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vol.3371 相手の立場に立つ能力 魂が震える話より 写真はMさんからいただいたプレゼントです╰(*´︶...

2017年07月01日 | 
「相手の立場に立つ能力」のお話です。


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自分自身を他人の立場に置いてみる能力を養うことは、人間関係を上手に保つ知恵の出発点であり、いつも他人と仲よくやっていくための基礎である。


この能力を活かせば、人生の味わいもずっと違ったものになるだろう。


これが他人にもたらす影響力には、魔法のような目を見はるものがある―――つまり相手はすぐに、「ああ、この人は自分を理解してくれている」と敏感に感じとってくれるようになる。


また、働きかけた当人にも同じように不思議な影響があらわれる。


ある人を理解し、その人の境遇や希望や悩みを自分のものと感じられるようになると、その人のよさがしみじみとわかってきて、相手に好意を持つようになるのである。


あなたがその人になりきれたからこそ、好きになったのである。


その人の言い分に耳を傾けてやれるし、真っ正面から攻撃するかわりに、やんわりと忠告してやれる。


その人が、自分でもどこにいるのかわからずに途方にくれるようなら、あなたは安全な避難場所をつくっておいてやれるのだ。


その人は、そこで待ち受けているあなたの姿を見てほっとするだろう。


あなたはその人の人生の悩みをわかちあい、軽減できるようになるのだ。


これは、あなた自身にとっても得るものが大きいはずだ。


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自分を変える!

アーノルド・ベネット 著

渡部昇一 訳・解説

三笠書房


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古代マヤの人々の言葉に〈イン・ラケチ〉というものがあります。


その意味が「私は、もうひとりのあなた自身です」。


つまり、「私はあなた、あなたは私」


他人のことを自分だと思って接すると、相手に嫌な態度をとったり、不快な気持ちになるようなこともしないし、自分の心の内を正直に伝えることもできます。


お世辞やおべっかも言う必要がなく、大事なことや指摘すべき点があったら迷わず言えます。


逆に、相手のことを自分ではなく完全に他人だと思っていると、本音で付き合うことはおろか、相手によく思われようとして小さな嘘をついてしまったりして、人間関係を難しくしてしまうかもしれません。


ナポレオン・ヒルの「成功哲学」には、『黄金律ゴールデンルール』のお話があります。


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「『黄金律』とは、相手と立場が入れ替わったときに、自分がしてほしいと思うことを、相手に対して行うべきだ、という意味である」


相手の要求を相手の立場に立って判断し、相手の目を通して世界を見る、ということがこの中に含まれているからである。


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そして、「自分が人にしてほしいと思うことを人にもせよ」という言葉をそのまま鵜呑みにした“ある種族の酋長さん”は、「6人の妻」をプレゼントしようとしたそうです(笑)


おそらく、自分がして貰って嬉しいことをそのまましたのでしょう。


このお話のキーポイントは、


【相手の要求を相手の立場に立って判断し、相手の目を通して世界を見る】


ということです。


成功する人の特長を経営コンサルタント“船井幸雄”氏はこう言いました。


「成功している人は、誠心誠意、他人の為に努力する人である。


『私心』を抑えることが重要。


成功する人は、相手の立場に立てる人、細事に気がつく人」


今までは、「相手のために」「お客さんのために」が主流でした。


でもこれからの時代は、「相手の立場に立って考える」「お客さんの立場に立って考える」ことが大切だと思います。


自分の目ではなく、相手の目、相手の魂の中に入り込み、相手の目を使ってこの世を見渡すのです。


ある意味、憑依するぐらいの気持ちで相手に成りきると、見えてくるのでしょう。


どんなことに困っていて、どんな結果が望ましくて、どんな気持ちなのか、どんなことを感じているのか・・・。


そうやって相手を感じ、考えていると、人間関係も商売も上手くいく♪


それが成功するための『黄金律』ですね(^^♪


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