ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

通常国会召集

2008年01月18日 | ましこノート
今日、第169通常国会が召集された。
6月15日までの150日間である。
会期延長は一度だけできる。
今日は天皇陛下をお迎えして、参議院本会議場で開会式が
行われた後、衆参両院で総理大臣の施政方針演説始め外務、
財務、経済財政担当三大臣演説が行われた。
とくに目新しい中身はなく、総花的演説であり厳しい日本
の現状を打破し、夢と希望の持てる改革に満ちた国家
ビジョンのない内容であった。また四大臣とも演説が下手
くそで、内容の悪さをカバーする事が出来ないから、尚更
議場はお通夜のようで、与党からもほとんど応援の拍手も
ない。とくに参議院は二番煎じであるから、演説する四人
の大臣も気合いが入らず、シラケムードである。
今後は開会式のように、衆参両院一緒に施政方針演説や、
所信演説は行ったほうがいいかもしれない、検討の余地
ありである。
しかし今通常国会は重要案件が数多い、予算案はもちろん
の事、関連法案の暫定税率他租税特別措置法が沢山あるし、
各委員会とも非常に多い。
我が経済産業委員会は独禁法改正、割賦販売法改正、地球
温暖化防止法、中小企業対策関連法案など10本の法案を
審議する予定である。施政方針演説は二番煎じだが法案は
参議院が生殺与奪権を持っている。
責任と自覚を持ってしっかりやっていく。

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