ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

沖縄県知事との懇談

2004年10月06日 | ましこノート
外務委員会派遣の最終日、尖閣諸島視察を終え石垣島での石垣市、竹富町、 与那国町の陳情・要望を受け、今朝那覇に戻った。

早速沖縄県庁で稲嶺県知事との懇談を行い、米軍ヘリ墜落事故原因解明、 二日前のF-15接触事故、普天間飛行場移転、辺野古新飛行場建設、米軍基地本土移転、日米地位協定、地元負担削減など多くの陳情を受けた。

私は知事に米軍基地と沖縄経済の関係は非常に密接な関係がある。 米軍基地本土移転の小泉発言に対して沖縄として小泉発言に振り回されず明確な方針を確認しておくことが重要であると見解を求めた。
稲嶺知事はっきりと沖縄は米軍基地が無くなっても経済的自立をしていけるようにしなければならないし、自立できる自信を持っていると、はっきりと答えた。 日米関係と県民の間で沖縄は難しい立場にある。

沖縄だけに負担と犠牲を押し付ける時期は過ぎた。 あらためて我々政治にかかわる者は沖縄問題に真剣に取り組み多くの課題を 解決しなければ戦後は終わらない、と認識させられた外務委員会委員派遣の 結論である。