【投げたものは返ってくるという法則】4593
斎灯サトル氏の心に響く言葉より…
《投げかけたものが返ってきます。優しさを投げかけると優しさが。笑顔を投げかけると笑顔が。》(小林正観)
人に優しくしたら、優しくされやすい。
笑顔で会話をすると、相手も笑顔になりやすい。
実は、逆もしかり。
むしろ逆から考えるとよくわかると思います。
いら立ちを投げかければ、相手もいら立ち、他人の不幸を願えば、自分にも災いという形で返ってきます。
イライラしながら攻撃的に相手と接して、相手が満面の笑みになることはありません。
もし立場が上の人が、強圧的に部下に命令したら、その人は一時的にいうことを聞くフリをするかもしれません。
しかし、その人のストレスは、別の形で発散されます。
お釈迦さまは、それを「因果応報(いんがおうほう)」という言葉を使って説明しました。
宇宙の法則のひとつです。
昔、インドのある王さまが、国内の治安について考えていました。
多額のお金をつぎ込み、警察(兵隊)を使い、民衆を強制的に抑えつけても、よけいに暴動が増えるだけでした。
抑えた分、反発があるのです。
暴動は増え続け、さらに多くの警察を雇い、財政はどんどん圧迫されました。
そこで、お釈迦さまの「因果応報」という考えを、教育などに取り入れました。
「人に嫌なことをすれば、嫌なことをされる。良いことをすれば、良いことをしてもらえる」
このシンプルな本質を伝えたことにより、国民は自分の行動を少しずつ考えるようになりました。
それだけで暴動がなくなり、治安が良くなったので、民衆も仕事がはかどり、物流も良くなり、国が豊かになっていきました。
人々には笑顔があふれていきました。
「負の連鎖」から「正の連鎖」にしていくには、このシンプルな法則を理解しておくといいようです。
『正観さんのしあわせ絵言葉』廣済堂出版
https://amzn.to/3goQULX
小林正観さんのこんな言葉があります。
『振り返ってみると、私は「先生(教師)」に恵まれていました。
学生時代一度も「おい」とか「おまえ」とか呼ばれたことがありません。
どなったり、怒ったり、高圧的だったり、感情的であったり、という方はおられませんでした。
宇宙の大法則は「投げかけたものが返ってくる。投げかけないものは返らない。愛すれば愛される、愛さなければ愛されない。嫌えば嫌われる。嫌わなければ嫌われない。」
だから、荒っぽい言葉を使っていると、そのとおりの言葉に囲まれることになります。
投げたものが返ってくるので、何年かすると自分に返ってきます。
乱暴な、荒っぽい言葉に囲まれることになります。
「荒れた学校」のことを聞くことがありますが、もしかすると、その学校には、「おい」「おまえ」という言葉が飛び交ってきたのかもしれません。
国際神道学会の会長で、中央大学の中西旭(あきら)先生は、「神様は上に行けば行くほど、腰が低くなります。
いばったり、偉そうにすることは絶対にありません。
ときには人間に対して、土下座さえもします。
ほんとうにすごい神様は、とても腰が低いのです」
その話を聞いて以来、私は年下の男性に対しても、「さんづけで呼ぼう」と決めました。
「言葉を大事にする」ということの中に、「敬語」というものもあります。
中西先生は「丁寧な言葉」以上に、「美しい言葉」をお使いになるかたでした。
「敬語」の使い方が素敵なのです。
年下の教え子に対し、普通に何事もなく敬語を使って接しておられました。
「敬語をさりげなく使いこなせる人は、かっこいい」のでした。
会話の部分で丁寧な言い方をする。
そういう日々を続けていると、荒っぽい言葉を浴びせられることがなくなります。』(幸も不幸もないんですよ/マキノ出版)
夫婦で経営している、とても繁盛している飲食店があった。
その店では、ご主人が奥さんのことを名前で呼んでいて(たとえばケイコさんのように)、「〇〇さん、〇〇お願いします」と、とても丁寧だった。
反対に、別の夫婦で経営している中華のお店では「早くやれって言ってんだろ、このグズ」のように奥さんのことを罵(ののし)っていた。
いたたまれなくなって、早々にお店を出たのを覚えている。
自分の発する言葉は、まわりの人がちゃんと聞いている。
特に小さなお店ではなおさらのことだ。
そして、その発する言葉で、その人のひととなりがすぐに分かってしまう。
家庭内(親子や夫婦間)で、「おはようございます」「おやすみなさい」「行ってきます」「いただきます」「ごちそうさまでした」「ありがとうございます」「ハイ」という丁寧なあいさつを交わしている家は円満だ、という話を読んだことがある。
親しくなればなるほど、丁寧な言葉は大切だ。
投げたものは返ってくる、という法則を胸に刻みたい。
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斎灯サトル氏の心に響く言葉より…
《投げかけたものが返ってきます。優しさを投げかけると優しさが。笑顔を投げかけると笑顔が。》(小林正観)
人に優しくしたら、優しくされやすい。
笑顔で会話をすると、相手も笑顔になりやすい。
実は、逆もしかり。
むしろ逆から考えるとよくわかると思います。
いら立ちを投げかければ、相手もいら立ち、他人の不幸を願えば、自分にも災いという形で返ってきます。
イライラしながら攻撃的に相手と接して、相手が満面の笑みになることはありません。
もし立場が上の人が、強圧的に部下に命令したら、その人は一時的にいうことを聞くフリをするかもしれません。
しかし、その人のストレスは、別の形で発散されます。
お釈迦さまは、それを「因果応報(いんがおうほう)」という言葉を使って説明しました。
宇宙の法則のひとつです。
昔、インドのある王さまが、国内の治安について考えていました。
多額のお金をつぎ込み、警察(兵隊)を使い、民衆を強制的に抑えつけても、よけいに暴動が増えるだけでした。
抑えた分、反発があるのです。
暴動は増え続け、さらに多くの警察を雇い、財政はどんどん圧迫されました。
そこで、お釈迦さまの「因果応報」という考えを、教育などに取り入れました。
「人に嫌なことをすれば、嫌なことをされる。良いことをすれば、良いことをしてもらえる」
このシンプルな本質を伝えたことにより、国民は自分の行動を少しずつ考えるようになりました。
それだけで暴動がなくなり、治安が良くなったので、民衆も仕事がはかどり、物流も良くなり、国が豊かになっていきました。
人々には笑顔があふれていきました。
「負の連鎖」から「正の連鎖」にしていくには、このシンプルな法則を理解しておくといいようです。
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小林正観さんのこんな言葉があります。
『振り返ってみると、私は「先生(教師)」に恵まれていました。
学生時代一度も「おい」とか「おまえ」とか呼ばれたことがありません。
どなったり、怒ったり、高圧的だったり、感情的であったり、という方はおられませんでした。
宇宙の大法則は「投げかけたものが返ってくる。投げかけないものは返らない。愛すれば愛される、愛さなければ愛されない。嫌えば嫌われる。嫌わなければ嫌われない。」
だから、荒っぽい言葉を使っていると、そのとおりの言葉に囲まれることになります。
投げたものが返ってくるので、何年かすると自分に返ってきます。
乱暴な、荒っぽい言葉に囲まれることになります。
「荒れた学校」のことを聞くことがありますが、もしかすると、その学校には、「おい」「おまえ」という言葉が飛び交ってきたのかもしれません。
国際神道学会の会長で、中央大学の中西旭(あきら)先生は、「神様は上に行けば行くほど、腰が低くなります。
いばったり、偉そうにすることは絶対にありません。
ときには人間に対して、土下座さえもします。
ほんとうにすごい神様は、とても腰が低いのです」
その話を聞いて以来、私は年下の男性に対しても、「さんづけで呼ぼう」と決めました。
「言葉を大事にする」ということの中に、「敬語」というものもあります。
中西先生は「丁寧な言葉」以上に、「美しい言葉」をお使いになるかたでした。
「敬語」の使い方が素敵なのです。
年下の教え子に対し、普通に何事もなく敬語を使って接しておられました。
「敬語をさりげなく使いこなせる人は、かっこいい」のでした。
会話の部分で丁寧な言い方をする。
そういう日々を続けていると、荒っぽい言葉を浴びせられることがなくなります。』(幸も不幸もないんですよ/マキノ出版)
夫婦で経営している、とても繁盛している飲食店があった。
その店では、ご主人が奥さんのことを名前で呼んでいて(たとえばケイコさんのように)、「〇〇さん、〇〇お願いします」と、とても丁寧だった。
反対に、別の夫婦で経営している中華のお店では「早くやれって言ってんだろ、このグズ」のように奥さんのことを罵(ののし)っていた。
いたたまれなくなって、早々にお店を出たのを覚えている。
自分の発する言葉は、まわりの人がちゃんと聞いている。
特に小さなお店ではなおさらのことだ。
そして、その発する言葉で、その人のひととなりがすぐに分かってしまう。
家庭内(親子や夫婦間)で、「おはようございます」「おやすみなさい」「行ってきます」「いただきます」「ごちそうさまでした」「ありがとうございます」「ハイ」という丁寧なあいさつを交わしている家は円満だ、という話を読んだことがある。
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