ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

最後の旅

2009年07月07日 | ましこノート
麻生首相がイタリアでのサミットに昨晩旅立った。

政権基盤のない首相は各国首脳陣から相手にされず、傷心のまま帰国するようになるだろう。

恒例の外遊中の記者懇も取りやめるほど追い込まれている。

12日の都議選も自公過半数割れの可能性があり、そうなれば間違いなく麻生退陣となる。

そうなれば、誰か次期総理になれば組閣後直ちに解散・総選挙になる。

今、誰がポスト麻生の首相になるかよりも、総選挙後の民主党政権になった時、

自民党の解党危機と公明党の政権擦り寄りが取り沙汰されている始末である。

しかし重要なことは、来年の参議院選挙まで政局は続くとの認識と覚悟である。

「政界は一寸先は闇」との先人の言葉通り、何が起きるか分からない。

油断大敵であるが、麻生首相にとっては最後の旅になることだけは間違いない。

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