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中小企業診断士・人気プロ研修講師・コンサルタント・人気プロコン塾売れプロ塾長あお先生こと青木公司の元気が出るブログ

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日本一働く幸せに溢れた会社!日本理化学工業シリーズ1

2009-02-18 10:07:12 | 日本理化学工業のお話
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おはようございます。中小企業診断士の青木公司です。

本日は日本一従業員を大切にする会社、日本理化学工業株式会社のお話をします。

http://www.rikagaku.co.jp/

日本理化学工業は日本のチョークシェア30%を占める会社です。

最近では環境に優しい粉の出ないチョークを開発しています。

しかし、さらに有名なのは障害者雇用の推進です。なんと70名中、57名が知的障害者。その半分が重度の障害者です。

正社員として雇い、月12万円以上の最低賃金を守った報酬をきちんと支払っています(そうでない会社も多いです。それもやむをえないと思います)。

最初の障害者雇用は50年前。社長が近くの養護学校の先生から「養護学校の生徒2名を貴社で雇ってくれないか。」といわれたことがきっかけです。

当初社長は「障害者には無理では」と思い断りますが、養護学校の先生が「この子達は一生働かず、一生を終える。それは本当にかわいそうだ。そういうことがないようにしてあげたい。雇うのが無理なら、2週間だけ職業体験させてくれ。」何度も何度も繰り返す、熱意に負けて2週間だけの約束で受け入れます。

2名の養護学校の生徒がきます。

彼らはもちろんすぐに仕事を覚えることはできません。

でも一生懸命、一生懸命働きます。

昼食時間になっても休憩時間になっても、もうやめなさいといわれるまで、手を休めることなく働く彼等。
誰よりも一生懸命一生懸命一生懸命・・・。

職業体験が終了する2週間後、社長は会社の全従業員に取り囲まれます。

「社長。お願いです。あの子達を雇ってあげてください。あの子達ができない分は全力で私たちがサポートします!」

「社長!お願いします。。あの子達を雇ってあげてください!」

社長は心を打たれ、その養護学校の生徒たちを雇うことを決めました。

そうして始まった日本理化学工業の障害者雇用。彼らは大切な戦力です。

そして50年たった今。

まだ、その時に雇われた少女は、今、素敵なおばあちゃんになっています。
そして、今も、現役で日本理化学工業で働いています。

「社長さんと出会えてよかった。」そういってキラキラの笑顔で一生懸命、今も働いています。

働くことの幸せを一杯にかみ締めて。

日本理化学工業の4つの理念。

「人に愛されること。人に褒められること。人の役に立つこと。人に必要とされること」

それが昔も今も貫かれているのです!

PS このブログを書きながら、思わず涙がこぼれてしまっています。馬鹿みたいですね。でも、本当に会社が大切なのはこういうことなのですね。

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