ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

アリバイ作り

2004年12月05日 | ましこノート
大野防衛庁長官がイラク・サマーワに向け出発した。
この10日にも小泉首相が自衛隊サマーワ駐留延長を決定するので、その前にサマーワでの自衛隊の活動が人道復興支援に貢献している、そしてサマーワは非戦闘地域だと既定事実を造るために急遽サマーワに飛んだのである。
武部自民党幹事長、冬柴公明党幹事長がサマーワに行くことも全く同じ理由である。 どうせ完全護衛され安全な場所を選びサマーワで自衛隊を激励してくるだけである。
パフォーマンス優先ミエミエで国民はこんな事で騙されない。

小泉首相が今やらなければならないのは国民と国会に説明責任を果たすことである。
何故駐留延長が必要なのか、サマーワでどんな活動をしているのか、いつまで延長するのか、経費はどのくらいかかるのか等国会開会中に議論をし説明責任を果たすべきだった。

民主党は派遣そのものに反対であり勿論延長に反対である。
命令により派遣された自衛隊に責任はない。彼等の安全を願い無事の帰りを祈る。