AI (ええ愛・Atelier Ichien)

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「活字の船」に乗る 人の心に灯をともす 5470より 写真はMさんからいただいたプレゼントです(*☻-☻*...

2023年09月17日 | 
【「活字の船」に乗る】5470



渡部昇一氏の心に響く言葉より…


少なくとも私にとって、読書の大部分は、単にインフォメーションを得るためになされるのではない。

その著者と総体的につき合うことなのである。

このことをはっきり認識する時、私はいつも慄然たる思いをする。


というのは、私がすでに持っている交際範囲、それにこれからひろげたいと思っている交際範囲…つまり読みたい本はほとんど無限にひろがっているからである。

「これらの本の著者たちとつき合うためには、生きている人間とのつき合いを削減しないといけないな」という結論に到達しているが、実行するのはそれほどやさしくない。

結婚式その他のパーティーにはつとめて欠席する。

決心を固くして断り続けるのであるが、そのうち「こんなことをしてよいものだろうか」と反省が湧いたりする。

生きた人とのつき合いを減らすことは、増やすことよりも、はるかに難しい。

(知的対応の時代)より


『知的生き方の方法』WAC BUNKO 362
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本書の中にこんな文章があった。

『探偵小説作家の江戸川乱歩(らんぽ)はかつて「活字の船」といいました。

読書というのは活字という船に乗って大きな海に乗り出すことである、という意味です。

じっさい、文字だけを読んで「これは面白い」と思うのはやはりかなり高度な作業なのです。

絵であれば、見ればすぐわかりますが、文字はそうはいきません。

イメージは自分の頭のなかでつくらなければいけない。

自分の好きなように空想力の翼を広げることができます。

そういう意味でも読書は、活字という船に乗って異次元の世界にまで漕(こ)ぎ出ることなのです。』


読書というのは、孤独な作業だ。

独りで読み、考え、想像し、本の世界に浸りきる。

孤独でいても、それを楽しむことができるのを大人という。

まさに、読書こそ大人の楽しみの最たるものだ。


本の著者たちとつき合うため…

「活字の船」に乗り、読書という異次元の世界に漕ぎ出してみたい。




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