AI (ええ愛・Atelier Ichien)

ここは、『AI(ええ愛)』のある人たちの自由な空間です。一つ一つの記事に『AI(ええ愛)』が込もっているものばかりです。

人は皆いつか・・・ 100人の1歩より 写真はMさんからいただいたプレゼントですヾ(@⌒ー⌒@)ノあ...

2016年09月03日 | 
vol.2738[人は皆いつか・・・]

ゆうです

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行きます!

〜〜〜

釈尊在世中、キサーゴータミーといわれる麗しい女性がいた。


結婚して玉のような男の子を産んだ。


命より大切に育てていたその子が、突然の病で急死した。


彼女は狂わんばかりに愛児の亡骸を抱きしめ、この子を生き返らせる人はないかと村中を尋ね回った。


今の彼女に何を言っても無駄だと思う人たちは、“舎衛城にまします釈尊に聞かれるがよい”と教える。


早速、キサーゴータミーは釈尊を訪ね、泣く泣く事情を訴え、子どもの生き返る法を求めた。


憐れむべきこの母親に釈尊は、優しくこう言われている。


「あなたの気持ちはよく分かる。

愛おしい子を生き返らせたいなら、私の言うとおりにしなさい。


これから町に行って、今まで死人の出たことのない家から、

ケシの実をひとつかみ貰ってくるのです。

すぐにも子どもを生き返らせてあげよう。」


それを聞くなりキサーゴータミーは、町に向かって一心に走った。


どの家を訪ねても、“昨年、父が死んだ”“夫が今年、亡くなった”“先日、子どもに死別した”という家ばかり。


ケシの実はどの家でも持っていたが、死人を出さない家はどこにもなかった。


しかし彼女は、なおも死人の出ない家を求めて駆けずり回る。


やがて日も暮れ、夕闇が町を包む頃、もはや歩く力も尽き果てた彼女は、トボトボと釈尊の元へと戻っていた。


「ゴータミーよ、ケシの実は得られたか」


「世尊、死人のない家は何処にもありませんでした。

私の子どもも死んだことがようやく知らされました。」


「そうだよ、キサーゴータミー。人はみな死ぬのだ。

明らかなことだが、分からない愚か者なのだよ。」


「本当に馬鹿でした。こうまでしてくださらないと、分からない私でございました。

こんな愚かな私でも、救われる道を聞かせてください。」


彼女は深く懺悔し、仏法に帰依したという。


〜〜〜

出典

[光に向かって123のこころのタネ]

高森 顕徹 著

1万年堂出版より



・・・━━━☆・
今日の1歩
・・・━━━☆・

人は皆いつか肉体を離れるときがくる。

そしてその悲しみを背負いながらも生きていくのです。



陽気で明るいあの人も、

怒りっぽいあの人も、

いつもニコニコしているあの人も、


そして、周りの人の幸せを願い 与え続けている あなたも・・・


そうやって向き合いながら生きているのですね。



〜〜〜


[魂が震える話]

〜人がひとを想うということ〜

ゆう けい 著

出版社 エイチエス

お近くの書店さん又は

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アマゾンにて
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〜〜〜

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