さまざまなペアレンツがありますが、「カーリングペアレンツ」という言葉、ご存知でしょうか?
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カーリングというのは、氷の上で石(ストーン)を滑らせ、標的に入れて得点を競う競技です。
冬季オリンピックなどでご覧になった方も多いでしょう。
この競技ではストーンの滑りをよくするために、ブラシで掃いて氷上を滑らかにします。
これを子育てになぞらえて、「カーリングペアレンツ」といういい方があります。
どういう親かというと、「子どもの人生がうまくいくように、先手を打って障害を取り除く親」のことです。
北欧でいわれはじめた言葉のようです。
子どもにつらい思いをしてほしくない、スムーズな人生を歩んでほしいという気持ちはわかるのですが、これはかえって子どもの自立を損ねてしまうのです。
子どもには、試練を与えないといけないのです。
試練を乗り越えるから、心も強くなって成長するのです。
あらかじめ試練を取り除いてしまうと、子どもは何も経験できず、何もできなくなります。
失敗もさせて、「これは失敗だったね」ということをわからせること、ちょっと危ないようなことも経験させて、「これは危ないな」という判断力を子どもにつけさせることが大事なのです。
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子どもの未来が楽しみになる幼児教育
赤松 兼次 著
現代書林
http://dokusume.com/modules/store/
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「カーリングペアレンツ」面白い例えですね♪
しかし、昔から「かわいい子には旅をさせよ」「獅子の子落とし」「親の甘いは子に毒薬」と言って、困難や試練を乗り越えさせる教えがあります。
これは、愛情もなく突き放す訳じゃなく、放置するわけでもなく、見守る前提のお話です。
ポイントは、ちょっと背伸びをすれば届くような、ちょっと頑張れば達成できるような経験を沢山させてあげることだと思います。
見守っていないとその「ちょっと」の加減がわからないので、愛情をもって見守る必要があるのです。
また、褒めるにしても、見守っていないと的を外れてしまいます。
手塚治虫さんとお母様のエピソードこそ、子どもの力を引き出す褒め方だと思います。
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漫画の天才、手塚治虫さん。
62歳で亡くなりました。
池田師範付属小学校というエリートの通う学校の生徒だったのですが、生徒もエリート、先生もエリートです。
あるとき授業中に、治ちゃん(本名は「治」)がノートに漫画を描いていた。
すると先生が見咎(みとが)めた。
「授業中に漫画を描いているとはなにごとだ」と。
当時は漫画は市民権を得ていませんから、怒られた。
そしてお母さんが呼び出しを受けた。
お母さんは帰ってきて、
「治ちゃん、今日学校から呼び出されて、先生に言われたんだけど、授業中に漫画を描いていたんですって?
どんな漫画を描いていたのか、ちょっと見せてちょうだい」
「いいよ」と持ってきた漫画を母親は何も言わずに、1ページ目から読み始めます。
そして、終わりまで読んで、パタッと閉じた。
そこで、
「治ちゃん、この漫画はとてもおもしろい。お母さんはあなたの漫画の、世界で第一号のファンになりました。これからお母さんのために、おもしろい漫画をたくさん描いてください」
と言った。
天才手塚治虫が誕生した瞬間です。
普通の親なら「何やってんのよ、あんたは」と怒ります。
しかし、手塚治虫のお母さんは違った。
描いた漫画を誉めてやることで、子どもの才能を引き出したのです。
子どもが伸びたい方向に伸びようとするのを、なぜ社会の常識や親の思いで潰すのか。
その芽をなぜ摘み取るのか。
世間はそこに、そろそろ気がついたほうがいいようです。
子育てとは、じつは難しくない。
子どもが伸びていきたい方向に伸ばしてやればいい。
逆にいえば、伸びたい方向に伸びていくのを邪魔しないこと。
小林正観著『淡々と生きる』より
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褒めると甘やかすとの違いだと思います。
愛情と甘やかすのも違いますね♪
大人も子供も同じ。
愛を持って見守っていきましょう(^^♪
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今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
心より感謝します。
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このメルマガは、
転送、掲載、自由です。
朝礼や飲み会の席、友人や家族との会話で、どんどんご活用いただけたらと思います。
こちらから登録出来ます。
↓ ↓ ↓
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ブログやメルマガ、フェイスブック等のネタとして使用する際は、以下のような文を入れて頂ければ、断りは要りません。
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この話は、メルマガ「魂が震える話」で紹介されていました。
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よろしくお願い致します。
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発行責任者 「魂が震える話」けい
お問い合わせ kei@tamafuru.com
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冬季オリンピックなどでご覧になった方も多いでしょう。
この競技ではストーンの滑りをよくするために、ブラシで掃いて氷上を滑らかにします。
これを子育てになぞらえて、「カーリングペアレンツ」といういい方があります。
どういう親かというと、「子どもの人生がうまくいくように、先手を打って障害を取り除く親」のことです。
北欧でいわれはじめた言葉のようです。
子どもにつらい思いをしてほしくない、スムーズな人生を歩んでほしいという気持ちはわかるのですが、これはかえって子どもの自立を損ねてしまうのです。
子どもには、試練を与えないといけないのです。
試練を乗り越えるから、心も強くなって成長するのです。
あらかじめ試練を取り除いてしまうと、子どもは何も経験できず、何もできなくなります。
失敗もさせて、「これは失敗だったね」ということをわからせること、ちょっと危ないようなことも経験させて、「これは危ないな」という判断力を子どもにつけさせることが大事なのです。
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「カーリングペアレンツ」面白い例えですね♪
しかし、昔から「かわいい子には旅をさせよ」「獅子の子落とし」「親の甘いは子に毒薬」と言って、困難や試練を乗り越えさせる教えがあります。
これは、愛情もなく突き放す訳じゃなく、放置するわけでもなく、見守る前提のお話です。
ポイントは、ちょっと背伸びをすれば届くような、ちょっと頑張れば達成できるような経験を沢山させてあげることだと思います。
見守っていないとその「ちょっと」の加減がわからないので、愛情をもって見守る必要があるのです。
また、褒めるにしても、見守っていないと的を外れてしまいます。
手塚治虫さんとお母様のエピソードこそ、子どもの力を引き出す褒め方だと思います。
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漫画の天才、手塚治虫さん。
62歳で亡くなりました。
池田師範付属小学校というエリートの通う学校の生徒だったのですが、生徒もエリート、先生もエリートです。
あるとき授業中に、治ちゃん(本名は「治」)がノートに漫画を描いていた。
すると先生が見咎(みとが)めた。
「授業中に漫画を描いているとはなにごとだ」と。
当時は漫画は市民権を得ていませんから、怒られた。
そしてお母さんが呼び出しを受けた。
お母さんは帰ってきて、
「治ちゃん、今日学校から呼び出されて、先生に言われたんだけど、授業中に漫画を描いていたんですって?
どんな漫画を描いていたのか、ちょっと見せてちょうだい」
「いいよ」と持ってきた漫画を母親は何も言わずに、1ページ目から読み始めます。
そして、終わりまで読んで、パタッと閉じた。
そこで、
「治ちゃん、この漫画はとてもおもしろい。お母さんはあなたの漫画の、世界で第一号のファンになりました。これからお母さんのために、おもしろい漫画をたくさん描いてください」
と言った。
天才手塚治虫が誕生した瞬間です。
普通の親なら「何やってんのよ、あんたは」と怒ります。
しかし、手塚治虫のお母さんは違った。
描いた漫画を誉めてやることで、子どもの才能を引き出したのです。
子どもが伸びたい方向に伸びようとするのを、なぜ社会の常識や親の思いで潰すのか。
その芽をなぜ摘み取るのか。
世間はそこに、そろそろ気がついたほうがいいようです。
子育てとは、じつは難しくない。
子どもが伸びていきたい方向に伸ばしてやればいい。
逆にいえば、伸びたい方向に伸びていくのを邪魔しないこと。
小林正観著『淡々と生きる』より
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褒めると甘やかすとの違いだと思います。
愛情と甘やかすのも違いますね♪
大人も子供も同じ。
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