ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

大きなツケ

2005年12月01日 | ましこノート
今日から師走、今年も残り1と月となった。ましこノートも先月一日以来、
少々創作意欲に欠けサボってしまった。
今日から気持ちも新たに再開していきたい。


総選挙が終わって三ヶ月になる。小泉マジックに酔いしれた時間もそろそろ
終わりに近づいてきた。「物言えば唇寒し」こんな世相に何となくなっている
政治が心配である。

先日、後援会の席で偉大なるイエス・マンと自慢げに演説している自民党幹事長の
話題になった。「賛成(酸性)土壌には良い作物は絶対に出来ない」と話す仲間に
拍手喝采!その通りである。それにしてもおかしい世の中である。

民主党の不祥事は論外だが、マンションなどの耐震強度偽装問題は国会での
参考人質疑がテレビで全国放送されているにも関わらず益々薮の中の様相であり、
解明の質問も中途半端、関係者全員が無責任な答弁をしている。

特に一番問題がある民間指定確認検査機関に対しての追求があまい。
役人の天下り機関であり構造的問題機関は明白なのだからここを突かなければ
ならない。

年の瀬を迎えてやり切れない気持ちでいるのは選挙に負けた者だけでなく、
真面目に働き生活している人達だろう。小泉政治の大きなツケが来年はドット
まわってくるだろう。だから物を言う政治家が必要になってくる。