AI (ええ愛・Atelier Ichien)

ここは、『AI(ええ愛)』のある人たちの自由な空間です。一つ一つの記事に『AI(ええ愛)』が込もっているものばかりです。

嘆くより自分を磨け 人の心に灯をともす 5480より 写真はMさんからいただいたプレゼントです(*☻-☻*...

2023年09月27日 | 
【嘆くより自分を磨け】5480



宮下真(まこと)氏の心に響く言葉より…


《子曰(しいわ)く、人の己れを知らざることを患(うれ)えず、人を知らざることを患う。》

(人が自分の価値を知ってくれないことを気にかけるよりも、自分が人の価値を知らないことを気にかけるべきだ。)



人は自分の能力や力量を周りに認めてもらえないと、不満を抱いて、くよくよと思いわずらうものです。

たとえば、同期入社の人間が一足先に出世したり、ボーナスの額にどんと差をつけられたりするだけでも、「なぜ? 自分のほうが仕事もできるし会社に貢献しているのに」などと悔しい思いをすることもあるでしょう。

正当に評価してもらえない、自分のことをわかってくれる人がいない当人は「理不尽だ」と感じるでしょう。


しかし、そんなことはどんな世界でもあるのです。

他人に認めてもらえないことを嘆くよりも、他人を理解できず、その真価を認めることができない自分のことを思い悩むべきだ、というのがこのことばです。


『論語』には同様の意味の章句がいくつかあり、「里仁(りじん)篇」にもこうあります。

「位無(くらいな)きを患えず。立つ所以(ゆえん)を患う。己を知る莫(な)きを患えず。知らるべきことを為すを求む」(里仁篇4-14)。


自分に地位がないことを嘆かず、地位を得るには自分に何が足りないかを悩め。

自分が認められぬことを嘆かず、認められるだけのことをしようと努めることだ――。

まだ世に出ない弟子たちを勇気づけたであろう孔子のことばが、いま私たちへの励ましとして、ひびいてきます。



『道を切り開く86のことば 論語』永岡書店
https://amzn.to/3PvZqsK






人は、自分のことをわかって欲しい、認めて欲しいと渇望(かつぼう)する存在だ。

それを「承認欲求」という。

SNSの時代となり、「いいね」という他人からの承認に振り回されたり、フォロワーという数も気になり、ますます「承認欲求」は強くなる。


これが高じてくると「自己顕示欲」が強くなる。

自分を目立たせたい、注目を集めたい、自分の能力や影響力をアピールしたい、という欲求だ。

メディアやYouTubeへの露出も、注目を集めるため、次第に過激になってくる。


人に認められないことを嘆くより、人のいいところを見つけ、ほめたり、認めたりすること。

人にアピールしたり、注目を集めようとするよりも、アピールせずとも、認めてもらえるような自分になるため、自分を鍛え上げ、磨き上げること。


「嘆くより自分を磨け」という言葉を胸に刻みたい。





■メルマガの登録はこちらから
http://hitonokokoro.com/

■「人の心に灯をともす」のfacebookページです♪
http://www.facebook.com/hitonokokoro

■【人の心に灯をともす】のブログはこちら
http://ameblo.jp/hiroo117/

■X(旧ツイッター)はこちらから
https://twitter.com/hiroo117
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 藤一斎の言葉 人の心に灯を... | トップ | 口から出てくる言葉 人の心... »
最新の画像もっと見る