国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

2. 学科教習

2021-04-20 | 運転免許
ご存知の通り学科教習はただ座っているだけでハンコが押してもらえます。(理解度をチェックするための課題が出たりするようなことはありません。)それゆえLindaが一人で受講しても全く問題はなく、家でしっかり勉強して試験にさえ通ればいいという考え方もアリでしょうが、授業で教えてくれる重要なポイントを知っておいた方が良いだろうと思ったので、途中から私が同席することになりました。(下画像の時間割で丸付き数字が第1段階の学科教習ですが、10月3日の⑧を受けて帰宅した後に「やっぱり一人ではダメ」と言われたのでそうなりました。)順序は問われず、土日と夜間だけで⑩まで受けられるため、それは十分可能でした。

ところで②〜④を受けた同月4日の3時間目のことだったのですが、授業開始前に教習原簿を集めに来た教官と目が合い、向こうが何か聞きたそうだったので「妻は日本語が解らないので同席させてもらっています」と先手を打ってみたら、「許可は取っていますか?」と返されました。それまで1度も言われたことがなかったため面食らいましたが、正直に「いいえ」と答えたところ、その教官は「試験でも補助は一切できないことになっています。下で確認してきます。」と言って教室を出て行きました。結局、同席を認めてはもらいましたが、その時は「気難しそうな人」という印象を抱かずにはいられませんでした。けれども後になって判ってみれば、そのS先生は技能教習で親身になってLindaを指導して下さった教官(まさに恩人)のうちのお一人だったのでした。

おまけ
 学科教習では他にもう一人、忘れがたい教官がいます。都合4回その人の授業を受けたでしょうか。視線が落ち着かずパッと見は挙動不審(失礼)。けれども話はメチャメチャ上手い。時間当たりの口数の多さでは群を抜いていました。口癖は「極める」(知識を完全に身に付ける)と「俺と絡んだ奴は」(自分の授業を受けた人は)。あと「ハッキリ言って暴言ですけど」「メチャメチャ偏見入ってますけど」のような前置きに続けて過激な発言をすることも度々。それが可笑しくて何度吹き出しそうになったことか。どことなく雰囲気がお笑い芸人の小峠英二氏(バイきんぐのツッコミの方)と似ているようにも思いました。毛髪の量もそうですが(というより小峠氏は剃っちゃってますけど)、それ以上にイラチっぽい話し方が。そういえば後に相方となる西村氏と出会ったのは自動車教習所の合宿だったそうです。(それゆえ教習所をネタとした名作コントも生まれました。)あの先生はお笑いの道に進んでもきっと成功を収めただろうと勝手に思っています。
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